悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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HEROES:RISING Ⅸ

デルタの提案に対して、疑問に思う。

 

「あぁ!デルタを弾丸でやってやるです!」

 

爆豪が眉をひそめる。

 

「おめぇ……何言ってんだ?」

 

「あのバリアを突破するには、一点突破しかないんですよ」

 

デルタは肩を回しながら説明した。

 

「バリアを貫通できるほど高速でぶつかればいいんですよぉ!」

 

「つまり……僕が足場を作って、君を打ち出すということ?」

 

緑谷が察して尋ねると、デルタはニヤリと笑った。

 

「そういうことです!」

 

爆豪が歯ぎしりした。

 

「こいつの力を借りるだと?冗談じゃねえ!」

 

「だが他に手があるのかぁ?」

 

デルタが睨む。

 

しばしの沈黙の後、爆豪は舌打ちした。

 

「……仕方ねぇ。だが失敗したらぶっ殺すぞ」

 

三人は位置についた。

 

緑谷がワン・フォー・オールを構え、爆豪が両手に爆破の準備を整える。

 

デルタは獲物を狙う獣のように低く構えた。

 

「3秒後に打ち上げます!」

 

緑谷の声が響く。

 

「2……1…」

 

カウントダウンと同時に緑谷の足元から強烈な震動が走った。

 

ワン・フォー・オールのエネルギーが地面を這い、デルタの足元に到達する。

 

「今だぁっ!」

 

緑谷の掛け声と共に、巨大なエネルギー柱が地面から噴き上がった。

 

デルタはそのエネルギーに乗って一気に十数メートル上昇する。

 

空中で体制を整えたデルタは叫んだ。

 

「今です!」

 

地上で待機していた爆豪が両腕を広げる。

 

爆豪を中心に円を描くように爆風が走り、遠心力でデルタを捉えた。

 

「クソがっ!耐えろよぉぉ!」

 

爆豪が咆哮する。

 

爆発の連鎖反応で生まれた渦がデルタを包み込み、徐々にその速度を上げていった。

 

まるで巨大な弓矢の弦が引き絞られるかのように。

 

「この野郎ぉぉぉぉぉぉ!!」

 

爆豪の最終爆破。

 

デルタの身体は超高速で射出された。

 

「グルァアアアアアッ!」

 

空気抵抗すら切り裂く速度。

 

その先にあったのはナインの九本目の尻尾が展開したバリアだった。

 

「フハハ!自滅する気か!?」

 

ナインの嘲り声。

 

「いいや!この勢いがあれば十分だ!!」

 

そうしていると、デルタはその腰にあるデルタウルフゼツメライズキーの銃口部分を外す。

 

そして、代わりに装填したのは。

 

『SET UP』

 

「ガァァァァァ!」

 

『『DUAL ON!HYPER LINK!LASER BOOST!READY FIGHT』』

 

鳴り響く音声。

 

それに合わせるように、デルタバルカンの姿が徐々に変わっていく。

 

デルタの、その身体は赤く染まっていく。

 

そして。

 

『REVOLVE ON』

 

「っ!」

 

鳴り響いた音声。

 

同時に見つめた先にいたのは、巨大な漆黒の狼。

 

その狼は巨大な口を開きながら、真っ直ぐとナインへと噛み付く。

 

ナインは、その攻撃を防ごうとした。

 

だが、勢いと共にその威力は増しており。

 

「っ!」

 

戦いは、完全な決着を告げる爆発が起きる。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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