ゼータは、その場にいた緑谷と知らない青年を連れて、その場を離れた。
すぐ近くに止めていた車に無理矢理乗せ、すぐにその場から離れた。
「おっおい、この綺麗な嬢ちゃんは」
「…ヒーローの一人であるゼータさん。表ではあまり活躍しない人物で個性の関係性もあって、夜に主に活動している人だけど、なんでこんな所に」
それと共に緑谷はすぐに警戒している。
彼自身、自分の状況を理解している様子の為、すぐに動ける様子だった。
「まぁ、そんなに警戒するなってのは、可笑しな話だね。けれど、私は君達の敵になるつもりは微塵もないから」
「それを信用するとでもって」
そう、青年は思わず叫ぶが同時に自分の首に違和感を感じた。
それと共に見つめた先にはワイヤーがあった。
(気づかなかったっ!早すぎて、見る事も)
「まぁ、私が敵だったら、この時点で君は死んでいた訳だ。力量の差は分かったよね」
「…何が目的ですか」
緑谷はそれを理解しながらも、隣にいる彼を守る為にあえてゼータに尋ねる。
すると、ゼータは見つめる。
「君達が狙われている理由を知りたい」
「おっ俺達が狙われている理由って」
「なんでそんな事を」
それに対して、ゼータは注意深く見ながらも、溜息を吐く。
「ヒューマライズ」
「それって」
「さっき、君達を襲ってきた奴らだと思う。その証拠にあの時の緑のフードの敵は君達を狙っているのを2度、見たからね」
「2度?」
「気付かなかった?橋で狙われた時に途中で攻撃が止まったの」
「あっ!」
それと共に緑谷は気付いたように眼を見開く。
「もしかして、その時に」
「川に流されたからどこにいったのか分からなかったからね。けれど、そこから行動パターンを考えて、目的地だと思われる場所を突き止めた結果かな」
「それじゃ、ゼータさんって」
「ヒューマライズをぶっ潰す。その為に今は行動している」
それを聞いて、少しだけ警戒を緩める緑谷。
それと共に。
「実は」
それと共に緑谷はこれまでの経緯を軽くだが説明した。
隣にいる青年、ロディ・ソウル。
宝石入りのスーツケースを持って逃げたロディを追いかける緑谷でしたが、途中でケースは別の物と入れ替わっていました。
それが原因で事件に巻き込まれた出久は、全国指名手配されてしまい一緒に隣国クレイドを目指していた。
「…なるほどね、それが入れ替わった経緯が」
「ケースの中身、知っているんですか!」
そう、緑谷は聞くと。
「裏で色々とね、その結果、そこにいる彼が持つケースはヒューマライズの一員が持っている物だって分かったよ」
「なっ」
「それじゃ、狙われた訳はそういう」
「そっ、ついでに君が指名手配されたのも、そのケースの秘密を知られたと思われたからだろうね。だからこそ、これはチャンスなんだよ」
「チャンス、そうか!ケースの中にはヒューマライズの情報がある!そこから事件の解決につながるかもしれない!」
「だっだったら、早くなんとかしてくれよ!」
「…それが、そう簡単に出来ないんだよねぇ」
そうしながら、ゼータはそのまま溜息を吐く。
「どうしてなんだ?」
「指名手配した経緯から考えて、この国はヒューマライズの支配下だと考えても良い。それじゃ、どこの誰を信用しても良いのかなんて、分からないじゃない」
「そっそんなぁ」
「だっだったら、ディケイドさんは!」
「でぃディケイド?」
「ゼータさんと同じ事務所のヒーローで、その個性を使えば、一気に別の場所まで行けるはず!」
「おぉ、マジか!」
「それも無理」
「なんで!」
「確かにオーロラカーテンでの移動は可能だよ。けれど、ディケイドは現在、様々な場所でヒーロー達の移動を手伝っている。もしも、私達の所に行ったなんて知られたら、ヒューマライズが何をするか分からない」
「そっそんなぁ」
「だからこそ、当初のプランでやるしかないね」
「それって」
そうして、ゼータは笑みを浮かべ。
「クレイドへと向かおうか」
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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