悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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ワールドヒーローミッション Ⅳ

ゼータは、その場にいた緑谷と知らない青年を連れて、その場を離れた。

すぐ近くに止めていた車に無理矢理乗せ、すぐにその場から離れた。

 

「おっおい、この綺麗な嬢ちゃんは」

「…ヒーローの一人であるゼータさん。表ではあまり活躍しない人物で個性の関係性もあって、夜に主に活動している人だけど、なんでこんな所に」

 

それと共に緑谷はすぐに警戒している。

彼自身、自分の状況を理解している様子の為、すぐに動ける様子だった。

 

「まぁ、そんなに警戒するなってのは、可笑しな話だね。けれど、私は君達の敵になるつもりは微塵もないから」

「それを信用するとでもって」

 

そう、青年は思わず叫ぶが同時に自分の首に違和感を感じた。

それと共に見つめた先にはワイヤーがあった。

 

(気づかなかったっ!早すぎて、見る事も)

「まぁ、私が敵だったら、この時点で君は死んでいた訳だ。力量の差は分かったよね」

「…何が目的ですか」

 

緑谷はそれを理解しながらも、隣にいる彼を守る為にあえてゼータに尋ねる。

すると、ゼータは見つめる。

 

「君達が狙われている理由を知りたい」

「おっ俺達が狙われている理由って」

「なんでそんな事を」

 

それに対して、ゼータは注意深く見ながらも、溜息を吐く。

 

「ヒューマライズ」

「それって」

「さっき、君達を襲ってきた奴らだと思う。その証拠にあの時の緑のフードの敵は君達を狙っているのを2度、見たからね」

「2度?」

「気付かなかった?橋で狙われた時に途中で攻撃が止まったの」

「あっ!」

 

それと共に緑谷は気付いたように眼を見開く。

 

「もしかして、その時に」

「川に流されたからどこにいったのか分からなかったからね。けれど、そこから行動パターンを考えて、目的地だと思われる場所を突き止めた結果かな」

「それじゃ、ゼータさんって」

「ヒューマライズをぶっ潰す。その為に今は行動している」

 

それを聞いて、少しだけ警戒を緩める緑谷。

それと共に。

 

「実は」

 

それと共に緑谷はこれまでの経緯を軽くだが説明した。

隣にいる青年、ロディ・ソウル。

宝石入りのスーツケースを持って逃げたロディを追いかける緑谷でしたが、途中でケースは別の物と入れ替わっていました。

それが原因で事件に巻き込まれた出久は、全国指名手配されてしまい一緒に隣国クレイドを目指していた。

 

「…なるほどね、それが入れ替わった経緯が」

「ケースの中身、知っているんですか!」

 

そう、緑谷は聞くと。

 

「裏で色々とね、その結果、そこにいる彼が持つケースはヒューマライズの一員が持っている物だって分かったよ」

「なっ」

「それじゃ、狙われた訳はそういう」

「そっ、ついでに君が指名手配されたのも、そのケースの秘密を知られたと思われたからだろうね。だからこそ、これはチャンスなんだよ」

「チャンス、そうか!ケースの中にはヒューマライズの情報がある!そこから事件の解決につながるかもしれない!」

「だっだったら、早くなんとかしてくれよ!」

「…それが、そう簡単に出来ないんだよねぇ」

 

そうしながら、ゼータはそのまま溜息を吐く。

 

「どうしてなんだ?」

「指名手配した経緯から考えて、この国はヒューマライズの支配下だと考えても良い。それじゃ、どこの誰を信用しても良いのかなんて、分からないじゃない」

「そっそんなぁ」

「だっだったら、ディケイドさんは!」

「でぃディケイド?」

「ゼータさんと同じ事務所のヒーローで、その個性を使えば、一気に別の場所まで行けるはず!」

「おぉ、マジか!」

「それも無理」

「なんで!」

「確かにオーロラカーテンでの移動は可能だよ。けれど、ディケイドは現在、様々な場所でヒーロー達の移動を手伝っている。もしも、私達の所に行ったなんて知られたら、ヒューマライズが何をするか分からない」

「そっそんなぁ」

「だからこそ、当初のプランでやるしかないね」

「それって」

 

そうして、ゼータは笑みを浮かべ。

 

「クレイドへと向かおうか」

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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