ムラサメさん家のイチバン=サン   作:星乃 望夢

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第27話 あんた、少しだけ“いい艦長”になったな

 

 静まり返った艦内の通路に、アインの足音が控えめに響く。

 

 昨日の時点で大尉に昇進したばかりの自分が、今は“中佐”として艦に戻るという事実に、いまだ現実感は薄かった。

 

 階級章の取り替えすら、まだ軍規に則った正式通達を経ていない。

 

 辞令は来週付。

 

 だが、それでも彼は、今ここに戻ってきた。

 

 そして、報告しなければならない。

 

 アルビオン艦橋──扉が開くと同時に、すでに立っていたブライト・ノア艦長の視線がこちらに注がれる。

 

「戻ったか、大尉」

 

 いつも通りの鋭い眼差し。

 

 だが、そこにはどこか昨日の余韻がある。

 

 彼の中で、アインはまだ“大尉”なのだ。

 

 アインは、その一言に軽く苦笑しつつ、直立して敬礼を取る。

 

「恐れ入ります、艦長。実は、その件についてご報告があります」

 

「……ん?」

 

 ブライトの眉がわずかに動く。

 

「先ほど、ジャミトフ准将より通達を受けました。私は、本日をもって──」

 

 一呼吸、しっかりと視線を交えたまま。

 

「ティターンズ調査局特務室室長、および准将直属補佐官に任命されました。それに伴い、階級も……中佐に昇進するとのことです。辞令は、来週付で発令されます」

 

 艦橋の空気が、わずかに凍った。

 

 ブライトの瞳が細められる。

 

 沈黙が落ちるまで、わずか数秒。

 

 だが、その重みは数分にも感じられた。

 

「……ほう。昨日、大尉への昇進報告を受けたばかりだったが?」

 

「その通りです、艦長。僕自身も、まさかここまで急だとは思っていませんでした」

 

 アインは、虚飾のない声音で答える。

 

 驚き、そして覚悟が、その声の中に同居していた。

 

 ブライトは軽く腕を組み、長考するようにアインを見つめる。

 

 そして、低く言った。

 

「ジャミトフ准将の意図は?」

 

「ティターンズ内における監査、倫理統制、さらには現場での実働を兼ねた機構とのことです。……僕に託されたのは、組織内の“内部の眼”としての役割かと」

 

「……だとすれば、君の任務は──」

 

「戦うことと、裁くことの両方です。どちらが正しいのか、まだ僕には判断できませんが」

 

 ブライトは視線を逸らし、窓の外に見える岩肌を眺めた。

 

 その先には何があるのかはブライトにしかわからない。

 

「お前は、自分の意思でその立場に立ったのか?」

 

「……はい。おそらく、今の僕にとって、他に選べる道はもうありません」

 

 アインの返答には、迷いがなかった。

 

 いや、迷いのすべてを受け入れた上での決意だった。

 

 ブライトは再び彼に向き直り、そして、ゆっくりと頷く。

 

「……ならば、誇りを持て。私は艦長として、そして連邦軍人として、君の任を見届ける」

 

 そして一歩近づく。

 

「だが、忘れるな。中佐。“力”とは、誰かに見られる立場であるということだ」

 

 その目には、これまで幾多の部下を見送り、戦場から戻らぬ者を見届けてきた男の重みがあった。

 

 アインは、深く敬礼を返す。

 

「了解しました。……ブライト大佐」

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 報告を受けた直後、ブライトは沈黙を守った。

 

 反射的に何かを返すべきかもしれなかったが、言葉が出なかった。

 

 ──昨日まで大尉だった男が、今日には中佐。

 

 荒唐無稽だと一蹴すれば、それまでだった。

 

 だが、ブライトはアイン・ムラサメの過去と、そして彼が見せてきた成長を思い出していた。

 

 “正しすぎる”男だった。

 

 誰よりも規律に忠実で、誰よりも任務に真摯だった。

 

 そして誰よりも、周囲を見ていた。

 

 兵士の疲労、整備班の焦り、士官たちの目線。

 

 すべてを観察し、判断し、必要とあらば自ら手を動かしていた。

 

 ブライトは己の若い頃を、ほんの一瞬だけ重ねた。

 

 だが、アインは自分よりずっと“器用”だった。

 

 そして何より、“清廉”すぎた。

 

 ──ジャミトフは、それを見抜いていたのか。

 

 それが純粋な理想主義者を求めたのか、それとも自らの意図を補強するための盾が欲しかったのか、判断はつかない。

 

 だが、どちらにせよ“アイン・ムラサメ”という人間を使うつもりであることは明白だった。

 

 「中佐」──階級としては大きな飛躍だ。

 

 だが、それ以上に重いのは、「ティターンズ調査局特務室長」という役職の方だ。

 

 表向きは監査と倫理。

 

 だが裏を返せば、バスクやその周辺にメスを入れられる権限を持つということ。

 

 ティターンズという組織が、二つの顔を持ち始めている。

 

 一つはジャミトフが掲げる“正統”の顔。

 

 もう一つは、バスクやジャマイカンが象徴する“強硬”の顔。

 

 そのどちらにも完全に染まりきっていない中立の存在として、アインが選ばれたというのなら──。

 

「……潰されるぞ、お前は」

 

 内心で、そう呟いた。

 

 あまりに正しすぎる者は、組織の中で浮く。

 

 立場が上がるほど、守るものが増え、裏切られる覚悟も必要になる。

 

 それでも。

 

 ──それでも、彼ならば。

 

 そう信じられる自分がいた。

 

 信じたいという願望があった。

 

 ブライトは静かに目を閉じ、思考を切り替えた。

 

 今は、部下を見送る艦長であることを忘れてはならない。

 

 己の覚悟と誇りに敬意を持ち、命令に従い、報告を怠らず、正面から言葉を届けてきたアインに、艦長として返す言葉はただ一つ。

 

「誇りを持て」

 

 それは、かつてヒヨッコだった自分が欲しかった言葉だった。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 アイン・ムラサメは、報告の最後に一拍置いて、慎重に言葉を選んだ。

 

「それと、もう一つ、艦長にお伝えしたいことがあります」

 

 ブリッジに立つブライト・ノアは、静かに彼の方へ視線を向けた。

 

 真正面から受け止めるその眼差しは、曖昧な答弁や詭弁を許さない厳しさを湛えている。

 

「今回の任命により、私はティターンズ調査局特務室の室長として、一定の裁量権限を得ました」

 

 アインは背筋を正す。

 

 これは単なる報告ではなく、責任を伴う宣言でもあった。

 

「その権限のもと、私はこの艦──アルビオンを、ティターンズ調査局特務室の本部と指定したいと考えています」

 

 その一言に、ブライトの眉がわずかに動く。

 

 驚きではない。

 

 事態を即座に理解し、思考を巡らせる兆しだった。

 

「もちろん、艦の運用や戦力配分についてはこれまでと変わりません。私が部隊を統轄し、艦長が艦を指揮する。方針決定においては、引き続き協議の上で決定する従来通りの体制です」

 

 アインはわずかに頭を下げ、誠意を込めた口調で続けた。

 

「昇進しようと、肩書きが増えようと、私が未熟であることには変わりありません。今まで通り、艦長の補佐としての役割を果たすつもりです」

 

 一瞬の静寂が場を包む。だが、そこに戸惑いや疑念はなかった。ブライトは静かに問い返した。

 

「理由を聞こう」

 

「はい。まず第一に、アルビオンはペガサス級であり、その機動性や作戦行動範囲は、現行艦艇の中でも群を抜いています。調査局が固定施設を本部とするには、監査・査察任務において柔軟性が欠けます。けれどこの艦なら──どこへでも出向くことが可能です」

 

 そして、アインはそこで言葉を重ねた。

 

「そしてもう一点。これは本質的な理由です。──防諜、不正防止、さらには記録の偽装や情報の改竄といったリスクへの備えとして、外部の圧力を排した中立的かつ独立性の高い拠点が必要です」

 

 その目は真っ直ぐだった。

 

「陸上施設では、どれほど慎重にしても“誰が何を見ているか”の制御が困難になります。しかし、艦という閉鎖環境なら、関係者を限定し、情報の流出を最小限に留めることが可能です。アルビオンは、それに耐えうる構造と人員、そして信頼があります」

 

 理詰めの語調に、情熱がひそやかに滲んでいた。

 

「外部施設に依存せず、独立した監査機能を維持するためにも、この艦こそ最適だと判断しました」

 

 ブライトはふっと小さく息を吐いた。

 

「なるほどな。……あのジャミトフ准将が、君にそこまでの裁量を許したというわけか」

 

 声は低く落ち着いていた。

 

 だが、その内側には、一艦長としての責任と覚悟が静かに燃えていた。

 

「分かった。アルビオンを動く本部としよう。その上で、艦の運用については今までと変わらず、我々が協議して決める。いいな?」

 

 アインは深く頷いた。

 

「ありがとうございます、艦長。──いえ、ブライトさん。引き続き、お力添えをお願いします」

 

 その瞬間、艦橋の空気が、ほんの少しだけ緩んだように感じられた。

 

 命令でも通達でもない。

 

 互いの信頼のもとに積み上げてきた“やり取り”が、また一つの段階を超え、これからも変わらず続いていくことを確かめ合った瞬間だった。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 地上に広がる岩盤要塞、ジャブロー地下第7留置区画。

 

 仄暗いコンクリートの廊下に、革靴の音が吸い込まれていく。

 

 アイン・ムラサメは、ティターンズ調査局特務室室長という肩書のもと、手にした“ジャミトフ・ハイマン直筆の委任状”を胸ポケットへ戻しながら、地下の留置エリアへと足を踏み入れていた。

 

 彼の視線は正面の房番号を確かめながら、扉の前に立つ憲兵隊の責任者へ向けられる。

 

「ここが……カイ・シデン氏と、レコア・ロンド氏の留置室ですね」

 

「……あんた、何者だ?」

 

 けんもほろろな返事だった。

 

 同じティターンズといえど、よそ者に軽々と受け渡す気はないらしい。

 

「ティターンズ調査局・特務室。室長のアイン・ムラサメです」

 

 アインは柔らかく名乗りながら、委任状を差し出した。

 

「本任務は司令ジャミトフ・ハイマン閣下直々の委任によるものです。ご確認を」

 

 その名を聞いた瞬間、空気が凍りついた。

 

「……し、失礼いたしました。すぐに手続きいたします」

 

 形式上の確認と指紋照合が行われ、2名の収容記録が破棄手続きへ移行する。

 

 レコアの姿を見た瞬間、アインの表情が一瞬だけ、険しさを滲ませた。

 

 ただし、言葉にはせず、彼女に向けては極力穏やかに声をかける。

 

「ロンド少尉、シデン氏。ご安心ください。今後はアルビオンにて、私が責任を持ってお二人の取り扱いを行います」

 

「……あんた、誰だ?」

 

 疲れたようなカイの目が、アインを値踏みするように見つめる。

 

「アイン・ムラサメ。現在、ブライト艦長の下で副官を務めています。……アルビオンでの任務が終わってから、こちらに異動しました」

 

「ああ、“あの”アルビオンのか。なるほどな……」

 

 カイは何かを悟ったように、皮肉っぽく笑った。

 

 それを受け取ったアインはレコアとカイを連れてアルビオンへと戻った。

 

「お前がそこまで言うなら……構わんよ。任せよう、アイン」

 

 ブライト・ノアの声には、信頼と同時に、どこか複雑な思いが込められていた。

 

 ティターンズ調査局特務室室長としてジャブローでの特務を任されるようになってからのアインは、以前より一層“鋭利な静けさ”を帯びるようになった。

 

 だが、正確な判断を託せる部下としての信頼は揺るぎない。

 

「ありがとうございます、艦長。ご同席、感謝します」

 

 アインは深く頭を下げると、レコアとカイの前に静かに椅子を引いた。

 

「まず、私の立場を説明させてください。本件は、正規の調査機関であるティターンズ調査局の指揮下に置かれ、あくまでお二人に対する尋問ではなく、状況確認と情報整理が目的です」

 

「尋問じゃあないのかい。そいつはありがたいね」

 

 カイは皮肉と警戒を滲ませながら、目線をブライトへ移す。

 

「アルビオンの副官が、わざわざジャブローに潜ってまで俺たちを迎えに来た理由は……なんだ?」

 

「理由は複数ありますが、最たるものは……」

 

 アインは一拍置いて、レコアの方へ視線をやった。

 

「……あなたが、ジャブローで不当に扱われた、という報告を私は受け取っていたからです」

 

 沈黙が室内を支配した。

 

「言わなくていいんです、レコアさん。私は知っています。……知っている者として、あなたの尊厳を護りたかった。それだけです」

 

 レコアは目を伏せたまま、小さく頷いた。

 

「……馬鹿ね、あなた」

 

「よく言われます」

 

 ふっと、カイが鼻で笑った。

 

 その表情にはわずかに、信頼の欠片のようなものが浮かんでいた。

 

「この件は艦内で記録管理し、ジャミトフ司令には私が直接報告します。艦長……お手を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした」

 

「いや……お前が責任を持つなら、俺も後ろから支えるだけだ」

 

 ブライトの言葉に、アインは深く頭を下げた。

 

 こうして、ジャブローの闇に囚われていた二人は、アインの手によって“尊厳を取り戻す聴取”という形で保護された。

 

 彼にとってそれは、ティターンズの名を背負う上での最低限の矜持であり、何より、“命令ではなく自分の意志”による行動だった。

 

 それは、彼が“アイン・ムラサメ”であるための選択だった。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

【アルビオン艦内・会議室横の控え室】

 

 控え室の扉が静かに開いた。

 

 そこに立っていたのは、白い軍服に身を包んだ艦長──ブライト・ノア。

 

 振り返ったカイ・シデンは、無精髭を撫でながら、ふっと肩をすくめた。

 

「……まさか、こんな場所でまた会うとはな。生きてたか、艦長さんよ」

 

「お前こそ、な。……ジャーナリストなんて職に就いてると聞いたときは、てっきり世捨て人かと思ったが」

 

「それは言い過ぎだろ。なぁに、世間の汚いとこ覗き込む仕事だ。ジャブローの中に比べりゃマシだったさ」

 

 ブライトは近くの椅子を引き、無言で腰を下ろした。

 

 カイも続けて椅子に身を預け、しばし沈黙が流れる。

 

「……久しぶりに見るな、その顔」

 

 カイがぼそりと呟く。

 

「妙に威厳がついた。昔のあんたとは、ずいぶん違う」

 

「そうかもしれん。……だが、今でも怒鳴る癖は抜けていない」

 

 ブライトが小さく笑った。

 

「艦長になったからといって、人間が変わったわけじゃない。結局は、あの頃と同じように……生き残るために怒鳴ってるだけだ」

 

 カイは目を細めて、どこか懐かしそうに首を振った。

 

「そうか……なら安心したよ。……まったく、あの頃は生きるのに必死で、死んでも文句言えない毎日だったってのに。

気づけばこんなに長く生き延びちまってる」

 

「……生きているだけで、罪悪感を感じることがある。だが、あの時、お前が“辞めずに戻ってきた”ことを、俺は忘れていない」

 

 ブライトのその一言に、カイの目が一瞬だけ揺れた。

 

「……あれは、ただの気まぐれさ。ま、俺がいないとどいつもこいつも情けないったらありゃしなかったからな。英雄譚にするなよ?」

 

「分かってる。だが、あの判断がなければ、助からなかった命もある」

 

 カイはため息をついた。

 

 そして、つとめて軽く言い直した。

 

「……あんた、少しだけ“いい艦長”になったな。いや、“ちょっとだけマシな上司”って感じか」

 

「皮肉か?」

 

「さあ、どうだかな」

 

 そして、二人は互いに小さな苦笑を浮かべた。

 

 その笑みは、決して明るくはないが──。

 

 それでも“生きている者”だけが交わせる、静かな肯定のようなものだった。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

【アルビオン艦内・面談室】

 

 アルビオン艦内の医務室に隣接した面談室。

 

 白とグレーを基調とした室内に、ほのかに漂う消毒薬の香り。

  

 そこに、ティターンズ調査局特務室室長──アイン・ムラサメの姿があった。

 

 向かいに腰を下ろすのは、アーガマに在籍している女性士官、レコア・ロンド。

 

「……あら。随分と、落ち着いた部屋ね」

 

 レコアが柔らかく笑う。

 

「拘束施設よりは、多少は過ごしやすいと思っていただければ幸いです。私はアイン・ムラサメ。ティターンズ調査局特務室、室長を務めております」

 

 アインは椅子に腰を掛けながら、丁寧に自己紹介を添える。

 

「そう、ムラサメ……」

 

 レコアがつぶやいた。

 

 瞳が、何かを思い出すように細められる。

 

「その名前、アンマンで耳にしたことがあるわ。アーガマが月に寄港していた時の話。“ティターンズに、一人だけ妙に『真っ当な』奴がいる”って、整備員の噂話よ」

 

「……真っ当、ですか。恐縮です」

 

「でも、こうして会ってみると……なんとなく、分かる気がするわ。あなた、信用できそうね」

 

アインはわずかに目を伏せ、そして誠実な声音で応じた。

 

「ありがとうございます。……ですが、本日は私情で来たわけではありません。本件に関して、貴女に無理に語らせるつもりはありません。既に、拘束中に多くの無体があったことは把握しています。それらはすべて、調査局の下で記録され、追って責任の所在も明らかにするつもりです」

 

 レコアは目を伏せたまま、小さく息を吐いた。

 

「……感謝するわ。けれど、もう充分よ。私は、全部忘れてしまいたいの。けれど……何も言わないのは、あのまま無かったことにされるのと同じだから……」

 

「それでも、急かすことはいたしません。少しでも、貴女が話す準備ができたとき──そのときは、改めて記録させていただきます。僕は、その場を整えるためにここに来たのです」

 

 その言葉に、レコアは顔を上げる。

 

 その瞳には、わずかに涙の膜が浮かんでいたが、それでも彼女は凛としていた。

 

「ありがとう、アイン・ムラサメ。……あなたがいてくれて、良かった」

 

「……今、こうして貴女と向き合っているのは、僕の役目だからです。でも……その役目が、誰かの力になれるなら。こんなに嬉しいことはありません」

 

 アインは立ち上がり、丁寧に一礼した。

 

「また改めて、お時間をいただきます。……今は、どうか、心と身体を休めてください」

 

「ええ。……本当に、ありがとう」

 

 その一言に、アインは言葉を重ねず、ただ静かに面談室を後にした。

 

 

 

 

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