「ボス!今度は一緒に島に遊びに行くです」
「いやぁ、しばらくは無理だからな」
無事に護衛が終わって、帰ってきたデルタは、そのまま俺の頭の上に乗っていた。
かなり長い期間離れていた事もあってか、かなりの力で抱き締めている。
「それにしても、まさかこの馬鹿犬を吹き飛ばす程の奴が現れるなんてね」
「あぁ、馬鹿にしているのか、雌猫」
「まぁ、ただの馬鹿力に頼りにしていたらね。まぁ、どっちにしてもそんな力を持つ奴がいるなんてねぇ」
そうしながら、デルタが島で戦った敵であるナインに関する情報を見ていた。
本来、デルタから聞く必要はあるが。
那歩島の海辺にあるアジトに戻ってきた瞬間、俺はまずデルタの持つレーザーブーストライザーに目をつけた。
「イータ、解析頼む」
部屋の隅でキーボードを叩いていたイータが顔を上げた。彼女は白衣の袖をまくり上げながら不気味な笑みを浮かべる。
「任せて、コレが例のサンプルデータ?」
彼女はデルタから受け取ったレーザーブーストライザーを手に取り、慣れた手つきで端子を接続する。電子音とともにホログラムが展開された。
「なるほどなるほど……ナインはあのオール・フォー・ワンに似た個性を持っているねぇ、つまりは脳無みたいな奴だねぇ」
「それじゃ、そいつが緑谷君を?いや、それとは関係ないかもしれないけれど、何かしらの影響があるかもしれないね」
イータは楽しそうにデータをスクロールする。
「ナインの個性も見る限り面白いけど、そのナインは」
「ガゥ、逃げられたです」
「・・・俺と似たようなワープ系、つまりは黒霧か」
ナインが、その場から姿を消させた犯人が敵連合の1人である黒霧であると判断する。
それにしても、そんな敵連合と何故関係が?
そう思った。
「まぁ、どっちにしても、今、調べるべきはあの面倒な奴らでしょ」
「死穢八斎會」
死穢八斎會は小さいながらも若頭を中心に活発に活動しており、他の犯罪組織との交流の多さ等もあって、裏社会においては根強い影響力を持つ。
主に非合法薬物の売買を行っていたが、オールマイト引退とオール・フォー・ワン逮捕を受け、ヴィラン連合と接触するなど本格的に活動を開始した。
『気に入らない道具を最近なって使い始めた奴がいた。今は所属しているけど、気にいらないからよぉ、来てくれないか』
その話は確かにあった。
「うん、死穢八斎會のデータを集めましょう」
「そうですね」
そうして、次のターゲットは死穢八斎會という事になった。
「・・・本当に面倒な事になりそうだな」
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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戦隊レッド異世界で冒険者になる