「オールマイト、悪いがこいつは」「俺達に任せて貰おう」
リバイに変身した俺とバイスに変身したイータの声が重なる。その瞬間、脳無のカマキリの目が爛々と輝き、巨大な鎌が空気を切り裂く音と共に振り下ろされた。
「さてっ!来るぞ!」
叫びながら俺は炎を纏った腕を前に突き出す。ボルケーノレックスゲノムの拳が赤熱し、衝撃波と共に熱風が放たれる。だが脳無は一歩も引かず、鎌を振るうスピードをさらに上げた。
カマキリの特性か?俺が放つ炎の衝撃波をギリギリで回避しながら迫ってくる。その動きは速すぎて目で追うのもやっとだ。
「おいおいっ!こいつ、思ったより速いな!」
焦りを隠せずに叫ぶ。次の瞬間、脳無の鎌が俺の左肩をかすめる。装甲が火花を散らし、衝撃で体が大きく揺れた。
「くっ!」
「左!」
イータの声が響く。振り返る間もなく、今度は背後から巨大な鎌が迫る。ギリギリで身をひねり、避けたつもりだったが脳無の刃先が装甲に触れた。鋭い音と共に、背中に鋭い痛みが走る。
「まだまだぁ!」
怒りを抑えつつ、俺は再び炎のエネルギーを集中させる。両腕から噴き出す熱風が周囲の空気を歪ませる。イータが叫ぶ。
「氷と合わせて!」
イータが高くジャンプし、背中の龍の爪型パーツが光る。イータの腕から氷の槍が形成され、脳無に向かって放たれる。その氷の槍と俺の炎の衝撃波が交差し、巨大な氷柱が脳無の周囲に出現した。
「よし!」
氷柱に囲まれた脳無が一瞬動きを鈍らせる。その隙を逃さず、俺は右手を強く握りしめ、渾身の一撃を放つ。
「くらえっ!」
熱波を纏った拳が脳無の腹部に直撃する。巨大な衝撃が炸裂し、脳無が数メートル後ろに吹き飛んだ。
しかし、倒れた脳無の体がすぐに起き上がる。装甲が一部溶けているものの、まだまだ戦闘能力は衰えていない様子だ。
それに対して。
「一緒に行くぞ」「あぁ!」
それと同時に、俺達は、ネオディケイドライバーにカードを装填する。
『FINAL ATTACK RIDE!! RI-RI-RIVICE!!』
ベルトの電子音声が響き渡る。俺とイータの全身にエネルギーが満ちていく。リバイの赤熱する拳がさらに高温になり、イータの氷の翼が青白い光を放つ。
「行くぞ!」
叫び声と共に俺たちは同時に跳躍した。USJの上空へと舞い上がり、空気が冷たく肌を刺す。眼下には巨大な鎌を構える脳無の姿。そのカマキリの目が赤く光り、俺たちを追って飛び上がろうとする。
「遅いっ!」
イータが先に動いた。
青白い軌跡を描きながら脳無に向かって急降下する。その両足には凍てつくほどの氷のエネルギーが集中している。
「こっちだ!」
俺もリバイの炎を纏った足で空気を切り裂くように突進した。赤と青、炎と氷。二つの異なる力が一点を目指して加速する。
脳無が巨大な鎌を振り上げる。風を切る音と共に無数の斬撃が飛んでくる。
「くっ……!」
イータが氷の障壁を作り出し、斬撃を受け止める。だがその衝撃で軌道がわずかに逸れた。俺はすかさず補助するようにイータの背を押す。
「合わせろ!」
「了解!」
互いの動きが呼応する。イータの氷が俺の炎と混ざり合い、蒼い炎へと変わる。二つの力を融合させた状態で脳無の懐へと突入した。
脳無の鎌が交差する。
「今だ!」
叫ぶと同時に俺は右足を、イータは左足を前に突き出す。
二つの蹴りが同時に脳無の胸部に命中した。赤と青のエネルギーが融合し、爆発的な閃光がUSJ全体を包み込む。
「ぐああああっ!」
脳無の断末魔が響き渡る。その巨体が光に飲み込まれていく。装甲が砕け散り、内部のメカニズムが露出した。怪人スタンプの効果で強化された脳無でも、我々のダブルライダーキックには耐えられなかったようだ。
「やったか……?」
爆炎の中から崩れ落ちていく脳無の姿を見て安堵する。だが警戒は怠らない。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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アカメが斬る!
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戦隊レッド異世界で冒険者になる