魔法少女リリカルなのは 大罪を担う者 作:タイプ・マァキュリー
気がつけば、ベットの上だった。
「・・・・・・知らない天井だ」
何故かこれを言っておかないといけない気がしたので言ってみた。
「・・・で、ココ何処なの」
ホントにココ何処だ?という疑問が浮かんでくる…取り敢えず周りを見回すが、辺り一面真っ白な空間が続いておりまったく何も見えない。
「えぇ・・・なぁにこれぇ・・・」
と、困惑していると
「気が付いたようだね」
「うおっ⁉︎」
背後からいきなり声をかけられた。振り向くと其処には、派手な色のスーツを着て、強面の大男が・・・うん、ぶっちゃけよう・・・
仮面ライダーオーズの鴻上会長が立っていた。
「・・・ゑ?」
「えーと、あー・・・どちら様?」
「私かね、君達人間からしたら“神”・・・正確には“邪神”や“悪神”と呼ばれている存在だよ」
「はぁ・・・え、神様?」
「その通り‼︎まぁ、神の前に邪とか悪とかつくがね。HAHAHA‼︎」
なんか目の前にいる鴻上会長は神様らしい。しかも邪神。
「で、その神様が俺のとこに来たんですか?」
「ん?違う違う。私が君の所に来たのではないよ。君が私の所に来たんだよ。」
神様が何か意味深なことを言ってきた
「は?それってどういう・・・」
「君はね、死んだのだよ。」
「・・・ゑ?」
「で、何で俺は死んだんですかねぇ」
「トラックに跳ねられて即死。潰れたトマトのようになって辺り一面に血とか脳みそとか撒き散らしていたよ。その時の映像があるが・・・観るかね?」
「遠慮します」
誰が好き好んで自分の死んだ瞬間なんぞ見ようと思うのか。それがスプラッタなら尚更である。
「自分が死んだという事はわかりました、でも何で俺は貴方の所に?」
「君はまだ死ぬ筈では無かったんだが、まぁ所謂こちらのミスというものでね。その謝罪と言うわけではないが、君にチャンスを与えようと思ったのだよ!」
「チャンス?まさか・・・」
「察しがよくて助かるよ。そう、転生だよ‼︎勿論ただ生き返らせるだけじゃない。特典として好きな能力をあげようじゃないか‼︎!」
「おぉ、なんというテンプレ」
だがそれがいい。日本人でオタクなら一度は憧れる状況ではないだろうか。
「そして、転生する世界はリリカルなのはの世界だ!」
「え、マジで?あの魔砲少女(誤字に非ず)が跳梁跋扈する世界に⁉︎」
「さぁ、善は急げ!君が欲しい特典を選びなさい‼︎」
「と、急に言われても・・・そんな直ぐに浮かばないんですけど」
実際、急に言われても思い浮かばないものである。
「思い浮かばない?ならこのクジ引きの中からランダムで選びなさい!早く!早く!早く‼︎」
と言うと何処から出したのか手にはクジ引きらしき上に穴の空いた正方形の箱を持っていて、それを持ちながらグイグイ近付いてきた。
「分かりました!分かりましたからそんな顔を近付けないで下さい‼︎」
「では、箱の中から3つ引きたまえ」
言われるがまま箱の中からクジを3つ引いた。
「引いたかね。では確認したまえ、それが君の特典となる。」
俺はクジを開いて特典を確認していく。
①【最高ランクの魔力量】
②【最高クラスの肉体、及び身体能力(成長限界無し)】
③【七つの大罪】
と書いてあった。
「・・・・・・・・・あの、なんですかコレ」
「何って、君の転生に際しての特典だよ」
「あ、いやそれはわかってるんですが」
ホントにナンダコレ。
①【最高ランクの魔力量】これはまだいい。
②【最高クラスの肉体、及び身体能力(成長限界無し)】これもまだいい。限界が無い時点で自重はしてないが・・・
で、③【七つの大罪】コレなんだよ!なんなんだよ【七つの大罪】って‼︎
「あの、この3番目のってなんなんですか?」
「ん?あぁ、これかね。これは私が考案した特別な特典だよ!」
「君がコレを引き当てたのならこれがどういうものなのか教えてあげなければいけないね。何故なら!これは!私が!
「は、はい・・・」
教えてもらうことになった。
「まず、七つの大罪とは人間を罪に導くとされる欲望・感情のことだ。
「はぁ、で、これはどういったスキルなんですか?」
「よく聞いてくれた‼︎七つの大罪にはそれぞれの罪に該当する七体の悪魔がいるのだが、それから着想を得て7つ別々のスキルを創り、さらにそれを一纏めにしたのだよ。1つでも強力なスキルをなんと7つも使えるのだよ!どうだい、凄いだろう‼︎」
「確かに凄いですけど・・・」
この人(神)には手加減とかそういうのは・・・無いんだろうな
「やってるうちに楽しくなってこうなった。反省も後悔もしていない!」
「ナチュラルに心の中を読まんでください・・・」
「だが断る!」
「さいですか」
予想以上にエグい、もとい凄い特典だった。
更にこの後2〜3時間程特典について説明された。
「まぁ、凄いというのは分かりました」
「分かってくれたかね!熱弁した甲斐があるというものだよ!」
神様は未だに鼻息荒く、興奮しているようだ。
「で、物は相談なんですけど、この特典がどういったものなのかちゃんと理解したいので転生前に修行とか出来ませんか?」
「うん、構わないよ」
と、いうと神様は指を鳴らし、目の前に扉を出現させた。
「この先の部屋は修行に最適な環境にしてある。さぁ、この中で好きなだけ修行したまえ!」
「どうもです」
そして、俺はその扉を潜っていった。
部屋の中の時間にして約10年程修行し、遂に転生をすることとなった。
「うむ、見違えるようだ。与えた特典をしっかり使いこなしているようだね」
「お世話になりました」
「もう少し時間が掛かるかと思っていたが、予想以上に君と特典の親和性が高かったのだろうね!
10年でも早い方なのか・・・
「もし、低かったらどんだけ掛かってたんですかね?」
「ん〜・・・もしかしたら永遠と終わらなかったかもしれないなHAHAHA‼︎」
笑って済まさんで下さい。
「さぁ、遂に君を転生させる時間だ!準備はいいかね?」
「いつでも」
「宜しい!さぁ、新しい
その言葉をトリガーにして、彼の体が光に包まれた。
「あぁ、そうそう。1つ君に伝え忘れた事があったんだった!」
「え、何ですか?」
「君の転生に際しての条件というものがあったのを伝え忘れていた」
「え、それ大事な事じゃないですかー!」
「忘れてたんだ、今言うからそれで許してくれたまえ!」
「で、どういったものなんですか?その条件って」
「それ程キツい
「へー・・・って、それ転生とかだと割と重要なヤツじゃないですかやだー‼︎!」
「安心したまえ!ここに来る前の記憶までだから修行とかでついた知識なんかはそのままで転生だ‼︎」
「それ全然安心出来ないんですけどー‼︎」
そうして、彼は絶叫しながら、転生していった。