悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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強さの違い

その気配を感じると共に、俺の中にあった先程までの焦りは無くなった。

 

「おや、どうかしたのかい?」

「いいや、ただ単に少しだけ落ち着いただけだ」

「落ち着いただって?」

「あぁ、ほんの少しな」

 

互いに仮面で素顔を見る事は出来ない。

だが、その言葉と共に、俺は。

 

「勝利条件が変わった。それだけだ」『FORM RIDE GAVV CAKING!』

 

俺の言葉に対して、疑問に思ったのは一瞬。

背後にあった瓦礫が破壊する。

そこから飛び出たのは巨大な氷の柱が現れる。

そこから聞こえる音と共に、俺は、その手に持つガヴホイッピアの袋を握り絞める。

次の瞬間。

 

「なっ」

 

飛び出たホイップ兵達が、人質である爆豪君を狙う敵達を足止めにする。

 

「オールマイト!」「なるほどっ!」

 

俺が行おうとする行動の意味を理解したオールマイトもまた頷き、走り出す。

これまでの俺達の行動としては、彼を救った後にすぐにその場を離脱しなければならない。

だが、オール・フォー・ワンは、それを阻止する為に動いていた。

だからこそ、こちらの行動がどうしても後になってしまう。

だが、今の俺達は。

 

「今度は、こちらの番だっ」「ちっ」

 

オールマイトもまた、これまでは、爆豪君の救出を最優先にしていた動きから、全力でオール・フォー・ワンの足止めに専念する事が出来た。

オール・フォー・ワンが変身するダークライダーとその個性の組み合わせは確かに厄介だ。

しかし、それは、長い年月、多くの個性を持つ敵と戦ってきたオールマイトならば、彼らが脱出するまでの足止めをするのには十分過ぎる。

そして、俺は。

 

「この、クリームみたいな奴っ厄介過ぎるでしょ!」

「本当に、なんなのっこいつは!」

 

数で劣っていた状況を変える事が出来るケーキングフォームのおかげで、それを阻止出来る。

そして。

 

「来いっ!」

 

聞こえた声と共に見つめれば、その先では、人質である爆豪君が無事に脱出する事が出来た事を意味する。

 

「さぁ、どうする」

 

それを見届けると同時に、俺はそのままライドブッカーを構えながら、オール・フォー・ワンに向けて、告げる。

 

「ここで、大人しく投降して、刑務所に怪我なく入れるか」

「それとも、私達に倒されて、刑務所にぶち込まれるか!」

 

その問いかけに対して。

 

「・・・なるほど、本当に厄介だな、ならば」

 

すると、オール・フォー・ワンは。

 

「逃げさせて貰うよ、せめて、彼らだけはね」

 

その言葉と共に、再びオーロラカーテンが現れる。

ホイップ兵達はすぐに敵達を捕らえようとしたが、オーロラカーテンに弾かれてしまった。

自ら使っていたとはいえ、ここまで厄介だとは。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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