ヒューマライズの計画。
轟達と無事に合流する事が出来たゼータ達は、これまでは追っ手から逃れる為に活動していた所から一変。
落ち着いてスーツケースを調べる事が出来るようになった。
その最中で、スーツケースの中に隠されていた物を見つけ出す事が出来た。
スーツケースの中に隠されていたパズル。
パズルの内容は難しく、一同が困惑していたが、それを簡単に解いた人物はロディであった。
なぜ、パズルを簡単に解けたのか。
それは幼い頃、同じようなパズルを父親からプレゼントされたからだ。
「まぁ、親父はヒューマライズに入ったって聞いたけど」
「・・・」
それと共にロディの表情はどこか暗かった。
同時にゼータは何かを察してしまう。
「入ったというのは違うかもしれないね。この場合は」
「えっ、けど」
「どちらにしても、情報を調べる為にも、ほら」
そう、ゼータは取りだしたノートパソコン。
そこにメモリを装填した。
そのメモリから流れた音声ファイルがあり、再生された声の主。
「アラン・ケイだって」
「知っているんですか?」
「・・・今、病院に入院しているヒューマライズの一員だよ。けれど」
それと共に、アランによって、明らかにされた事実。
それは、ヒューマライズによって、数多くの科学者が攫われた。
科学者達は無理矢理個性因子誘発爆弾の製造。
そして、これから起きるテロの事。
全ての告発が、ここにはあった。
「統括本部にこの情報を送ってヒーローチームの撤収を──」
「するわきゃねーだろ!」
「ヒーローはトリガーボムを捜し続ける。たとえ爆弾の目標が自分たちだったとしても、罠だとわかっていても、救いを求めている人たちがいる限り、その人たちを置いて逃げるなんてことヒーローなら絶対にしない──そこまで考えての作戦なんだ」
そこまでの残酷な作戦を聞いて、彼らは暗い空気になっていた。
だが。
「・・・一瞬だけだったら、いけるかもしれない」
「ゼータさん」
同時にゼータはすぐにその手にあるスマホに電話をかける。
「・・・ツカサ、一瞬だけ、力を貸して」
それをかけた相手。
その名前を知っているのは、この場で轟だけだった。
『何があった』
「奴らの基地が分かった。けれど、そこに向かうにはここからじゃ遠い」
『俺の方も今は市民の避難であまり手を貸せないが』
「一瞬だけで良い。ここにいる私達でなんとかする」
電話越しで、ゼータの声。
それを聞き。
『さっさと片付けろよ』
同時に彼らの前に現れたのはオーロラカーテン。
それを見た瞬間。
既に彼らがいた場所は全くの別の場所。
森林の中へといた。
3rd舞台となる世界は?
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