ライドブッカーとドリルクラッシャーが擦れ合い、青白い火花が夜空に散った。剣が互いに引かれ合うような引力を感じる―――相手の技量を測っている証拠だ。
「フンッ!」
俺はライドブッカーを逆袈裟に振るった。刀身が光を浴びて妖しく輝く。メタルビルドはその斬撃をドリルクラッシャーで受け止め、火花と共に金属音が炸裂した。耳を劈く甲高い音色が戦場を支配する。
「甘い!」
奴の反撃は鋭く速い。ドリルクラッシャーの柄尻を突き出してきた。俺は半身になってこれをかわし、同時に回転する刃の間隙にライドブッカーをねじ込んだ。鋼と鋼が激突する衝撃で手首に痺れが走る。
刃先が微かに震えているのがわかる。まるで生物同士が争っているかのようだ。一瞬の拮抗から再び距離を取ると、奴はドリルを高速回転させて薙ぎ払いを放つ。
それと共に。
メタルビルドが嗤う。
「これがオレの力だ……地面もオレの一部!」
彼が足で地面を叩く。次の瞬間――
「!」
足元が不自然に盛り上がり始める。黒い土塊が急速に凝固し、巨大な石の腕となって俺を掴もうと伸びてくる!
「チィッ!」
咄嗟にライドブッカーを盾にしながら後方へ跳躍。しかし地中から次々と生え出る石の手が俺の退路を塞ぐ。そのうち一本が俺の右足首を掴んだ。
拘束力は想像以上だ。まるで生きた怪物のように土の手が締め上げてくる。メタルビルドが余裕綽々に近づいてくる――
だが。
「似たような事だったら、こっちでも出来るんだよ」
『FINAL KAMEN RIDE GOTCHARD RAINBOW!ガッチャーンコ!ガッチャ! &ゴー!レインボーガッチャード!ガッチャード!ガッチャーーード!!』』
鳴り響く音声と共に俺の身体は、その名の通りまさしく虹色を思わせるアーマーを身に纏った虹色のガッチャードへと既に変わっていた。
俺の変化に、メタルビルドは気付かなかった。
そして、先程から俺に襲いかかる土の腕が締め上げる感覚。普通なら骨ごと砕かれる威力だ。だが今の俺は違う。
「悪いけど、こんなの朝飯前だよ」
それと共に、俺は。
「万物はこれなる一者の改造として生まれうく」
その一言と共に軽く振るった右手に熱を宿すと同時に、土の腕が虹色に光り始め、メタルビルドの方へと動き出す。そのまま奴に向かって投げ飛ばす。
「な……!?」
驚く顔を見た瞬間、左手からさらに虹色のエネルギーを解放。投げた土の腕が空気を吸い込みながら膨張し始める。
「面白いだろ、錬金術はな!」
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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戦隊レッド異世界で冒険者になる