悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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紫の光(ゼータ)

「仮面ライダーだと、ふざけんなぁぁぁぁぁ」

 

クイーンビー・デットマンが怒号を発しながら駆け出した。その手から大量の蜂が出現し、まるで黒い波のように押し寄せる。

 

「ゼータ!」

 

ナックルダスターが警告を発する中、セレーネは冷静にアタッシュアローを構えた。

 

矢を番え、弦を引き絞る。その動作は流れるように滑らかだ。

 

「来るぞ!」

 

ジェントルが叫ぶ。

 

蜂の大群が猛スピードで迫る中――

 

「ふっ」

 

セレーネは地面を蹴った。一瞬で五メートルほど跳躍し、壁面に足をつける。

 

「何!?」

 

驚愕するクイーンビー・デットマンの目の前で、セレーネは壁を蹴った。反動を利用して天井へ、さらに天井から別の壁へ――三次元的な動きで蜂の大群を回避していく。

 

その間も狙いは外さない。

 

「穿て」

 

冷徹な声と共に放たれた矢が蜂の群れを貫く。矢は蜂の中心に命中し、小さな爆発を引き起こした。連鎖的に爆発が巻き起こり、黒い波が一瞬で消滅する。

 

「なっ……!」

 

クイーンビー・デットマンが歯噛みする。だがセレーネの攻撃は終わらない。

 

「次」

 

天井から降り注ぐ矢がクイーンビー・デッドマンの肩を貫く。

 

「ぐあっ!」

 

バランスを崩した隙にセレーネは間合いを詰める。右腕を振り上げ、全力の一撃を叩き込む。

 

「はあああっ!」

 

その拳が腹部に直撃した瞬間――轟音と共にクイーンビー・デッドマンが吹き飛ばされた。

 

「うおおおお!」

 

ラブラバが驚きの声を上げる。

 

壁に激突したクイーンビー・デッドマンは崩れ落ちた。だが立ち上がろうとする気配がある。

 

「しぶといな」

 

セレーネは再び弓を構えた。狙いを定め、弦を引き絞る。

 

「まだっ」

 

それと共に、クイーンビー・デッドマンは、その場を爆発させる。

 

爆発による煙幕。

 

それにより、視界が一瞬、遮られる。

 

同時に、クイーンビー・デッドマンは瞬時にその場から離脱した。

 

煙幕の中から再び姿を現したクイーンビー・デッドマンは壁を蹴りながら逃走していた。

 

「逃がさない」

 

セレーネの静かな声が響く。

 

その瞬間、彼女の腰に装着されたゼロワンドライバーが輝き始めた。

 

「ふっ」

 

短い呼気と共に右手が動き、腰のアメイジングバットを勢いよく押しこむ。

 

『アメジスト!』

 

機械音声が高らかに鳴り響く。

 

同時に右足へと紫のエネルギーが集中していく。

 

『インパクト!』

 

地面を蹴る!

 

セレーネの体が空中へ跳ね上がり、その勢いで二回、三回と連続バックフリップを決める。

 

回転するたびに紫の残光が螺旋を描き、まるで宇宙空間で踊る星のように空間を切り裂く。

 

「!?」

 

クイーンビー・デッドマンが振り向いた時にはすでに遅い。

 

落下する流星のごとく降下してきたセレーネが、完璧な姿勢で必殺の蹴りを繰り出した。

 

「はあっ!!」

 

衝撃波と共に紫色の光弾が爆発し、地下空間全体が揺れる。

 

蹴り足がクイーンビー・デッドマンの胴体を貫通するかのように深くめり込んだ。

 

「ぐがあああっ!!」

 

悲鳴を上げながら吹き飛ばされる敵。

 

壁に激突し、粉塵が舞い上がる。

 

「……終わりだ」

 

セレーネは静かに着地すると、粉塵の中から歩み寄ってくる影を見据えた。

 

「まさか……」

 

瓦礫を押しのけて立ち上がったクイーンビー・デッドマンの姿は半壊状態。

 

ボディスーツはズタズタに破れ、血が滴り落ちている。

 

「まだ……終わらせるわけには……!」

 

それでもなお立ち上がる。

 

だが。

 

「終わりだよ」

 

それと共に、クイーンビー・デッドマンは爆散し、そのまま倒れる。

 

そして、怪人スタンプが、落ちる。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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