悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

95 / 193
HEROES:RISING 序

オールマイトの引退から、人々はゆっくりと慣れていた頃。

チーム・ラーカーズとして、チームで活躍していたエッジショット、シンリンカムイ、Mt.レディの3人は。

 

「お前達の実力、想像を遙かに上だったな」

 

エッジショットは、そう2人に思わず呟いた。

オールマイト引退後のヴィランの活性化を考えての行動だったが、新人である2人は、まるでベテランのような連携を行っていた。

プロヒーローでもここまでの実力を発揮したのは、心から驚いた。

 

「まぁ、自然と鍛えられたというか」

「あいつが一緒にいると、自然と協力する事を覚えさせられるからぁ」

 

シンリンカムイはまるで遠くの景色を見るように、Mt.レディは何かを思い出したように怒りの表情を露わにしていた。

その様子を見ていたエッジショットは首を傾げる。

 

「あいつとは?」

「シンリンカムイさんは、あまり関わった事がないと思いますが、デルタですよ!デルタ!」

「あぁ」

 

シンリンカムイもまた、その名は知っている。

彼らと同じくプロヒーローではあるが、かなりの問題児として有名なヒーロー。

実力だけ言えば、間違いなく上位に位置するが、その性格はミルコをより凶暴化させたような性格。

 

「あそこの事務所のヒーローは色々と癖が凄まじいからな。まぁ、連携すれば、心強いが」

「いやいや、あそこの事務所で心強いのディケイドさんぐらいでしょ」

「というよりも、元々、表でよく出ているのは、ディケイドとデルタの2人故に現場で共に行動する事が多いのはこの2人だが」

「まぁ、その通りではあるな。それで、そのデルタがいない事と何か関係が?」

 

エッジショットは思わず聞くと。

 

「なんでも、休暇を貰ったらしいですよ、ディケイドさんから」

「休暇」

「今後の事を考えての纏めての休暇らしいですよ」

「ふむ」

 

その言葉を聞いて、エッジショットは腕を組んだ。

 

「この時期に休暇か」

 

思わず怪しんでしまう。

それでも、これ以上は探る事は出来ない。

 

「どちらにしても、おかげで被害は少なく済んだし!とにかく、仕事をしましょうよ!」

「・・・あぁ、そうだな」

 

そうしながら、3人はそのまますぐに去っていた。

そして、そんな会話を聞いていたのか。

 

「デルタさん、休暇ですかぁ、どこにいるんでしょうかねぇ」

 

一般人の中で紛れ込んだ少女が1人。

 

「少し前からヒーロー活動をしていないと聞いていましたが、そうですか、休暇ですか。それじゃ、ゆっくりと話が出来るチャンスですねぇ」

 

トガは、そう笑みを浮かべた。

だからこそ。

 

「ひゃっ!?なっなんですか!この悪寒はっ」

 

彼女は、感じた悪寒に震えた。

デルタがいる、今この温厚な島、那歩島での疑問だった。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。