「よし!今日は暴れて良いんですね!」
デルタは嬉しそうに両手を握りしめると、地面に力強く踏み込んだ。アスファルトが蜘蛛の巣状に砕け散り、爆風が周囲の瓦礫を舞い上げる。
「死ねッ!」
スライディン・ゴーが瞬時に加速し、デルタに襲い掛かる。緑のマントが風を切り裂き、鋭い拳が彼女の顔面を狙う。
「遅いですよ?」
デルタは嘲笑うように呟くと、迫り来る拳を片手で受け止めた。
まるでガラスが砕けるような音と共に、ゴーのグローブの合金プレートが粉々に砕け散った。衝撃波が放射状に広がり、周囲の看板や街灯が根こそぎ吹き飛ばされる。
「なっ……!?」
「ボスは殺しちゃダメって言ってましたからね~」
デルタは余裕綽々でゴーの顔面を鷲掴みにした。その指がメキメキと歪み始め、ゴーのヘルメットに亀裂が走る。
「ぐあぁっ!」
ゴーが悲鳴をあげる中、デルタは容赦なく彼を宙高く放り投げた。二十階建てのビルの高さまで舞い上がったゴーは、屋上のアンテナに激突し、再び地上へと急降下する。
地面に叩きつけられたゴーを中心に半径五メートルのクレーターが生まれた。コンクリートが粉々に砕け散り、砂埃が天高く舞い上がる。
「ちょっと力加減が難しいですね~」
デルタは満足げに伸びをすると、次の獲物を探して周囲を見回した。その途端、無数の市民が雄叫びを上げながら彼女に襲い掛かる。
「全員まとめてかかってきてください!」
デルタが拳を振るうたびに、家屋が崩壊し道路が陥没した。彼女の通った跡には瓦礫の山と粉塵の嵐が残される。
「……やりすぎ」
イータが苦笑いしながら呟くと、ゼータが静かに答えた。
「それが馬鹿犬だから仕方ないよ、まぁでも、そのおかげでこっちは動きやすいけどね」
「・・・確かに」
それと共にゼータとイータはその場を離れる。
それは、この場にいない敵の幹部を狙う為。
「・・・だったら、俺も行くか」
「えぇ、ボスも行くデスか?」
俺もまたその場から離れようとすると、デルタは少し残念そうに言う。
そんなデルタに対して。
「デルタが強いから任せられるんだ、頼めるか」
デルタに、そう言うと同時にその場から離れる。
その言葉を聞いたデルタは。
「〜!分かりましたよぉ!」
楽しそうに笑みを浮かべながら、目の前に現れた無数の敵達に向けて、走り出す。
今まで以上に楽しそうに。
それと共に、周囲の敵を完膚なきまで蹂躙していくデルタ。その圧倒的な暴力を前に人々は恐れる。その場においては、戦闘による瓦礫などが周囲を埋め尽くしていく。
そして。
「随分と暴れてるようだなぁ」
「誰?私と遊んでくれる人?」
そう見つめた先にいる人物は。
角の生えた昆虫類をモチーフにして作られた怪人。甲殻や角が生えており、見た目だけでわかる強さ。
「だったら、貴方も私の遊び相手になってよっ」
それと共にデルタは目の前の敵に向かって殴りかかる。
敵の力と速さが合わさった最強の鎧甲虫。
それに対して、デルタは楽しそうに笑みを浮かべて挑む。
その戦いが後にこの場において災害を巻き起こす事を予想できないままに。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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アカメが斬る!
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戦隊レッド異世界で冒険者になる