ライドブッカーを構えたツカサが鋭く吐き捨てる。「消し飛べ」
大翔はレジェンドライドマグナムを構え、トリガーを引いた。黄金の光弾が螺旋状に飛翔し、石壁に炸裂する。煙幕が晴れる間もなく獣人の爪が振り下ろされるが、ツカサはライドブッカーで容易く受け止め、逆袈裟に切り裂いた。
「甘いぜ」
大翔の銃弾が岩人間の腹部に穴を開け、内側から火花が散る。同時にツカサは昆虫女の翅を切断し、着地と同時に足払いを放つ。バランスを崩した標的を蹴り上げながら空中で回転し、次の目標へと踏み込んだ。
「交代だ!」
大翔が叫び、怪人群を薙ぎ払う。倒れた敵からは蒸気が噴き出し、爆発とともに人間の姿へ戻った。戦況は一方的──しかし妙に違和感がある。
「この連中……まるで捨て駒だな」
ツカサが呟く。死屍累々の間から這い出す者はいない。ただ気絶した人間の山ができあがっている。
「なにか企んでるかも」
大翔の懸念にツカサは頷いた。床に残る血痕の形状が妙だ。まるで誰かが意図的に配置しているようだった。
「油断するなよ」
ツカサの声が低く響く。
そうする理由は明白。
一階の大広間へ続く階段下に、巨大な影が佇んでいたからだ。
「まずい、このままじゃ」
大翔の声は焦りに満ちていた。巨大な怪人が拳を振り下ろす。床石が粉々に砕け、衝撃波が広間に広がる。
「退避しろ!」
ツカサが叫ぶよりも早く、大翔はレジェンドライドマグナムを構えていた。
「頼んだぞ!」
銃口に二枚のカードが吸い込まれる。
『リュウキライダー!レジェンドライド!ウィザードライダー!レジェンドライド!』
朱い竜が天井を貫くように現れ、同時に宝石のような煌めきが空間を染める。龍騎とウィザード──2人のヒーローが並び立った。
「行くぞ!」
大翔の合図と同時に龍騎とウィザードが、各々の武器から放つ火炎で、怪人へと放つ。
「・・・なるほど、だったら、これも使ってみるか」
ディエンドに似た能力という事もあり、俺もまた、そのカードをディケイドライバーに装填する。
『FINAL FORM RIDE... R.R.R.RYUKI!!』『FINAL FORM RIDE... WI WI WI WIZARD!!』
鳴り響いた音声と共に、龍騎はドラグレッターに、ウィザードはウィザードドラゴンへと変形する。
「えっ!マジかよ!龍騎は知っていたけど、ウィザードも!」
「決めるぞ」『FINAL ATTACKRIDE RYU RYU RYU RYUKI』『FINAL ATTACK RIDE WI WI WI WIZARD』
鳴り響く音声と共に、大翔の周囲にドラグレッターが回る。
それを見て、大翔もその動きが分かっており、ジャンプし、ドラグレッダーの吐き出す火炎のエネルギーを受け飛び蹴りを放つ。
俺もまた、ウィザードラゴンを足を模した形態に変形させ、そのまま、俺は装備した右足による強力な飛び蹴りを放つ。
2人同時のドラゴンによるライダーキックを怪人は受けて、吹き飛ばされる。
「あなた達は、一体」
その戦いを見ていた彼女は驚いた様子で見ていた。
「とにかく、ここから離れるぞ、ほら」
そう、俺達はすぐにその場を去って行く。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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アカメが斬る!
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