「オールマイト!」
「ん?どうした、緑谷少年…」
「見えてきました…一万人以上の科学者達が住む学術人工移動都市I・アイランド。夏休みに、しかも高校前に行けるだなんて、夢みたいです!」
「そんなに歓迎してくれるとは…誘ったかいがあるね」
「でも、なんでここに?サポートアイテムなら日本でも作れますよね?」
I・アイランドを目視しはしゃぐ出久は、ふと気になったことを質問する。
「ここには、私の親友がいてね。君の紹介をしようと思ったのさ。その親友の名はデヴィット・シールド!」
「デヴィット・シールド!ノーベル個性賞を受賞した天才科学者じゃないですか!……そういえばアメリカで活躍していたとき、オールマイトはデヴィット博士とコンビを組んで活躍していたとか。それでコスチュームを?」
「うむ、それに君の戦い方は特殊だ。先代達を呼び出せる工夫もしないといけない」
『そこまでしなくてもいいんだけどね』
「いや、AFOと戦うには万全以上の準備が必要だ。前回君とお師匠のおかげで奴の不意打ちに気づけた。次はさらに警戒されるだろう。」
「なるほど…」
オールマイトがAFOに対して予測を立てる。出久と四代目、四季の霊、逢魔ヶ時の霊はAFOとの戦いを知らないが、知っている者は、その言葉で顔つきを変える。理解しているのだ、AFOという魔王を。
「それと、君のことは私の弟子ということにするが個性、OFAについては黙っていてくれ」
「はい!」
そうして降り立った空港は、雑踏の密度が凄く大都会といった感じだ。まともな街をみたことがない与一などの戦乱を駆けた者達はフヨフヨと、霊体の状態で辺りを見回している、
『なんか、大勢来るぞ』
「えっ?」
オールマイトに気づいたファンが広め、伝播し、ファンが押し寄せて来たのだ。
「ふぅ…まさか、ここまで足止めを食らうとは」
『平和の象徴として動けている証拠だよ』
「そういえばどこで会うんですか?」
「待ち合わせ場所がある……ここのはずだ、」
「マイトおじさまー!!」
その声に一同が振り向くと、そこにはホッピングのようなものでこちらに近づいてくる女性がいた。
「メリッサ!迎えに来てくれたのか!」
「マイトおじさま!お久しぶりです!」
「あなたがマイトおじさまの弟子ね? 私はメリッサ・シールド。よろしく」
「こんにちは、僕の名前は緑谷出久っていいます。よろしくお願いします」
出久とメリッサが握手をする。
メリッサに案内され、研究室の一角に通される。
オールマイトとハグする中年の白人男性、この人がデヴィット・シールドだろう。
「トシ、久しぶりじゃないか!元気にしていたか!」
「やあデイヴ!そっちこそ!研究の方は順調かな?」
「ああ、順調そのものだ。そしてこっちの少年が」
「ああ、私の弟子だよ」
「やあ、君がイズク・ミドリヤだね」
男性が出久に握手を求め、それに応える。
「は、はい!デヴィット博士、お会いできて光栄です」
「はは、ご丁寧にどうも。しかしあのトシが弟子をとるとは、時代の流れは早いものだ」
「おいおい、デイヴ、年齢の話はよそうぜ」
「それもそうだな」
そうして笑い合う二人。二人が親友であることを霊と出久は再認識した。
「それでサポートアイテムが欲しいという話だが、一体どういうものを所望なんだい?」
「少し広めの場所はあるか?デイヴ、見てもらうほうが早い」
「そうか、」
「あ、その前に、水35ℓ、炭素20kg、アンモニア4ℓ、石灰1.5kg、リン800g、塩分250g、硝石100g。 イオウ80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他少量の15の元素をそれぞれ七、いや、一応十一倍ください」
「分かった」
個性の実験用に広い場所に出る。研究室の一角のため許可が必要のようだが、デヴィットは顔パスなのか直ぐに使用許可が下りる。
「血命造形・形代」
「ほう、これはどういった個性だい?」
「そういえば、まともな名前はつけてなかったな」
「〈
「ありがとう、冬じい。」
「うむ。」
形代の制作過程と材料、それぞれの個性を聞いて回ったデヴィットは、一つ出久に聞く。
「形代の製作材料の持ち運びと、血の鮮度を保つ方法でいいかな?」
「はい!」
「前者は何とかなるが、アカネ・オウマガ?の〈
「出来るわ。ただ入り口となる血溜まりは必要ですけど」
〈血命異空〉暁音の扱う霊術。血液を一定以上の厚さと大きさを作ることで異空へと繋げる。冥界で繋げればヘルサレムズ・ロットに繋がる。
「ふむ、
「?はい!」
二人の英雄を見ていたら内容が少なくなってしまった。サポートのほかに与一の戦闘スタイルも考えないと出し、やっぱ…足技かな?