悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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仮面ライダーとヒーローと少年(ツカサ)

その出会いは、本当に偶然だったかもしれない。

 

偶然に見かけた場所。

 

その屋上には、二人の人間がいた。

 

その人間が誰か分からない。

 

だが、その人間に、襲い掛かろうとした灰色の怪物に、俺は見覚えがあった。

 

「オルフェノク、またあのスタンプか」

 

それが、この世界が俺を呼んだ原因。

 

四年前から、このスタンプを全て破壊する事を目的に、俺はこの世界で活動していた。

 

「さっさと始めるか」『KAMENRIDE_DECADE!』

 

俺の手元にある、カード。そのカードを一枚抜き取り、それをベルトへ差し込む。

 

そして、俺はディケイドへと変身し、灰色の怪物に向かって走り出した。

 

灰色の怪物が俺に向かって突進してくる。

 

だが、その程度では俺には敵わない。

 

俺はそれを軽々と避けて、その怪物の背中に強烈なキックを食らわせた。

 

その怪物は数メートル先まで吹き飛ばされた。

 

「おいおい、これでもまだダメージがないのか」

 

その怪物はすぐに立ち上がり、再び俺に向かって突進してきた。

 

俺は再びそれを避けようとしたが、その瞬間、灰色の怪物の姿が一瞬だけ歪んで見えた。

 

「何だ?」

 

一瞬の違和感。だが、それはすぐに消え失せた。

 

俺は再びその怪物に向かって走り出し、今度はパンチを放った。

 

だが、その怪物はそれを防ぎ、反撃してきた。

 

「くっ!」

 

俺はその攻撃を受け止め、そのまま押し返した。

 

しかし、その怪物は俺の力を逆手に取り、俺の腕を掴んできた。

 

そして、そのまま俺を投げ飛ばした。

 

「ちっ!」

 

俺は空中で体勢を立て直し、着地した。

 

それと共に、俺はそのまま屋上の二人を見る。

 

「君は」

 

それと共に、かなり細身の人間が俺を見る。

 

もう一人は緑髪のそばかすの少年。

 

二人が、俺を見て、驚いていた。

 

ディケイド。

 

その名は、ヒーロー名として登録しているから、この姿の名を出す訳にはいかない。

 

だからこそ。

 

「通りすがりの仮面ライダーだ」

 

それと共に、怪物はこちらを見つめる。

 

「さて、どうやら、取り込んだのはアルマジロ・オルフェノクという訳か」

 

怪人スタンプは装填した者に最も相性の良い怪人の力を与える。

 

おそらくは、目の前にいるアルマジロ・オルフェノクの個性はアルマジロ。

 

それと相まって、かなりの力を発揮している。

 

だが、一番厄介なのは、オルフェノクの本能。

 

それは、人を殺したいという本能があり、目覚めたばかりの頃には、それに逆らうのは難しい。

 

「だから、速攻に終わらせる」

 

同時に、俺はファイズのカードを手に取り、そのまま構える。

 

『KAMENRIDE_ FAIZ!』

 

そして、それをベルトに挿入すると同時に、俺の周囲には無数の光の粒子が現れ、俺を包み込んでいく。

 

そして、光が晴れた時、そこには黒いボディスーツに赤いラインが走った姿に変わっていた。

 

「姿が変わった。あのようなサポートアイテムは見た事がないが」

 

「あれ、さっきの動作」

 

そうしている間にも、アルマジロ・オルフェノクは、その手に持つ剣をこちらに向かって、襲い掛かる。

 

それに対して、俺はライドブッカーをガンモードに切り替え、引き金を引く。

 

銃弾がアルマジロ・オルフェノクに向かって飛んでいくが、アルマジロ・オルフェノクはそれを回避し、更に速度を上げて突進してくる。

 

だが、俺はそれを予測しており、横に一歩移動することでその攻撃を回避し、同時に拳を叩き込んだ。

 

アルマジロ・オルフェノクは吹き飛ばされ、そのまま壁に激突する。

 

だが、やはりアルマジロ・オルフェノクはすぐに立ち上がり、再び俺に向かって来る。

 

俺は再びライドブッカーをソードモードに切り替え、アルマジロ・オルフェノクの攻撃を受け止める。

 

そして、そのまま押し返す。

 

その力に押されながらも、アルマジロ・オルフェノクは叫び声を上げた。

 

「さて、トドメだ」

 

「まさかっ」

 

細身の男は何かに気づいた様子。

 

だが、それよりも早く、俺はカードを装填した。

 

『FINAL ATTACKRIDE FA FA FA FAIZ』

 

「はぁっ!」

 

俺は左足を高く上げ、そして地面に向かって振り下ろす。

 

その瞬間、俺の左足には赤い炎のようなものが纏わりつき始め、俺はそのまま地面を蹴って飛び上がった。

 

空中で高速回転しながら右足を突き出し、そのまま一直線にアルマジロ・オルフェノクに向かって突進していく。

 

そして、俺の右足がアルマジロ・オルフェノクに命中した瞬間―――

 

「ぐおぉおお!!」

 

轟音と共に爆発が起きる。

 

それと共にアルマジロ・オルフェノクの身体は崩壊を始める。

 

それと共に、こちらに迫る攻撃。

 

俺は、瞬時にその攻撃を避ける。

 

「君は」「・・・オールマイト、マジかよ」

 

そこにいた人物に驚きを隠せなかった。

 

同時に、そのままディケイドへと元に戻る。

 

「なぜ、彼を殺したんだ」

 

そう、問いかけられた。

 

この世界において、オールマイトという存在は確かに知っていた。

 

ヒーロー全体を見ても、俺はこの世界は比較的に平和だと思う。

 

それを作ったのが、オールマイトであり、彼の目の奥を見ると。

 

(似ているな、火野さんと)

 

そう、感じた。

 

「・・・勘違いするな。別に殺していない、見てみろ」

 

「えっ」

 

そうして、見ると、爆散している真ん中にはアルマジロ・オルフェノクとなっていた人物が気絶していた。

 

そして、その近くにはスタンプの残骸がある。

 

「これは」

 

「・・・さっきの怪人化は、このスタンプが原因だ。俺のこの姿はスタンプだけを破壊出来るようにされている」

 

「そっそうだったのか、てっきり彼を殺してしまったかと思ったぞ」

 

「まぁ、見た目が派手だからな」

 

それと共に、俺はそのままスタンプの残骸を拾い上げる。

 

そして、ポケットの中に入れると同時に、気絶した男の状態を見る。

 

「ふむ、命に別状はないようだな、じゃ「あのっ」んっ?」

 

俺がそのまま立ち去ろうとした時。

 

「あなた、ディケイドですよね」

 

「・・・」

 

その少年の言葉に、俺は止まる。

 

「えっ、嘘?」

 

「・・・何を根拠に言っているんだ」

 

「だって、さっきの動作なども、ディケイドさんに似ていますから!それに声も!!」

 

「・・・」

 

「あれ、本当だ」

 

これは、どんなに言っても、変わらないだろう。

 

「・・・まぁ、こちらもオールマイトの秘密を知ったからな」

 

そうしながら、俺は変身を解除した。

 

「ディケイド、君は一体」

 

「・・・どうやら、秘密の話をしなきゃいけないようだな、そこにいる少年を含めて」

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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