悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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ユアネクスト Ⅳ

巨大な城門が目の前で閉ざされる瞬間、マシンディケイダーのエンジン音が最後の雄叫びを上げた。

 

大翔が背後で悲鳴をあげる。重厚な鋼鉄扉の隙間に滑り込む際、肩がかすった感触が伝わってきた。

 

内部は想像以上に荒涼としていた。

 

高い天井に吊るされたシャンデリアは蜘蛛の巣に覆われ、大理石の床には酒瓶や血痕が散乱している。

 

「……随分と派手な歓迎だな」

 

俺が呟くと同時に足元で何かが軋む音がした。

 

革靴だ。ハイヒールの踵部分が床板に食い込んでいる。

 

「うっ……」

 

大翔が喉を詰まらせた。彼の視線の先―玄関ホールの中央には女性の死体が横たわっていた。

 

城内の腐敗した空気が鼻腔を刺す。

 

「どうなってるんだ……」

 

大翔が低く唸った。視線の先には七体ほどの死体が転がっている。どの遺体の周りにも淡紅色の花弁が散らばっていた。百合の香りが微かに漂う。

 

「罠か?それとも……」

 

考察は中断された。

 

足音だ。

 

廊下奥から疾走する影。赤いドレスが翻り、ハイヒールの踵が石床を蹴りつける音が近づく。

 

「見つかった!早く!」

 

金髪を乱した女性が叫んだ。必死な表情に汗が光っている。

 

「捕まえろ!」

 

そう、彼女を追う構成員。

 

「来るぞ!」

 

大翔が叫んだ時にはすでに遅かった。十数人の黒服が通路の両側から現れる。拳銃やナイフを構えた殺気立つ集団だ。

 

「どうする?逃げますか?」

 

大翔が問うた瞬間──

 

「ふん」

 

俺は前に出た。

 

迫る男の腹を右膝で打ち抜く。胃液を吐き出しながら吹き飛ぶ体。

 

「なっ……!?」

 

驚愕する構成員の顎を掌底で打ち砕く。骨が砕ける乾いた音。

 

「どけ」

 

残り九人が一斉に突進してくる。壁際に追い詰められた赤いドレスの女が悲鳴をあげた。

 

「させるか!」

 

大翔の拳が飛んでくる敵の顔面を捉えた。一撃で昏倒する男。

 

「お嬢さん、こちらへ!」

 

彼が女を背後に庇う間に、俺は左右の敵へ回し蹴りを繰り出す。

 

肉と骨が砕ける感触と共に三人が崩れ落ちた。

 

「お前は意外と使えるな」

 

俺が言うと大翔が肩をすくめた。

 

「学校では優等生ですから」

 

残る敵へ向け、俺は低く構える。

 

「さて」

 

構成員のひとりが袖から奇妙な印章を取り出した。漆黒の印鑑──怪人スタンプだ。

 

「くたばれ!」

 

自らの腕に押し当てる。青白い閃光と共に筋肉が膨張し、爪が鋭く尖った。

 

「変身完了……!」

 

獣人のような姿に変わる男が咆哮した。牙が剥き出しになり、両腕に鱗が浮かぶ。

 

「お前らも変身しろ!」

 

他の構成員も次々とスタンプを押す。蝙蝠男、岩人間、昆虫女──バラエティ豊かな怪人が完成する。

 

「チッ」

 

舌打ちしながら俺は戦闘態勢を整えた。

 

「それじゃ、やるとするか」「あぁ」

 

そう、俺と大翔は互いに変身に必要なアイテムを腰に巻く。

 

『KAMENRIDE』『CHEMYRIDE』

 

俺達は、同時にカードを構え。

 

「「変身」」『DECADE!』『LE-LE-LE-LEGEND』

 

それと共に、仮面ライダーへと変身を完了する。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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