悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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現在、次の世界に関する募集を行っています。応募の中の候補に関する概要を書かせてもらいます。
現状の候補
魔法少女リリカルなのは
概要:数多くの世界の中で一際、転生者が多い作品という事で来訪したツカサ。この世界の役割として、なぜか教師を行う事になった彼は子供先生という役割を担われる。教師という立場からのなのは達のサポートを行う事もある。デルタ達を初めとしたメンバーは各々が活動する最中で厄介な事に巻き込まれる。
主にハンドレッドは勿論の事、なのは達を周囲を嗅ぎ回る転生者の事情をなんとなく察する。理由としては、転生者のような存在とは何度も戦っている為。

アカメが斬る
概要:転移と同時にハンドレッドとの戦闘。その戦闘で偶然だがアカメとクロメの2人と出会う。幼少期の2人を育てながら旅をする事になり、帝都の腐敗を探っていく。その旅の最中で帝具の謎を追っていく。

また、まだ募集を行っています。
興味がある方は、ぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=333513&uid=45956


第169話

死柄木弔は、その手にあるスタンプを手の中で遊んでいた。

 

「ちっ、こちらの状況はどんどん悪くなっていくな」

 

そうしながら、溜め息を吐いたのはスピナーであった。

 

Mr.コンプレスもまた。

 

「そりゃ、此処までは順調と言ってもいい筈だけどね、まぁ、残党だけしか集まっていないがな」

 

そう述べたMr.コンプレスの声はとても沈んでいた。

 

死柄木弔にとって、その光景に違和感を覚えていた。

 

自分自身の中で確実に何かが変わってきているのを感じており、それが正しい方向なのかどうかもわからない。

 

ただ一つ確かなことがあるとすれば、それはこの世界が理不尽に満ち溢れているということだ。

 

だが。

 

「・・・荼毘はどこ行ったんだ」

 

「何か情報を集めてくると言ったままで」

 

その疑問に対して答える者は一人もいなかった。

 

「・・・けれど、このままじゃ」

 

「・・・このままじゃぁ、勝てるかどうかさえ分からねぇな」

 

そう言ったのは死柄木弔だ。

 

「あのディケイドに、未だに勝てる力がない以上はな

 

そう呟いたのは荼毘だ。

 

彼は何か悪い事を考えているかのような笑みを見せたのだ。

 

そんな時であった。

 

黒霧が警戒をしているのが分かる。

 

「・・・ん」

 

その音に気づいたスピナーが顔を上げると、扉の奥から聞き慣れない低い声がした。

 

「そんな君達に朗報だよ」

 

次の瞬間、アジト内に侵入者の姿が現れた。

 

その姿を認識した瞬間――誰もが息を飲む。

 

「!?」

 

「あなたは!!」

 

それは長い黒衣を纏い、

 

一瞬で空気が張り詰める。死柄木弔がゆっくりと立ち上がり、瞳孔の開いた眼で敵意を露わにした。

 

「・・・先生なのか」

 

その名を聞いた瞬間、死柄木弔の中に激しい憎悪が燃え上がる。

 

同時に胸の奥底から湧き上がる奇妙な感情――畏怖か、あるいは自己喪失の恐怖なのか――が交錯した。

 

「随分と荒れているようだねぇ、弔」

 

オール・フォー・ワンは淡々と言い放つ。

 

その言葉尻には嘲弄が含まれているように感じられた。しかし同時に計算された優しさも漂っている。そんな矛盾したニュアンスに死柄木弔は苛立ちを隠せない。

 

「それで、先生?なんで今頃、出てきたんだ?というよりも、どうやって出てこれたんだ」

 

そう、死柄木弔はオール・フォー・ワンの事を理解している。

 

その上で彼は知っている。

 

自分の師匠がどれだけ冷酷非情で残酷なことをして来たかということを知っているが故の警戒心である。

 

だからこそ尋ねるのである。何故ここに現れたのかということについてだ。

 

「そうだね、あえて言えば、これも仮面ライダーの力かな。本当に」

 

「何を言っているんだ?」

 

「何、ディケイドに変身したおかげかな。今の僕はどうやら彼と同じような身体になっているらしいよ。馴染むのには時間がかかってしまったけどさ」

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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