合宿、二日目。
この日から、本格的に強化合宿が始まる事になった。
「それじゃ、これから本格的に始まるが、準備は良いか」
「えっと、それで、なんでディケイドさんがいるんでしょうか?」
俺が既にジャージを身に纏って、準備運動をしているとA組の面々が俺の方へと眼を向けていた。
「今回の合宿の目的は、先程言った通り、個性を伸ばす訓練である事は説明した。そして、その個性伸ばしにおいて、最も最適だと判断し、呼んだのが、彼だ」
それに対して、全員が驚く最中。
「・・・ある意味、間違っていないな」
「あっ、そうだった、轟はディケイドの弟子だったな!実際、どうなんだ?」
そう尋ねると共に、轟は、その場で巨大な氷を作りだした。
「うわっと、いきなりなんだよ?」
「以前までの俺は、これをメインにしていた。広範囲で、氷を放つだけ」
「いや、それでも十分に強いと思うけれど」
「まぁな、けれど、俺は師匠の教えのおかげで、今の戦い方になれたからな」
「えっと、確か、氷で色々な物を器用に作っていたよな」
そうして、これまでの轟の戦い方を思い出して、Aクラスの面々が思い出したように言う。
「師匠は、そうした個性を強くしながら、本人の戦い方に合わせた鍛え方をしてくれる。だから、そういう意味だったら、俺も納得だな」
「轟が言うと、結構楽しみだけど、俺達の事なんて」
「いや、十分に知れたよ」
「えっいつ?」
「ボーナスタイム」
「あっ!」
すると、その場にいた緑谷、そして爆豪君が気づいた様子。
「あの時、僕達と戦ったのは」
「全員の個性をより把握する為」
『えっ!』
そう、驚いている間にも、俺はオーロラカーテンで持って来たのは、数々の特訓用のアイテム。
「正解。全員の個性は把握したし、それをどのように応用したり特訓する方法は分かった。昨日の内にある程度は作っていたから、全員、安心して特訓するように」
「特訓って、言われても、具体的には」
「そうだなぁ、分かりやすい例だと」
そうしながら、俺は一番、分かりやすい例として見たのは。
「飯田君。君の個性のエンジン。これはかなりのスピードが出るね」
「えぇ!」
「単純で分かりやすいスピード系。だけど、単純だから良い所があるけど、それ故の弱点が一つ」
「それは一体」
「方向転換」
「方向転換ですか」
俺は頷く。
「早く現場に向かって、人々を救うのは良い事だ。けれど、そのスピードをコントロールする事が出来なければ、関係ない場所へと行ったり、僅かな道で間違える事もある」
「はっ確かに!」
「けど、そんなのどうやって」
「えっ、これ」
そう、俺がオーロラカーテンで取り出したのは。
「ローラースケート」
「・・・なぜ、ローラースケートですか?」
「それはね、これで方向転換がより分かりやすい為かな。何よりも、道を曲がる際に、どのようにすれば、スムーズに行えるかをこのローラースケートでより分かりやすくなると思うぞ」
「・・・早く、そう言えば、あの時に見た赤い車のような謎の人物も早かったが、スムーズに動いていた」
すると、飯田君の言葉から、どうやら俺がドライブになった時の事を思い出したようだ。
「そういう事、それじゃ、他の皆もどんどん説明していくぞ」
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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魔法少女まどか☆マギカ
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アカメが斬る!
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ブルーアーカイブ
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戦隊レッド異世界で冒険者になる