大翔の動揺が直に伝わってくる。二人の感覚が一体化しているせいだ。
「ちょっ、ちょっと待って!?これどうなってんですか!?Wみたいな感じっすか!?」
「落ち着け。今の俺達はWでもなければ、ましてや別のライダーでもない」
私の声が二人の口腔を通じて響く。脳内で直接会話できるシステムらしい。
「説明している暇はないぞ。敵はこちらを狙っている」
アナザーディケイドの嘲笑が空気を震わせる。
「何やら騒がしいな……だが!それもここまでだッ!!」
奴は、再び錬金術を使い、黄金の巨大な手を無数に作り出す。それらが襲いかかってくる。
「行くぞ大翔」
「了解!!」
黄金の巨拳が瓦礫を砕きながら迫る。空中で分解・再構築される黄金の拳の群れ──それはかつての暴虐の王の権能を思わせる圧倒的な質量であった。
「問題ない。俺達の距離感では弾速の方が早い」
私が右手に握るのは《レジェンドカメンライザー》。銃身に収められた金色のカードが雷光を放つ。
対して左手は《コンプリートカメンライザー》。無限の可能性を帯びている。
「同時に撃つ。タイミングは完璧だ」
「あぁ!」
轟音と火花。
黄金の質量が崩れ落ちていく。
「な、何故……!?我が錬金を……!」
アナザーディケイドが狼狽した声を漏らす。その目には明らかな恐怖の色が滲んでいた。
「お前に見せてやるよ、錬金術の可能性をな」『OOO KAMEN RIDE RAINBOW』
鳴り響いた音声と共に、コンプリートカメンライザーから出てきたのは、オーズ。
だが、その身体は、まるで虹のように様々なコンボが合わさった姿となっていた。
それを見た大翔は。
「なっなんだ、これは!?」
「コンプリートカメンライザーは、2人のライダーの最強の姿を合わせる事が出来る力を持つ。この場合はオーズにガッチャードの力を宿した姿となるから、名付けて、仮面ライダーオーズレインボーコンボって所だな」
「なんだか、とんでもないけど、まさか」
すると、そのオーズの左右に現れたのは、プトティラコンボとレインボーガッチャードの2人まで現れる。
「なっなっ」
「ほぅ、これがレジェンドの力という事か。つまり、この姿は」
「最強と最強を組み合わせだけじゃなくて、さらには最強も呼び出す」
「最強最強と鬱陶しい!」
「「お前よりは、マシだ!」」
その言葉を合図に、プトティラコンボが猛々しく咆哮する。巨体をくねらせ、硬質な尾を揺らす。
「オラァッ!!」
鋭い爪が真空を切り裂く。アナザーディケイドの金剛の如き拳に向かって放たれた一撃は、まるで巨大な槌が岩石を打ち砕くがごとき衝撃だった。
ガシャアアアン!!
金属質の悲鳴を上げて拳が砕け散る。粉塵とともに飛び散る破片。アナザーディケイドの顔面に驚愕の色が走る。
「ぬおぉっ……!?」
その隙を逃さず、レインボーガッチャードが躍動する。砕けた黄金の欠片を吸い寄せ、素早く錬金し渦を巻き、瞬く間に光沢ある鎖へと再構築される。
「縛れッ!」
ジャキン! 鎖が蛇のごとくうねり、アナザーディケイドの四肢を締め上げた。黄金の手枷足枷。神聖なる輝きが魔を封じる結界となる。
「くっ……こんなもので……!」
藻掻くも鎖はびくともしない。力が拮抗する──いや、むしろ増幅されている。素材となった黄金そのものが、今や神威を帯びていた。
その静寂を破るように音声が響き渡る。空を仰げば、七色の環が虹のように弧を描いて浮かび上がっていた。
「──!」
オーズレインボーコンボが跳躍する。琥珀と虹彩が溶け合った肉体が閃光と化し、七つの環を貫くごとに加速していく。とつ突破するたび、蹴撃の威力が指数関数的に上昇する。
「行くぞォオオオッ!!」
虹色の彗星が驀進する。その脚はもはや天罰そのもの。
鎖に囚われたアナザーディケイドの胸郭を──
ズバンッ!!
稲妻が迸るような炸裂音。装甲が蜘蛛の巣状にひび割れ、衝撃波が廃墟を震撼させる。
アナザーディケイドの巨体が弓なりに仰け反り、そのまま虚ろな悲鳴とともに吹き飛んだ。「がはぁ!?」
そして。
『『LEGEND FINAL ATTACK RIDE LE-LE-LE LEGENDARY DECADE!』』
二つの音声が鳴り響くと共に、最期に俺達は、眼前にある無数の黄金のカード。
そのカードを潜り抜けながら、真っ直ぐと。
「「はあぁぁぁ!!」」
俺達は、その必殺の蹴りをアナザーディケイドに食らわす。
それにより、アナザーディケイドから飛び出た怪人スタンプは、そのまま消滅する。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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魔法少女まどか☆マギカ
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アカメが斬る!
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ブルーアーカイブ
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戦隊レッド異世界で冒険者になる