悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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ユアネクスト Ⅸ

大翔の動揺が直に伝わってくる。二人の感覚が一体化しているせいだ。

 

「ちょっ、ちょっと待って!?これどうなってんですか!?Wみたいな感じっすか!?」

 

「落ち着け。今の俺達はWでもなければ、ましてや別のライダーでもない」

 

私の声が二人の口腔を通じて響く。脳内で直接会話できるシステムらしい。

 

「説明している暇はないぞ。敵はこちらを狙っている」

 

アナザーディケイドの嘲笑が空気を震わせる。

 

「何やら騒がしいな……だが!それもここまでだッ!!」

 

奴は、再び錬金術を使い、黄金の巨大な手を無数に作り出す。それらが襲いかかってくる。

 

「行くぞ大翔」

 

「了解!!」

 

黄金の巨拳が瓦礫を砕きながら迫る。空中で分解・再構築される黄金の拳の群れ──それはかつての暴虐の王の権能を思わせる圧倒的な質量であった。

 

「問題ない。俺達の距離感では弾速の方が早い」

 

私が右手に握るのは《レジェンドカメンライザー》。銃身に収められた金色のカードが雷光を放つ。

 

対して左手は《コンプリートカメンライザー》。無限の可能性を帯びている。

 

「同時に撃つ。タイミングは完璧だ」

 

「あぁ!」

 

轟音と火花。

 

黄金の質量が崩れ落ちていく。

 

「な、何故……!?我が錬金を……!」

 

アナザーディケイドが狼狽した声を漏らす。その目には明らかな恐怖の色が滲んでいた。

 

「お前に見せてやるよ、錬金術の可能性をな」『OOO KAMEN RIDE RAINBOW』

 

鳴り響いた音声と共に、コンプリートカメンライザーから出てきたのは、オーズ。

 

だが、その身体は、まるで虹のように様々なコンボが合わさった姿となっていた。

 

それを見た大翔は。

 

「なっなんだ、これは!?」

 

「コンプリートカメンライザーは、2人のライダーの最強の姿を合わせる事が出来る力を持つ。この場合はオーズにガッチャードの力を宿した姿となるから、名付けて、仮面ライダーオーズレインボーコンボって所だな」

 

「なんだか、とんでもないけど、まさか」

 

すると、そのオーズの左右に現れたのは、プトティラコンボとレインボーガッチャードの2人まで現れる。

 

「なっなっ」

 

「ほぅ、これがレジェンドの力という事か。つまり、この姿は」

 

「最強と最強を組み合わせだけじゃなくて、さらには最強も呼び出す」

 

「最強最強と鬱陶しい!」

 

「「お前よりは、マシだ!」」

 

その言葉を合図に、プトティラコンボが猛々しく咆哮する。巨体をくねらせ、硬質な尾を揺らす。

 

「オラァッ!!」

 

鋭い爪が真空を切り裂く。アナザーディケイドの金剛の如き拳に向かって放たれた一撃は、まるで巨大な槌が岩石を打ち砕くがごとき衝撃だった。

 

ガシャアアアン!!

 

金属質の悲鳴を上げて拳が砕け散る。粉塵とともに飛び散る破片。アナザーディケイドの顔面に驚愕の色が走る。

 

「ぬおぉっ……!?」

 

その隙を逃さず、レインボーガッチャードが躍動する。砕けた黄金の欠片を吸い寄せ、素早く錬金し渦を巻き、瞬く間に光沢ある鎖へと再構築される。

 

「縛れッ!」

 

ジャキン! 鎖が蛇のごとくうねり、アナザーディケイドの四肢を締め上げた。黄金の手枷足枷。神聖なる輝きが魔を封じる結界となる。

 

「くっ……こんなもので……!」

 

藻掻くも鎖はびくともしない。力が拮抗する──いや、むしろ増幅されている。素材となった黄金そのものが、今や神威を帯びていた。

 

その静寂を破るように音声が響き渡る。空を仰げば、七色の環が虹のように弧を描いて浮かび上がっていた。

 

「──!」

 

オーズレインボーコンボが跳躍する。琥珀と虹彩が溶け合った肉体が閃光と化し、七つの環を貫くごとに加速していく。とつ突破するたび、蹴撃の威力が指数関数的に上昇する。

 

「行くぞォオオオッ!!」

 

虹色の彗星が驀進する。その脚はもはや天罰そのもの。

 

鎖に囚われたアナザーディケイドの胸郭を──

 

ズバンッ!!

 

稲妻が迸るような炸裂音。装甲が蜘蛛の巣状にひび割れ、衝撃波が廃墟を震撼させる。

 

アナザーディケイドの巨体が弓なりに仰け反り、そのまま虚ろな悲鳴とともに吹き飛んだ。「がはぁ!?」

 

そして。

 

『『LEGEND FINAL ATTACK RIDE LE-LE-LE LEGENDARY DECADE!』』

 

二つの音声が鳴り響くと共に、最期に俺達は、眼前にある無数の黄金のカード。

 

そのカードを潜り抜けながら、真っ直ぐと。

 

「「はあぁぁぁ!!」」

 

俺達は、その必殺の蹴りをアナザーディケイドに食らわす。

 

それにより、アナザーディケイドから飛び出た怪人スタンプは、そのまま消滅する。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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