林間合宿の本番が迫る。
今回の合宿場所となる宿泊施設において、今回の合宿で協力してくれるヒーローと会うが。
「煌めく眼でロックオン!!」
「猫の手 手助けやって来る!!」
「どこからともなくやって来る…」
「キュートにキャットにスティンガー!!」
『ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!!』
それと共に、彼らはその場で宣言した。
「久し振りですね、先輩達」
「おぉ、久し振りじゃないかディケイド!この前は助かったよ」
今回の合宿の協力してくれるワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ。
山岳をメインに活動をしているベテランであり、俺が関わる事の多いヒーローの一人である。
俺自身の個性として登録しているオーロラカーテンは、瞬間移動に近くもあり、救助活動において、救助した人々をすぐに移動させるのに、これ程便利な力はない。
そして、山岳で救助を行う際には、要救助者を発見など、様々な方面を行ってくれる彼らの存在が大きい。
「というよりも、ゼータちゃんも一緒にやらないかにゃ?」
「本当に猫耳生えているし、せっかくだから、5人で揃えたいし、どうかなぁ」
「あっあははははぁ、私の活動は主に隠密なので、先輩達の役には立たないと思うので」
そして、ゼータは幸か不幸か、先輩達に気に入られた様子。
だが、ゼータ自身は、先輩達が苦手な様子で苦笑いで対応していた。
「それにしても、ディケイドがこういう合宿に参加するとは珍しいにゃ」
「えぇ、あんまりこういうイベント、好きそうじゃなかったから」
「まぁ、色々とありますからね。とりあえず、これから来る生徒達の状態も知りたいので、協力して貰って良いでしょうか?」
「別に良いけど、具体的には」
そうして、俺達は、これからの合宿で行う具体的なプランを説明していく。
さすがにプロヒーローという事で、それらの飲み込みも早く、さらに適格な意見をくれる。
そうして、話していると、何やらこちらに向ける視線に気づく。
「どうかした、ゼータ?」
「いや、ちょっとね、あの子はどうしたの?」
そうして、視線を向けた子が気になった様子。
だけど、その声が聞こえたのか、その子はすぐにその場からいなくなった。
「あの子は、洸汰。私の親戚なの」
「親戚?ヒーロー志望で見学に?」
「その、違うの、あの子の両親は2年前に亡くなって、その」
それと共に、少し迷った様子を見せる。
俺もゼータも聞いて、なんとなく察する事が出来てしまった。
「…そういう事ですか、そのすいません」
「うぅん、そりゃあ、気になるのは当然だからね、とりあえず、気にしないで」
そうして、苦笑いをする彼らを見て、それ以上は言えなかった。
3rd舞台となる世界は?
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