粉塵が舞う空間で、俺達の戦いが始まる。
まず、初めに動いたのは俺の方だった。
アナザーディケイドへと変身しているダークマイトに向かって、まずは拳を振るう。
「まずは、こっちからだ」
俺はそう告げたと共に、向かって行く。
その足は俊敏でありながらも力強く大地を蹴り続ける。瞬時に距離を詰め、目の前に迫る異形――アナザーディケイドへ拳を叩き込む。
だが予想通りその一撃は容易くガードされてしまった。しかし構わず続けて前蹴りを入れようとするも読まれていたようで避けられてしまった。
しかしこれも想定済みである。
「まずは殴ってからか」
そう呟いたのは大翔だった。
その手にあるレジェンドライドマグナムを引き金を引く。
直後に轟く銃声。放たれた弾丸は一直線に飛び、俺とすれ違いアナザーディケイドの腹部へ命中した。
しかしまだ終わらない。
奴の腕が大きく振りかぶりこちらへ振り下ろしてくるのを見るや否や回避行動に移る。直前まで居た場所に巨大な拳が落ちてきたため間一髪といったところだ。もし一瞬でも遅れていたら今頃ぺちゃんこになっていただろう。
間合いをとってから改めて観察するとやはり今まで相手してきたものとは別格であることがわかる。どこをとっても隙がないというのはこういうことを言うんだろうと思わず苦笑してしまうほどだ。
まあそれでも負けるつもりはないんだけどね。
俺はライドブッカーをガンモードへ変え、照準を合わせる。
対するアナザーディケイドも同様に銃口を向けた。おそらく向こうも同じ考えらしいことは見て取れるのでほぼ同時に引き金を引いた。双方の弾丸が激しくぶつかり合うことで生まれた衝撃波によって周囲の瓦礫が吹き飛んでいった。
「ならば! これはどうだぁ!!」
アナザーディケイドが高らかに笑う。その両手が赤く輝き始めると同時に、地面から幾本もの鎖が生え伸びてくる。一本一本が太さ1mはある鉄塊だ。それが鞭のようにしなりながら四方八方から襲いかかってきた。
「ツカサさん! 上だ!」
大翔の声に反応し、咄嗟に身をひねる。鉄鎖の束が目前を横切り、空気が灼熱に揺らめいた。風圧だけで肌が焼けつくような錯覚を覚えながらも、俺は間一髪で回避を成功させる。
「コイツ……!」
すぐさま周囲を見渡せば、瓦礫の山が次々と変形していく光景が飛び込んできた。壁だったコンクリートが斧へと変わり、柱が槍となり、散らばったガラス片は刃となって宙を舞う。
「ふふっ! これが私の“錬金”だよ! 身をもって味わってくれ!」
アナザーディケイドが愉しそうに手を振るう度に、新たなる殺戮兵器が量産されていく。まさに魔法と物理の融合だ。
「錬金ね、俺が知っている錬金術よりもしょぼいな」
「それには同意ですね」
そうしながら、俺達は、それらを全て砕きながら。
「「これを使うか」」
それと共に、俺はコンプリートカメンライザーを構えていた。
そして、レジェンドも。
『DECADE! FINAL KAMENRIDE』『FINAL CHEMY RIDE』
「「はぁ!!」」
『LE-LE-LE LEGENDARY COMPLETE』『LE-LE-LE LEGENDARY LEGEND!』
俺達は、そのまま最強の姿へと変身するのだが。
「えっ、マジで!そんなディケイドの姿、あったけ!?」
「まぁ、色々とあってね」
そうしていると、ライドブッカーから複数のカードが出てくる。
「・・・なるほど、これは面白そうだな」
「えっ、何を」
そうしている間にも、俺はコンプリートカメンライザーに二枚のカードを装填する。
『DECADE!KAMENRIDE_ LEGEND!』
それと共に、俺とレジェンド。
2人を挟むように二つのカードが現れる。
「ちょっと、これってまさか」
「ショータイムだ」
それと共に、二つのカードは、そのまま挟む。
挟まれた事によって、俺達は。
「こっこれって、まさかビルドの時の!」
「合体してしまったか、まぁ面白い事になったな」
ディケイドとレジェンド。
2人の仮面ライダーが合体し、誕生した瞬間である。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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魔法少女まどか☆マギカ
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アカメが斬る!
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ブルーアーカイブ
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戦隊レッド異世界で冒険者になる