土の塊が俺の手の中で命を得たように蠢く。虹色の輝きを帯びたそれは、メタルビルドの防御をすり抜けるように飛びかかった。
「分解できるものならやってみろ!」
「ほう……こんなもので俺を……!」
メタルビルドの掌が閃光を放つ。分子レベルで解体するその力が土塊を飲み込もうとする―が、無駄だ。錬金術は物理法則を超越する。
俺の意志に呼応して土塊が変化する。地面に敷かれた鉄骨やプラスチック片が融合し、巨大な生物の口のような形状になった。それは分解の力を喰らい尽くすようにメタルビルドへ牙を剥く。
「なに!?分解が効かない!?」
困惑するメタルビルドへ向け、俺は周囲の瓦礫を一斉に錬成する。壁だった鉄筋は竜巻のように旋回し、窓ガラスは透明な槍となって雨のように降り注ぐ。
「錬金術はね、君の科学とは違うんだ。素材を選ばないって意味でな」
メタルビルドが空中へ逃げる。だが俺は建物自体を錬成対象にする。柱が鞭のようにしなり、天井が粘土のように融けて襲いかかる。
「貴様……なんということを!」
追い詰められたメタルビルドが最後の抵抗を見せた。大量の金属粉末を撒き散らし、光のバリケードを作り出したのだ。しかし――
「そんな安っぽい障壁じゃ……」
俺はその場の空気を"錬成素材"として利用した。酸素と窒素の分子を再配置し、不可視の刃となって光の壁を切り裂く。
「バカな……」
驚愕するメタルビルドの前に、俺は。
「さぁ、行くぜ、デルタ!」
『HOPPER1! シャイニング!STEAMLINER! シャイニング!ライジングソウル!シャイニングデイブレイク!』
俺は瞬時に腰の横に装填したケータッチ21を操作する。
それと共に鳴り響く音声と共に、デルタの方へと2枚のカードが集う。
同時にデルタは、その身体に紫とオレンジのグラデーションがかかったマントを装着し、頭部には下向きの矢印のゴーグルがついている。
「わふぅ!太陽は暖かくて大好きです!」
「なんだと」
「ゼータ!」
『スターガッチャード!スーパー!』
そうして、俺の声に合わせるようにゼータの元にも5体のケミーが迫る。
その5体のケミーはそのまま、ゼータのアーマーとなって、新たな姿になる。
「・・・ケミーか、懐かしいね、この感覚は」
すると、ゼータは懐かしそうに、そのままケミーを見つめる。
「イータ!」
『レジェンド・レジェンド・レジェンド!ライナー・ライナー・ライナー!レジェンドライナー!』
それと共にイータの元には黄金の汽車と共に、黄金のアーマーを身に纏う。
「・・・ツカサと似た力、良いねぇ」
そうしながら、新たな姿へと変わると共に。
「なんだ、それは」
「これが、自由な錬金術だ」
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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アカメが斬る!
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ブルーアーカイブ
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戦隊レッド異世界で冒険者になる