悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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今回は、本編の都合もあり、映画は前倒しとなります。
同時に今作では初めてのコラボとなります。
コラボ先は、夢野飛羽真さんの『俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる』です。
こちらの掲示板形式と合わせて、ぜひ楽しんでください。

https://syosetu.org/novel/375578/


ユアネクスト Ⅰ

夜明け前のロンドン郊外は霧に沈んでいた。建物のシルエットが滲み、石畳の舗道が濡れて月光を鈍く反射している。私は霧の向こうから漂ってくる異様な気配を辿りながら、オーロラカーテンによる移動直後の不慣れな土地を慎重に歩いていた。

 

「さて、ゴルーニファミリーの事を調べる為にも、現地のヒーローと会って、情報を聞きたい所だけど」

 

そんな呟きと共に、俺は歩き始めた。

 

イギリスの片田舎と言うべきか、周囲には田畑が広がっている。それはさすがに農業国家と言うべきかもしれない。

 

そんな風に考えていた時だった。

 

突然耳朶を打ったのは銃声だった。続けて爆発音。霧の中に閃光が走る。

 

「……面倒な展開になってきたな」

 

オーロラカーテンで直接現場に転移してもよかったが、この国の治安機構の動きを見ておくのも悪くない。

 

硝煙の匂いが濃くなるにつれ、人影が増えた。逃げ惑う住民。それを追い立てるように叫ぶ警官たち。そして——霧の向こうに見える“異形”。

 

「なんだあれは……」

 

霧のベールを抜けると視界が開けた。町外れの市場跡地らしい開けたスペースに複数の“怪人”が蠢いている。

 

「クソッ!また増援か……!?」

 

そこには。

 

「・・・ディケイド?いや、違うな、奴は」

 

彼の後方では金色の甲冑のような装甲に包まれた戦士が一人、怪人たちと対峙していた。

 

いや——正確には対峙ではなく“防衛”。背後に幼い姉妹らしき少女二人を庇っている。

 

「おいおい……何やってんだ?」

 

思わず声が漏れた。

 

その戦士は明らかに消耗している。金色の装甲はあちこちが擦り減り、右肩部は深々と抉れている。

 

それでも、手に持っていた武器を手放さない。

 

「はぁ……はぁ……もう少しだけ我慢してくれ!」

 

息も絶え絶えの戦士はそう少女たちに呼びかける。そして目の前の怪人に向かい、手に持った銃を引き金を引く。

 

だが。

 

「ぐっ!」

 

身体で痛みが動かなくなった、怪人が振り下ろした爪が戦士の背中に叩き込まれた。

 

「ぐっ!」

 

装甲が砕け散る音。そして金色の戦士は地面に倒れ伏し、変身を解除された。

 

「…………」

 

呆然とする姉妹。怪人は更に歩み寄ろうとする。

 

そんな姉妹を、助けようと彼は動いていた。

 

「・・・少なくとも、ダークライダーじゃないようだな」

 

それだけ理解すれば、話が早かった。

 

俺は、その手にあるライドブッカーを取り出し、そのまま引き金を引く。

 

『ATTACKRIDE BLAST』

 

俺は、ネオディケイドライバーにカードを装填しながら、放った一撃は、そのまま怪人達を吹き飛ばす。

 

「今のは」

 

「さて、どういう状況かも分からないが、どうやらお前は悪人じゃないようだな」

 

そうして、俺はそのまま歩く。

 

すると。

 

「えっ、門矢士!?」

 

俺の姿を見ると、そう言った。

 

「・・・ふむ、俺を見て、そう言う事は少なくとも、この世界の住人じゃないようだな、まぁ良い」

 

俺はそのまま、カードを取り出す。

 

「事情は後で聞く、変身」『KAMENRIDE DECADE』

 

鳴り響く音声と共に俺はディケイドへと変身を終えると共に、そのまま怪人達に近づく。

 

俺の存在を感知した奴らは、そのまま襲い掛かる。

 

夜明け前の霧が刃先にまとわりつく。ライドブッカーのソードモードが青白い弧を描いた。怪人どもが吠える。

 

「邪魔だ」

 

短く吐き捨てる。眼前の三体目が爪を伸ばしてきたが、袈裟懸けの一閃が緑色の粘液を撒き散らした。

 

「グオォォ——!?」

 

溶解音を上げながら溶け崩れる巨体。背後から忍び寄った四体目は気配で察知済みだ。振り返らずに柄尻で後頭部を叩き割りながら、前方に踏み込んで回転斬りを放ち、石畳を転がった。

 

そうしていると、他にも怪人達が迫る。

 

「全く、面倒だ。だったら、これだな」

 

そうして、俺は瞬時にそのカードをそのまま装填する。

 

『FORM RIDE GAVV GRUCAN!グルキャン!ペロペロ!』

 

鳴り響く音声と共に、俺はガヴのグルキャンフォームへと変身する。

 

すると。

 

「ガヴにも変身している!?一体」

 

「どうやら、色々と聞かなきゃならないようだなっと」『FINALATTACKRIDE!GA GA GA GAVV!』

 

「食らえ」

 

指を軽く捻ると同時に、手に持ったブルキャンガトリング、そして方にあるロックバックキャノン。

 

「全門開放」

 

俺の指示と共に両脛部に装備された補助砲門が開く。脚部の可動機構が駆動音を奏でながら百八十度旋回し、全方位へ砲口を向けた。

 

「フルバースト」

 

轟音が霧を掻き消した。

 

それにより、眼前にいる怪人達が全て、消え去る。

 

「一体って」

 

俺はそのまま黄金のライダーに変身していた奴を引き連れる。

 

「さっさと来い、ここじゃ、目立つ」

 

そのままオーロラカーテンを出し、俺達はその場から離れる。




1:掲示板の伝説

いきなり知らない世界に来たけど、これって、やっぱりピンチだよぁ!?

2:ミラモン戦隊の指令

オーロラカーテンっていう事で別の世界だけど、ここって世紀末か?どんどん人が怪人になっているぞ

3:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

しかも、そこそこに強いし、市民もいるっ大丈夫なのかっ

4:掲示板の伝説

正直、かなりきついっ、ぐっ

5:滋賀県警の一般刑事

まずいっ解除されたっこのままじゃ

6:掲示板の伝説

あれっ、今の音声って

7:ブラックトリガーRX

いや、確かに可能性としてはあり得るけどっまさか

8:掲示板の伝説

「えっ、門矢士!?」

「・・・ふむ、俺を見て、そう言う事は少なくとも、この世界の住人じゃないようだな、まぁ良い」

「事情は後で聞く、変身」『KAMENRIDE DECADE』

9:アサシン忍者

がっガチのディケイド!?しかも、ネオディケイドライバーの!?どうなっているんだ!10:滋賀県警の一般刑事

戦い方を見ると、本当にディケイドに見えるけど、転生者の可能性は?

11:ゼロスリーの母

分かりません、とにかくは味方だと思った方が

12:掲示板の伝説

「全く、面倒だ。だったら、これだな」『FORM RIDE GAVV GRUCAN!グルキャン!ペロペロ!』

あれ、ディケイドって、令和ライダーに

13:ユニバースリブット

理論的には不可能じゃないけどっえぇ!?

14:ゼロスリーの母

彼は一体、何者

15:掲示板の伝説

「一体って」

「さっさと来い、ここじゃ、目立つ」

息をするようにオーロラカーテンって、やっぱり、この人って、本物なの?

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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