無事に、あの場から離れる事が出来た俺達は、そのまま助けた彼女から事情を聞く事にした。
「それで、君の名前は?」
「私の名前はアンナ・シェルビーノと申します」
そう言った彼女に対し。
「シェルビーノ家と言えば、確か凄い大きな財閥の御令嬢って事じゃ」
「はい、そうです」
俺が尋ねるのも分かる。だが、ゴルーニファミリーがこんな小さな娘を攫おうとするのか。
「なんで奴らがこんな小さい娘を」
「その前に一つ教えて欲しいのですが。貴方方はダークマイトの仲間なのですか?」
ダークマイト。
その名前を聞くと一番最初に思い出してしまったのは、オールマイト。
この世界においては、ヒーローの象徴といえるオールマイトと似たような名前だ。
そんな名前の奴が怪人スタンプを。
そしてその源を作ったのはダークマイトが関わっていると思った。
だが。
「ダークマイトは、一体あなたに何をさせていたんだ」
アンナは、それを聞いて、少しだけ落ち込んだ様子が見られた。
だが、覚悟を決めるようにその口をゆっくりと開く。
「私の個性は触れた相手に自らの個性因子を流し込み、個性を一定期間強化・変容さられる常時発動型の個性です。ですが」
「その副作用は」
「・・・個性因子に適合する者のみが強化・変容し、適合する者が触れた際には花が咲き、そうでない者が触れると花は散り、激痛に悶えることになる」
「あそこにあった死体はその個性に適合出来なかった構成員という事か」
「・・・あの男は、この個性を使って、だから」
そう言った彼女の顔は怯えていた。
その気持ちも分からないでもない。
「ならば、尚更行かなきゃならなくなった。そこに向かおうじゃないか」
「行くって」
「あぁ、奴らの拠点に決まっているだろ」
俺は迷う事なく。目的地へと向かって行こうとした時。
「ほぅ、そちらから来てくれるとは、嬉しいねぇ」
聞こえて来た声と共に、振り向く。
そこに立っていたのは、姿だけならば間違いなくオールマイトがいた。
だが、ダークマイトという名前、その意味を知ると俺は。
「・・・てめぇ、その姿はどういうつもりだ」
その意味を知りながらも、俺は思わず問いかける。
「ふむ、この姿を知らないとはにわかかな?」
「そう言う意味で言っている訳ないだろっ」
だが、俺と同じように大翔もまた怒りを込めた声で睨み付ける。
「くくっ、だったら、名乗るしかないなぁ」
そう、ダークマイトは。
「私こそ、ダークマイト。新たな世界の象徴となる存在だ!」
そうして、オールマイトと同じ声でイカレた言葉を出した。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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戦隊レッド異世界で冒険者になる