刀身が青白く輝く。ライドブッカーを片手に持ち替え、間合いを計る。十面鬼は指先で拳を作りながら嘲笑うような表情を見せた。
「・・・」
眼前にいる怪人の特性を知っている。
それ故に、俺は構える。
互いの静寂が森の中で満ちる。
そして次の瞬間には激しい音が響く。
地面を蹴り出し走り出したのはほぼ同時。
しかしスピードは俺の方が上で、そのままライドブッカーの刀身は勢いよく振られる。
それを避けながら、俺はその隙を見てさらに斬りかかる。
だが、それを避ける相手の動きは速い。
一歩引き下がると同時に腕が伸びてきた。
それをギリギリ回避する事が出来た。
しかし。
「ディケイド返し」「っ」
奴の手刀が、幾重の残像と共に、俺に襲い掛かる。
すぐにライドブッカーで、防御するが、その攻撃は確実に俺にダメージを与えた。
「本当に厄介だな、その能力は」
十面鬼ユム・キミルの能力は、仮面ライダーからの攻撃を同じような技で跳ね返すものだ。
しかも。
「その能力で得た技のレベルが格段に上がっているから、余計に厄介なんだよな」
その言葉と共に。
俺は再び十面鬼の方に向かう。
しかし、今度はさっきの比ではない程の攻撃が繰り出される。
その攻撃を捌きながら、俺は十面鬼の攻撃の間を縫って攻撃を仕掛ける。
「そらぁ!!」「っ」
俺の一撃は見事に当たるが、それでも尚奴は倒れない。
更に連続で攻撃を加えていくも全て防がれてしまう。
その時。
「っ」
突然背後に違和感を感じる。
振り返ろうとした時にはもう遅かった。
背中に衝撃が走り吹き飛ばされてしまう。
「がはっ……!」
吹き飛ばされた勢いで木に激突してしまう。
すぐに立ち上がり距離を取るものの肩を抑えて荒く呼吸をする。
そして。
十面鬼ユム・キミルの掌から紫色のエネルギー弾のようなものが形成されていくのが見えた。
それがこちらに向けられる。
このまま、戦ったとしても、全ての技が俺に跳ね返る。
普通に、このまま戦えば、負ける。
「仕方ない、久し振りに使うか」
なるべくならば、使用を控えたい物を取り出す。
「こいつは、あまりにも強すぎてな、周囲の被害が大きいから使いたくなかったがな」
それと共に、俺は久し振りに取り出したコンプリートカメンライザーを構える。
それに奴は。
「なんだ、それは、情報にはないぞ」
「だったら、覚えておけ。これが俺の最強の姿だと」『DECADE! FINAL KAMENRIDE』
そうして、俺は構える。
「変身」『LE-LE-LE LEGENDARY COMPLETE』
鳴り響く音声。
それと共に、俺は、レジェンダリーコンプリートフォームへと変身する。
3rd舞台となる世界は?
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魔法少女リリカルなのは
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魔法少女まどか☆マギカ
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アカメが斬る!
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ブルーアーカイブ
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戦隊レッド異世界で冒険者になる