「それじゃ、最後に爆豪少年と飯田少年対緑谷少年の闘いだ」
「どうする?」
「とりあえず全部の階を凍らせる、地面だけでいいよ」
「分かった、そしたら?」
「与一さんは、ここで待機、」
「分かった」
各階の床を凍らせる与一、爆豪の個性は寒さに弱い。それだけじゃない、氷によりグリップが少なくなれば、飯田も直ぐには止まれなくなる。
「ちっ!めんどくせぇことしやがる!」
「そう入ってもこれが妨害だ、ぼ……俺も動きづらい」
「はんッ!せいぜい足引っ張るなよ!」
「相変わらずだね、かっちゃん」
「デクぅ、どけ!」
「断る!刃身の拾弐・
「クソが!」
爆豪に合わせて剣を振るう出久、氷で滑るのを、焔丸を突き刺してカバー、残る片方で牽制をしていく。
「いけ!メガネ!」
「飯田天哉だ!」
「逃がしちゃったか」
「はんっ!これでてめぇに専念できる」
「紅蓮骨喰」
冗談からの振り下ろしによる体重移動での回し蹴り。爆豪もそれを読み、受け止める。
「らぁ!」
「さすが!」
「死ねぇ!」
「赫棺縛」
「とっとといけ!」
「さすがに、動かないよ、じゃないと直ぐに上に行くだろ?」
「ちっ」
―――――――――
「したが騒がしいね、」
「あなたは確か」
「与一だよ、個性は〈冷脚〉それじゃ始めようかエスメラルダ式血凍道
脚に槍状の尖った氷を発生させ、その状態で相手を蹴りつける。それを簡単にかわす飯田だが、自身の個性がうまく扱えない状態だった。
「レシプロバースト」
「おお、速いけど
「くっ」
氷の壁を発生させ、飯田の動きを止める。相手の攻撃にあわせて発生させることで氷の中に対象を固定し、最終的に全身を固めてしまうことが出来るが、底までやるべきではないと判断して、壁を作るにとどまった。
「
強烈な冷気を放射する技。その名の通り吹き付けた対象を凍結するが、全身を軽く凍らせる。コレによりエンジンがうまくかからず動けなくなる。
「……降参だ」
「うん」
「さぁて、講評と行こうか!MVPは誰だか分かるかい?」
「与一さん?」
「正解だ、だが緑谷少年もある意味正しい」
「なんでだ?緑谷は加勢に行けただろ?」
「いや、いくら赫棺縛でも、ただ縛っただけだと、かっちゃんに破られる、後は飯田くんのエンジンだけど気温が低ければ、かかりづらくなる、だから与一さんの冷脚での対応を決めた。ほかにもかっちゃんの爆発は掌の汗腺からニトロのような汗を出しての爆発だから、気温が下がれば汗腺が小さくなり、爆発しづらくなる。その状態で戦うためには出力を強くしないとだめ、その状態で気温を上げれば、汗腺広がり大量に出てくる、けどかっちゃんは才能があるから無意識的に抑えようとして、爆破が送れる。僕が考えた作戦はこれ、飯田くんは日が浅いからまだ考えることが多いけど」
相変わらずの分析による、作戦、行っていることが正しいが、一呼吸で喋るため、呆気にとられる者がほとんどだ。
「なるほど、さすが出久さん!」
「ありがとう」
「HAHAHAHAしっかりと理解しているようで何より、やはり緑谷少年をヴィラン側にしてよかった。ヒーローは活躍故に個性割れている。その分対策もされる、さすがにここまでは分からないと思うけどね」
ヒーローとしての弱点を明確に話すオールマイト、問題は、マッスルフォームの維持時間だ。三時間これが今の限界だった。余裕がある程度あるため、ヒーロー活動は積極的に行い。授業終わりには残り十分もない結果に。
「それじゃぁ授業終わり!個性の使い方は緑谷少年の方が理解していると思うから、着替えてから聞くといい、では!」
「すごいよな緑谷は、なんでそんなにいろいろ出てくるんだ?」
「簡単だよ、複数ある個性をどの状況でどう使い組み合わせるか、これを考えていくと気づくようになる」
「へぇ~」