悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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───翌朝。雄英高校・職員室。

 

「……本当に、一人しか連れていかれなかったのか」

 

根津校長の言葉が静まり返った室内に重く響いた。

 

この学園の教師と共に、私は昨日の襲撃について報告を受けていた。

 

だが、その内容はあまりにも不可解だった。

 

「はい。確認できているのは爆豪勝己ただ一人です」

 

校長が顔を上げると、私を含めた教師陣は沈黙したまま頷いた。

 

普通なら、複数の生徒を拉致するのがセオリー。

 

特にプロヒーローが集まる雄英ならば尚更だ。

 

しかし今回の敵連合は違った。

 

狙いが極めて明確だったのだ。

 

「体育祭の優勝者であり、世間からの印象が悪い彼を敵にする。それによって、雄英の信頼を落とす事」

 

「それに今回の襲撃、明らかに計画的だった。それを考えれば、確実にいるだろ、内通者が」

 

そう、会議を行っている最中、プレゼントマイクが呟く。

 

「あぁ、だが、それはおそらくは教師ではないはずだ。なぜならば、教師ならば教えているはずだ、そうだろディケイド」

 

その言葉に、この場にいる全員が頷く。

 

「あぁ、怪人スタンプを使った際の奴らは、確実に驚いていた。この場に、仮面ライダーがいた事に対して」

 

現場での情報を伝える。

 

そこで見た敵連合の行動。

 

「敵連合の中にいる奴らは、俺がいる事を知られていた。けれど、俺が仮面ライダーだとは知らなかった」

 

「そこから考えて、疑いたくないが、生徒の中にいると考えて良いだろう」

 

「だろうな、輸送ルートの多くはオーロラカーテンを通じて行われた。発信器なども検査を行っていたので、その可能性がない以上は」

 

「疑いたくない可能性だがな」

 

互いに頷きながら告げる。

 

そこから始まる話し合い。

 

爆豪勝己の救出作戦。

 

その立案。

 

様々な手段が講じられる中で。

 

「やはり一番有効なのは……」

 

一人が口を開こうとした時。

 

スマホのバイブレーションが響く。

 

緊急招集。

 

警察からの連絡を受けた俺達の行動も決まっている。

 

「それで、情報は」

 

「既に情報は集めている。裏ルートも含めて。だからこそ、今度は絶対にやる」

 

「ツカサ君、一つ聞きたい事がある」

 

「なんですか、オールマイト?」

 

「あれの調整はやはり」

 

「・・・無理ですね、俺も聞いた所、やはり制御を行うAIに問題がある。このまま行っても、おそらくは暴走するだけですから。そうなった場合は」

 

「そうか、すまない。情けない事だと分かっている。けれど」

 

「それこそ、俺もやりますよ。その為にここにいるのだから」

 

ここから始める反逆の為に。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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