先生は本来の姿で出会いたい   作:みのべ

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ブルアカの先生は秘密がある。
だが、それはトラウマが関係しているようだ。

※トラウマを抱えている先生が幸せにみんなと仲良くわいわいする物語です。


先生は本来の姿で出会いたい

 

 

 

 

 

 

 

いろんなことがよぎった後、急に開けた場所になった。

 

 

 

 

「私のミスでした。私に選択、それによって招かれたすべての状況。」

 

 

誰なのだろうか、この子は。見つめれば微笑み返してくれた。

 

 

「結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたが正しかったことを悟るだなんて…」

 

 

日の光が眩しい。今は電車の中にいるのだろうか、白銀の髪が陽に照らされて綺麗だ。

 

「今更図々しいですが、お願いします。ユウキ先生。きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから。ですから…大事なのは経験ではなく、選択。あなたにしかできない選択の数々。」

 

 

私の頬を割れ物に触れるように優しく撫でられる。普通知らない人にされたら嫌でしかないが、なぜかイヤな気分にはならない。どこか懐かしさも感じる。ずっと求めてきたような、そんな感じ

 

「責任を負う者について、話したことがりましたね。あの時の私にはわかりませんでしたが…今なら理解できます。大人としての責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。それが意味する心延えも。」

 

微笑みながら真面目に語りかけてくる少女。

 

「ですから、先生。私が信じられる大人である、あなたにならこの捻れて歪んだ先の終着点とはまた別の結果を。そこへつながる選択肢は…きっと見つかるはずです。だから、先生、どうか………

 

 

私を選んで……」

 

 

泣き出しそうな少女から口吸いをされそうになっ

 

 

「先生起きてください…………………ユウキ先生!!!」

 

急に脳裏に響いた声に立ち上がる。

「「?」」

 

どうやら眠っていたようだ。

 

「少々お待ちくださいといいましたのに、お疲れだったみたいですね.なかなか起きないほど熟睡されるとは。…夢でも見れていたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください。もう一度、改めて今の状況をお伝えします。

 

私は七神リン、学園都市“キヴォトス”の連邦生徒会所属の幹部です。そしてあなたはおそらく、私たちがここにお呼びした先生のようですが…推測形でお話ししたのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。」

 

 

急にこんな話…まだ寝ぼけているのかも。頭がついていかない。どうもあの夢のことを考えてしまう。

 

 

「混乱されていますね。分かります。こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でもいまはとりあえず、私についてきてください。どうしても先生にやっていただかなくてはいけないことがあります。学園都市の命運をかけて大事なこと…ということにしておきましょう。」

 

ついていく。早速エレベーターに乗るようだ。………絶景だ。すごく綺麗な場所

 

 

「“キヴォトス”へようこそ。先生。キヴォトスは数千の学園が集まってできている巨大な学園都市です。これから先生が働くところでもあります。きっと先生がいらっしゃったところとはいろいろんことが違っていて、最初は慣れるのに苦労するかもしれませんが…それほど心配しなくてもいいでしょう……………あの連邦生徒会長が、お選びになった方ですからね。ゆっくり説明することにして」

 

 

チン

 

 

「ちょっと代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!…うん?隣の大人の方は?」

「首席行政官。お待ちしておりました。」

「連邦生徒会長に会いにきました。風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています。」

「あぁ、面倒な人に捕まってしまいましたね。

 

 

こんにちは、各学園からわざわざここまで訪問してくださった生徒会、風紀委員会、その他時間を持て余している皆さん。こんな暇そ……大事な方々が訪ねてきた理由は、よく分かっています。今、学園都市に起きている混乱の責任を問うために…でしょう?」

「そこまで分かっているならなんとかしなさいよ!連邦生徒会なんでしょ!」

 

 

一気に文句が押し寄せてきた。聞き切れるのだろうか。

 

 

「…」

「こんな状況で連邦生徒会長は何をしているの?どうして何週間も姿を見せないの?今すぐ会わせて」

「…連邦生徒会長は今、席におりません。正直にいいますと、行方不明になりました」

「え!?」

 

それってやばいよね!?え?今ここにきたばかりの私でもわかるよ?

 

「結論から言うと、“サンクトゥタワー”の最終管理者いなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です。認証を迂回できる方法を探していましたが、先ほどまでは、そのような方法はみつかっていませんでした。」

「それでは今は方法があると言うことですか、首席行政官?」

「はい.この先生こそが、フィクサーになってくれるはずです。」

 

 

え?いやいや、え?一気にこっち見ないで!!!

 

 

「この方が?」

「私が?」

「ちょっと待って。そういえばこの先生はいったいどなた?どうしてここにいるの?」

「キヴォトスではないところから来た方のようですが、先生だったのですね」

「はい、こちらのユウキ先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です。」

「行方不明になった連邦生徒会長が指名?ますますこんがらがってきたじゃないの」

 

ど、どうしよう。とりあえず挨拶しようかな?

 

「こ、こんにちは」

「こ、こんにちは、先生。私はミレニアムサイエンススクールの…いや、挨拶は今はどうでもよくて!」

「そのうるさいのは気にしなくてもいいです。続けますと」

「誰がうるさいって!?わ、私は早瀬ユウカ!覚えておいてください、先生!」

「よろしくね」

 

早瀬ユウカさんとは仲良くなれそうだ。

 

「先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました。連邦捜査部“シャーレ”

 

単なる部活ではなく、一種の超法視的機関。連邦組織のために、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、制限なく加入させることすらも可能で、各学園の自治区で

 

制約なしに戦闘活動を行うことも可能です。そぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのか分かりませんが…シャーレの部室………………そこの地下に“とある物”を持ち込んでいます。先生をそこにお連れしなければなりません。モモカ、シャーレの部屋に直行するヘリが必要なんだけど……」

 

電子が少女の、モモカさんを映し出した。すごい。

 

「シャーレの部屋?そこ、今大騒ぎだけど?」

「大騒ぎ?」

「矯正局を脱出した停学中の生徒が騒ぎを起こしたの。そこは今戦場になっているよ」

「うん?」

 

あ、コレ。

 

「連邦生徒会に恨みを抱いて、地域の不良たちを先頭に、周りを焼け野原にしているみたいなの。戦車までどっかから手にいれてきたみたいだよ?どうやら連邦生徒会所有のシャーレ建物を占領しようとしているらしいの。まるでそこに何か大事な物でもあるみたいな動きだけど?」

「まぁでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所なんだから、別に大したことあ!先輩、お昼ご飯のデリバリーがきたから、また連絡するね!」

 

プツッ

 

プルプルリンちゃんが震えてる。あ“ーわ”ーすごいプルプルだぁ

 

 

「大丈夫?」

「だ、大丈夫です。少々問題が生じましたが、大したことではありません。」

 

じー

 

 

リンちゃんが見つめている先に早瀬ユウカさんたちが!まさか

 

「な、何?どうして私たちを見つめてるの?」

「ちょうどここに各学園を代表する立派な暇そうな方々がいるので心強いです」

「え?」

「キヴォトスの正常化のために暇を持て余したみなさんの力が今、切実に必要です。いきましょう」

「ちょっと待って!?ど、どこにいくのよ!」

 

 

 

 

ヒュぅぅぅ

 

ドカカカカカン!!

 

タタタタタタタタッ

 

 

な、何コレ〜!?

 

「なんで私たちが不良と戦わないといけないの!」

「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部屋の奪還が必要ですから。」

「それは聞いたんだけど!私これでもうちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど!?なんで私が」

 

バババババッ

 

 

「いっ、痛いってば!アイツら違法弾使ってんじゃない!?」

「伏せてください。アレはホローポイント弾で違法指定されていません」

「うちの学校では違法になるの!傷跡が残っちゃうでしょ!」

「今は先生が一緒なので、その点に気をつけましょう。先生を守ることが最優先。建物の奪還はその次です。」

「私たちとは違って、弾丸一つでも生命の危機にさらされる可能性があります。」

「分かってるわ。先生は戦場に出ないでください」

 

これ、お荷物になってる。………やだなぁ。頑張らないと

 

 

 

「私が指揮する。任せて」

 

 

私は先生なんだから、コレくらいできないと!

 

 

 

 

 

 

「前よりもしやすかったように思えます」

みんながそう言ってくれた。嬉しすぎるよぉ〜

 

 

「ありがとうみんな!これからも、一緒に戦ってほしい。貴方たちとなら、貴方たちと共に未来を歩みたい」

 

 

そう、本心である。…………どうしたんだろう。みんな黙っちゃって目を見開いて私を見ている。アップロポーズみたいになって痛い奴だって思われた!?ど、どうしよう

 

 

「と、とりあえずコレからもよろしく」

 

 

 

どこか焦点のあっていない強くて可愛い子達とお別れした。

………女の子ってバレなかっただろうか。

 

 

私の名前は藤宮ユウキ。私は男として育てられてきた。親はどうもお腹の中で亡くなってしまった、お兄ちゃんと言うべきだろうか、生きていたらユウキと言うお兄ちゃんがいただろう。…私がお兄ちゃんに代わりユウキになった。男だと思い込んでいるため、私の大きくなってしまう胸も女の子の日、全てを拒否し、私を男として育てるため私を洗脳した。その親が亡くなり私はその洗脳が解け先生になったが、やはり、幼い頃から身についた行動は怖い物だ。いかにもまだ両親がいるかのように、この場所でも男性教員として過ごすことになっている。

 

生徒会は知っているようだ。だけど、どうすればいいのだろうか

 

 

 

 

コンコン

 

「先生、入るわよ」

「早瀬ユウカさん、どうかした?」

「……何があったかは知らないけど、がんばんなさいよ。生徒が不安がるでしょ」

 

 

バレちゃってたのか…………うん、そうだね。今はこんなクヨクヨしている暇はない

 

「うん、ありがとう。ユウカさん」

 

 

 

本来の姿でこの子達と出会えたらいいなぁ

 

 

 

 

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