眼前にいる相手に対して、イータは溜息を吐く。
「みっ緑谷、あいつって」
「『王雷連合』というヤクザ組織の組長だよ、世間ではかなり話題になっていたけど、なんでここにっ」
「親切な友人が招待してくれてね。こちらとしても、今後の活動を行うのに、視察のつもりだったが、どうやら、それ以上の物が見れそうだな」
そうして、王雷は、その手にある怪人スタンプを自ら押し込む。
同時に、その姿が、瞬く間に暗い影に覆われ、一瞬で怪人へと姿を変える。
「あっあれって」
「USJの時の奴だよなっ」
「これもサポートアイテムの一種でねぇ、これの調整を行える科学者を探していたのさぁ」
そう、王雷はン・ガミオ・ゼダとしての力として、身体から黒い煙を出す。
それを見たイータの行動は早い。
「はぁ、面倒だけど、轟、一気に氷で上まで、あと残りのサポートアイテム」
「イータさん」
「駄目ですよ!このままじゃ「正直に言って、今の状況では邪魔」っ」
そうして、イータは睨む。
「こいつは、たぶん一番厄介。それこそ、今は学生の君達じゃ、勝てない。だからこいつは私がなんとかする。だからさっさとセキュリティを解除する」
「でもっ「皆、行くぞ」けどっ」
「イータさんを信じるんだ、それが条件だっただろ!」
それと共に、轟は瞬時に氷を使い、そのまま最上階まで向かう。
イータはそれを見届ける。
「くくっ、プロヒーローも大変だな」
「何が?」
それを見ていた王雷はイータを見つめる。
「どんなに勝てない状況でも市民を優先して、見返りを求めずに」
そうして、王雷はゆっくりと近づく。
「見返りを期待したら、それは正義とは言わない。何よりも、これはヒーローとしてじゃない」
「ふぅん、ならば、何だ?」
「決まっている」
それと共に、イータは、スライムの中に隠していた物を取り出す。
「私は、仮面ライダーだから」『スクラッシュドライバー!』
「それはっ」
イータが装着した物を見て、王雷は驚きを隠せなかった。
「まさか、社長から聞いていたが、お前達、4人は」
「ふぅん、色々と聞かなきゃいけない事が増えたようだね」『フリッジスパーキングゼリー!』
そうして、イータは、その手にある缶を振りながら、そのままスクラッシュドライバーに装填する。
それと共に、イータの下から現れた巨大なビーカーを覆う。
同時に、ビーカーの中にはイータ自身の個性とされているスライムで満たされると共に。
「変身」「潰れる!流れる!弾け出る!フリッジinレフリジェ!ブラァ!」
ビーカーが砕け散る中から姿を現したのは、凍てつく氷の鎧を纏った存在だった。
白銀のアンダースーツは体温の放出を完全に遮断し、その上から青白く光る粘性のあるゲル状の液体金属が装甲となって全身を覆っていた。このシルバーのゲルは単なる保護層ではなく、温度調節機能と物理攻撃吸収能力を兼ね備えた超次元素材である。
頭部は最も特異だった。正面からは冷蔵庫の前面を彷彿とさせる直線的なデザインだが、側面と背面は逆円錐形に広がり、頭部全体を包み込むように湾曲していた。額部分には鮮烈な青色のクリスタルが埋め込まれている。
ビーカーから漏れ出た冷気によって出来た氷の膜を軽く歩けば、まるで粉雪のように細かく砕けて宙を舞う。
その全身には薄く霜が張り付き、呼吸をするたびに青白い霧が口元から立ち上る。胸から腹部にかけては特に濃密なゲルが集まっており、それが呼吸運動によって脈打つように波打ち、光を反射する様はまさに海中の魚群が泳ぐような幻想的な美しさがあった。
両腕の先端に至っては肘から先が半透明の氷晶構造になっており、触れるものを即座に凍結させる危険な武器としての役割も担うだろう。足元は鋭利な氷柱のような形状に変形可能であり、地面を蹴るたびに微小な氷片が舞い上がる。
「なんだっお前は」
そう、王雷が尋ねると。
「仮面ライダーレフリジェ。冷却剤や冷媒という意味を持つレフリジェの名だよ」
3rd舞台となる世界は?
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