悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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2人の英雄 FINAL

「まさか、そんな出来事があったとはな、悪かったな」

 

「・・・別に気にしなくても良い」

 

そうしながら、俺はI・アイランドで起きた出来事に関して、イータからその報告を聞いていた。

 

イータは、疲れ切ったのか、温泉に浸かっている。

 

ついでに、彼女の要望で、俺も一緒に入り、いわゆる混浴状態だ。

 

この混浴状態には、意味がある。

 

「・・・それで、ディビット博士を司法取引で事務所で監視すると言っていたけど、何を作らせる気だ?」

 

「・・・ツカサを裏切るような事かもしれないけれど、科学者としては、どうしても興味のある物。それを解析したい」

 

「解析って、まさか、お前、あれを持って来やがったのか?!」

 

その一言に対して、俺は予想が出来てしまった。

 

同時に、イータが、これから行おうとした行動に対して、思わず眼を向けてしまう。

 

「確かに危険。けれど、今後の戦いにおいては必要だと判断した」

 

「判断したってなぁ」

 

俺はそのまま、湯船に浸かる。

 

「あれは、人が扱える代物じゃない。それは、お前も見ていたから理解しているはずだぞ」

 

「・・・そう、普通の人間では制御など出来ない。それこそ、狂気に駆られない限りは」

 

「狂気って」

 

その言葉と共に、イータが、あれを使わせようとしている人物に心当たりがあった。

 

「・・・オールマイトに使わせるつもりなのか、あれを」

 

「むしろ、オールマイト以外に使えるのは、今は思いつかないから」

 

そうして、イータは意見を変える気はなかった。

 

「力は使い方、それはツカサが言っていた事じゃないか」

 

「それは、そうだけど」

 

「・・・イータ、分かっていると思うが、もしもの時が起きた時は」

 

そうして、俺はイータを見つめる。

 

あれが暴走すれば。

 

「俺はオールマイトを殺す事になる。そうなった場合、イータ、俺は」

 

「・・・まぁ、その時はその時で仕方ない。何よりもツカサに殺されるんだったら、まぁ悪い気持ちはないかな?」

 

そう言ってイータが微笑んだ後、疲れたように息を吐き出した。

 

「それにしても流石に無理があると思うが」

 

「・・・科学は、過去に危険だった物でも、それを使い熟す事が出来た。危険だからと言って、それを諦めるのが私じゃないから」

 

「・・・イータ」

 

「何よりも、あれは本来は、人々の為に造られた物。ならば、本来の目的の為に使える人間が必要だ」

 

そうして、イータは続ける。

 

「仮面ライダーとは違う精神性、それの極地にいるオールマイトならばいけると考える」

 

「・・・はぁ」

 

それに対して、俺は呆れてしまうが、同時に。

 

「分かった、お前を信じるよ、イータ」

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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