I・アイランドの豪華なホールは色とりどりの装飾に彩られ、国内外の著名な科学者やヒーローたちで賑わっていた。シャンパングラスがキラキラと輝き、上品な音楽が流れている。ここでは最新の科学研究や新技術の披露が行われており、特にヒーロー専用のサポートアイテム展示コーナーは人々の注目の的となっていた。
一方、イータは廊下の隅にある休憩室のソファに腰掛け、窮屈そうに膝を抱えていた。普段着慣れないシルバーのタイトドレスは肩と背中が大きく露出しており、髪はきれいにアップされているものの、本人は明らかに居心地悪そうだ。
「動きにくい……」
何度もスカートの裾を直しながら呟く。指先のスライムが無意識にドレスの生地を探るように蠢いていた。
「イータさん、大丈夫ですか?」
轟は呆れたように言う。
「ん……」
イータは短く返事をした。
「こういう場所、苦手」
「わかります。俺もです」
轟は向かいの椅子に座りながら苦笑した。「でも今日の発表会には出てほしいんです。師匠がどうしてもって」
イータは小さく溜息をついた。
「わかった。でも……」
視線をそらしながら言う。
「こんな格好じゃ動きづらい」
その時、館内放送が鳴り響いた。
『I・アイランド管理システムよりお知らせします。警備システムにより、I・エキスポエリアに爆発物が仕掛けられたと言う情報を入手しました。I・アイランドは現時刻をもって、厳重警戒モードに移行します』
「・・・」「これは」
突然の、知らせ。
それを聞いて轟は疑問に思う。
その最中で、イータが行ったのはスマホに手を取る事。
スマホを操作する事によって、状況を確認する事。
同時に。
「・・・面倒だなぁ」
「イータさん?」
「あれ、轟君に、もしかしてイータさん!」
そこには、丁度、緑谷達も来ていた。
彼らもまたパーティへと向かう途中なのか、その格好から理解出来た。
「緑谷達もか」
「うん、僕達も何が起きているのか分からなくて、すぐに「テロが起きている」えっ」
そんな混乱する彼らを余所にイータは、そのままスマホを見せる。
すると、全員が驚きを隠せなかった。
「えっなんで」
「さっきの放送、少し怪しいと思って、少し調べた。結果、どうやらテロが起きているのか分かった」
「ケータイが圏外だ。情報関係は全て遮断されていたのに?」
「電波がなくても、建物にはケーブルがある。それを繋げた」
「さすがは発明ヒーローと言うべきか、だったら、どうすれば」
そう悩む一同に対して、イータは。
「・・・まぁ、面倒だけど、私がなんとかする。警備システムをどうにか出来れば」
「えっ、でもたった1人でなんて」
「この場では私しかプロはいないから、面倒だけど」
それと共に、イータは。
「だったら、俺も連れて行って下さい」
「轟君」
「俺は師匠からあんたの世話を任された。もしも、ここであんたが傷つけたら、師匠に会わせる顔はない」
「・・・敵の強さは未知数。そんな相手に、未だに戦力が足りないのを連れていく程、余裕はない」
「それでも」
すると、緑谷が前に出る。
「助けたいんです!だから、僕も」
「緑谷君っ、気持ちは分かるが!」
「それに、警備システムをなんとかすれば良いんですよね、だったら」
「・・・」
イータは、彼らを見る。
(正直に言えば、1人でも全然イケる。学生を全員を連れて行っても、成功率が低くなるだけ)
イータの思考はそう考える。
しかし。
「そこまで言うんだったら、全員の個性を言って」(まぁ、ツカサだったら、連れて行くか)
「えっ」
イータは、そのまま見つめる。
「成功率上げる以上、全員の個性に合う発明をする。だから、さっさと教える」
3rd舞台となる世界は?
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