「ほう、被害者の青山は桐沢と花岡とは同級生か。」
と、南は言った。
「ええ、その後の捜査でわかりました。」
「それで、被害者に何か恨まれていることはありませんか?。」
「さぁね。」
「そう言えば、小学校の時に私のスカートを捲ったりしていたから覚えているわ。」
と、さつきは言った。
「それだけですか?。」
「ええ。」
「さぁね、俺は1年から4年までは別のクラスだったからな。」
「5年の時に一緒になっていたからな。」
「それで、もう1人は柳川彰浩か。」
「ええ。」
「5年の時に、青山と一緒のクラスになって鉄道の話をしてくれたから。」
「ほう、なるほどね。」
「それで、青山と最後にあったのはいつです。」
と、高山は言った。
「そうだな、あいつが来たのは東京から来て付近を回って観光していました。」
「そして、一と別れて千倉へ帰っていたんだそうです。」
「何処へ観光していたかわかりますか。」
「そうだな、一とさつきとオレにあったのは千倉から迎えに行っていたんです。」
「なるほど、何処へ観光したかわかりますか。」
「そうだな、まずは城山公園へ行ってその後は鴨川シーワールドへ行ったんですよ。」
と、弘人は言った。
「それは、間違いないですね。」
「ええ。」
「そして、あなたは。」
「私は、青山の高校時代の部活の先輩の藤岡 祐介です。」
「ほう、高校時代の先輩ですか。」
「ええ、青山は後輩にあたるんです。」
「はい、私は昨日から東京へ行っていまして、帰ってきたら後輩が亡くなったと聞いたのでびっくりしました。」
「ほう。」
その後の調べで、青山は事件の前日に城山公園と鴨川シーワールドへ行っていたことが分かった。
そして、南と高山は東京へ戻って高杉班長に報告した。
「そうか、やはり事件前日に公園と水族館へ行っていたのか。」
「はい、彼は東京から特急に乗って黄金週間に会いに行っていたそうです。」
「そして、次の日に殺害されていたと。」
「はい。」
「それから、藤岡は仕事の関係で大阪へ出張へ行っていたそうです。」
「えっ、大阪に出張か。」
と、高杉は南に言った。
「恐らく、今回殺害された青山と強盗放火殺人と関係しているんですかね。」
「ええ、それも考えられるわね。」
と、小海は言った。
「その藤田にアリバイは聞いたのか。」
「ええ、彼は夜の最終「のぞみ」に乗って大阪へ行ったと言っていました。」
「ほう、特急「さざなみ」に乗ってそこから新幹線「のぞみ」に乗って新大阪へ行ったのか。」
「いやそれが、舘山から特急に乗ってそこから上越新幹線「あさひ」に乗って新潟から急行「きたぐに」に乗って大阪へ行ったと言っていました。」
「ほう、大阪へ出張か。」
「はい。」
「でも、問題は犯人はどうやって利用したかだ。」
「ええ。」
犯人は、この中にいる。
そして、どんな列車トリックを使ったのか。