街全体が俺たちを拒絶しているのが肌で感じられる。道路沿いの店舗はシャッターを下ろし、窓は黒いカーテンで閉ざされ、街灯さえも半分が消えている。人々は建物の奥に引っ込み、僅かに外に出ている者は怯えたようにこちらを盗み見る。
「情報通りだな」
俺は灰色の空を見上げながら呟いた。アスファルトの匂いに混じって硝煙の臭いが鼻をつく。
「まるで廃墟みたいです」
デルタが物珍しそうに周囲を見回す。だがその瞳には獲物を探す猛獣のような鋭さが宿っている。
「まぁ、ここからの事を考えればね」
イータがデータ端末をチェックしながら報告する。
「そりゃあね。こんな無法地帯になったら当然でしょう」
ゼータが冷静に状況を分析している。
「停まれ」
低い声が路地裏から響いた。
黒のフェイスマスク、紫色をベースに黒の矢印マークがスーツ、緑色のマントとグローブ、黒のベルトとブーツを装着している。
「スライディン・ゴー……」
俺が名前を呼ぶと男は僅かに眉をひそめた。
「ご存知とは光栄だ。だが一つ忠告しておく。このエリアは今デトネラット社の管理下にある。外部の人間が干渉することは許されない」
「解放軍に楯突くなら容赦なく排除する」
淡々と答えた言葉に対して、俺達の答えは決まっている。
「あのなぁ、その辺は既に準備は出来ているけど」
「えっ」
「この街のほとんどが敵である事も調べているからね、だからこそ」
「封鎖も終わっている」
「ぇっ」
それと共に、周囲の奴らは何やら驚いた様子。
それは、ネットを繋げていた電波が全て消えたのが理解出来た様子。
「獲物が、いーち。にー。さーん!!!たーくさーん」
同時に、デルタはようやく鎖から解放されたように獰猛な笑みを浮かべる。
「えっ」
「まぁ、こうやって、敵意を向けてくれて、助かるよ。それに、こっちの方が楽だからね」
ゼータもまた、デルタと同じように獰猛な笑みと共に、その手にあるドライバーを腰に巻く。
「・・・普段は出来ない実験も十分に行えるから、本当に楽しみ」
そして、イータもまた同じだった。
「そういう事だ」
それと共に、俺は、そのまま懐にあるネオディケイドライバーを取りだして、腰に巻く。
「それは、まさかっ」
「さて、ネットの情報も遮られた。記録媒体もここでは不可能。そして、お前達をここで捕まえる。故に、ここで使わせて貰うぞ」
同時に、俺はその手に持つカードを翳す。
それに合わせて、3人も合わせて、各々の変身アイテムを構えると共に。
「「「「変身」」」」
3rd舞台となる世界は?
-
魔法少女リリカルなのは
-
魔法少女まどか☆マギカ
-
アカメが斬る!
-
ブルーアーカイブ
-
戦隊レッド異世界で冒険者になる