「俺は、剣 大角。これだけの事をしているんだったら」
「さぁさぁ!もっと遊んで!」
デルタが放つ拳が怪物の甲殻に直撃する。衝撃波が放射状に広がり、アスファルトが砕け散る。だが、カブトムシの剣大角は微動だにしない。「ほぉ?」嘲笑うように剣大角が言った。
「なかなかやるじゃねえか」
怪物の関節から蒸気のようなものが噴き出し始めた。全身が鈍く光り始め、甲殻の硬度が増しているのが分かる。
「お前さんの一発は確かに痛ぇ……だがな」
怪物が拳を握りしめる。
「戦えば戦うほど俺は強くなるんだよ」
デルタの連打が続く。左右から挟み込むような高速パンチ。しかし剣大角の反応速度も急上昇しており、すべてを受け止めてしまう。
「ちっ!」
デルタが舌打ちすると同時にもう一度全力の蹴り。
ビルの壁面に叩きつけられた怪物だったが、すぐに立ち上がる。
その傷が既に消えかかっている。
「回復までしてるのか!?」
「言っただろ?」
怪物の目が赤く光る。
「永遠に戦える個性だって」
今度は怪物からのカウンター。巨腕の一撃がデルタの胴体を捉える。鉄塊のような拳が腹にめり込む。
「ぐっ!」
呻きと共に後方へ吹き飛ばされる。建物を二棟貫通してようやく停止。血を吐き出しながらも即座に立ち上がるデルタ。
「まだ立てるか……さすがだな」
デルタが瓦礫の中から這い出すと、怪物が愉悦に満ちた笑みを浮かべる。
「だがこれで終わりだぜ?」
怪物が拳を握りしめる。腕の甲殻が更に肥大化し、まるで巨槌のような形状に変貌した。
「俺はな……この強者なんだよ」
デルタの表情が初めて揺らいだ。
「この街どころか……日本中のどんなヒーローも敵じゃねぇ。俺こそが最強だ」
その言葉にデルタの瞳孔が細くなる。
「ふーん……」
ゆっくりと起き上がりながらデルタが呟く。
「最強?」
怪物が勝利を確信した笑みを浮かべる。
「ああ。この街じゃ誰も俺には……」
「誰が一番強いなんて話をするときはな」
デルタの声が凍るように冷たくなる。
「ちゃんと序列を教えてあげないとね」
その瞬間、怪物が本能的な恐怖を感じ取った。これまでとは違う種類の殺気───冷徹で計算された殺意が室内を支配する。
「な……なんだァ!?」
怪物が狼狽する中、デルタがゆったりと歩み寄る。その一歩ごとに床のタイルが蜘蛛の巣状にひび割れていく。
「最強を決める試合?」
デルタの声音が完全に平坦になる。
それと共にデルタが取りだしたのは、ブーストレイズバックルマークⅡを、そのまま装着する。
「ふんっ」『『DUAL ON!HYPER LINK!LASER BOOST!READY FIGHT』』
デルタは、そのままレーザーブーストフォームへと変身する。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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魔法少女まどか☆マギカ
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アカメが斬る!
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ブルーアーカイブ
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戦隊レッド異世界で冒険者になる