機動警察パトレイバー:魔法少女、特車二課に着任す   作:ゆきざかな

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第2話:滑り出しは上々?

 午後の湾岸風は穏やかだった。

特車二課の訓練ヤードは、たくさんのレイバーの足跡が残る広大な空き地だ。朝に散見された水たまりはすでにどこにもない。

雨上がりの午後独特の湿り気が、陽光の熱でぼんやりと空気に漂う。

港に入る船の汽笛が、試験を始める合図のように鳴り響く。

 

 今から行う訓練は、【外国特殊技能者等国家公務職任用特例法案に基づき任用された人物の技術確認】という名目だ。

コンクリートの地面には、訓練用に用意された95式改が、ゆっくりと徘徊行動をしている。

ダミー仕様のレイバーには簡易制御AIが搭載され、予定されたプログラム通りに暴走行動をゆっくりと模倣していた。

 

 その様子を、腕を組んで見守っている男の姿がある。

 

「試験だとか実験だとか、そういうのはいい。ただ、お前さんがどんなもんか見せてくれりゃそれでいい」

 

 後藤喜一。緩やかな口調の奥に、緊張感を含んだ声がある。さすがの“カミソリ後藤”も、異世界の魔術は初体験なのだろう。

 

 後藤隊長に声をかけられるのは、ミーシャ・アウレリア。

制服にはコンポーネントポーチ――魔術の使用に必要な触媒を入れておく袋――がぶら下がったベルトを着けている。

ポーチが、ミーシャの緊張による体のねじれによりわずかに揺れる。

彼女はのどの渇きを抑え込むように背筋を正し、小さく頷いた。

 

 彼女はゆっくりと、そして徐々に速度を上げながらレイバーに向かっていく。

その際ポーチから一切れのバターを取り出す。

レイバーとの距離は15メートル程度、観客の中から「そのまま殴り掛かるのか?」と疑問を抱く者が現れた瞬間、彼女の足が止まり手が上がる。

 

 詠唱が始まった。その祝詞はこの地上のどこにも存在しない言語で紡がれる。

 

滑らかな油を、地に滴らせ(スリシェラ・イルミス・テラドロピス)」――《グリース()

 

 ミーシャの持つバターに魔力が帯び、そのままレイバーの足元に飛ぶ。

かくしてレイバーの足元3メートル四方の地面は、一瞬にして非常に滑りやすい油の膜に覆われた。

レイバーの片足が油の上でバランスを崩し、膝がガクンと落ちる。

簡易制御AIがバランスを取ろうとするが、ますます足を取られ、ズシンという音とともにあおむけに倒れる。

 

「え、すごっ! 勝手に転んだ!?」

 泉野明の声が、ぱっと空に弾ける。驚きと興奮と、新しい何かに出会ってしまった感情が入り混じっていた。

信じがたいことが起きた目の前の現実が、思考の前に感情を押し流した。

 

(ふふふ、こいつぁ使える)

 太田は双眼鏡越しにその光景を眺め、口元に不敵な笑みを浮かべた。

その笑みに宿るのは、戦力としての実感――未知の存在が味方となる確信だった。

 

 整備主任――斯波繁男、通称シゲさんが、制御AIを止めながら声を上げる。

「おいおい、無接触でレイバーを転倒させるなんて、下手な重機よりヤバいじゃねーか……」

 

 その隣で整備班長の榊は、息を思いっきり吐き出し、静かに言葉を漏らす。

その目には、かつて常識だった力学が覆されることへの驚きと、時代の転換点を見つめる静かな感慨が宿っていた。

「……生身でレイバーが転ぶとは、時代も変わったもんだな」

 

 光景を見届けた熊耳が、そっとミーシャの肩を叩いた。

「ご苦労さま。なかなか得難いものを見せてもらったわ」

 

 訓練が終わり、整備班の手によるレイバーの回収作業が開始した。

ミーシャは制服の崩れを整えながらほんの少しよろめかせる。魔術の展開には、内なる魂の力――呪文スロットの消耗が伴う。

だが、その顔には満足げな光が宿っていた。

 

 ミーシャの正体を知る数少ない人物の一人、特車二課のトップ・福島課長は、周囲に気づかれないよう、後藤隊長と小声でやりとりしていた

 

「……後藤、あの『技能』の実戦投入は、正直前例がない。上への説明も一筋縄じゃいかんぞ」

「まあ、使いどころを間違えなきゃ、頼れるカードです。一筋縄じゃ行かなくてもそっちは俺と課長で何とかしましょう」

 

 後藤は福島課長の懸念にいつもの調子で答える。

 

「君の何とかするは、いつもギリギリだが……現場の判断は信じている。だが、報告書はきっちり頼むぞ」

 

 福島課長が苦笑交じりに言うと、後藤はわざとらしく敬礼の真似をしてみせる。

 

「はいはい、課長の胃に穴が空かない程度にしますよ」

 

 後藤は課長との会話を済ませると、疲れた体を休めて椅子に座っているミーシャに歩み寄る。

ミーシャが後藤を見上げる。頬にはうっすらと乾いた汗の跡。けれど目はまっすぐに彼を見ていた。

後藤に問いを掛けるミーシャの声には、何かを求める渇望があった。

 

「わたし、ちゃんと……役に立てましたか?」

 

 それは単なる確認ではなかった。この世界での存在意義、受け入れられる価値、それを切実に問うていた。

先に答えたのは熊耳だった。彼女ははっきりと頷いた。

 

「うん。文句なしよアウレリア巡査。改めて言うわ。ようこそ特車二課へ」

 

 後藤がぼやくように、しかしどこか冗談めかして口を開いた。

 

「なんだよ熊耳。いきなりいいこと言っちゃってさ。俺の出番減るじゃんか」

 

 その言葉を受けた瞬間、ミーシャの口元がふわりと緩んだ。

ぎこちないが、確かにそれは、彼女がこの世界に来て初めて見せた、心からの笑顔だった。

 

 

 夕方の湾岸は、赤く染まりかけた雲の隙間から西陽が差し込んでいた。

特車二課裏手、自販機の横に設置された古びたベンチ。そこに、ミーシャ・アウレリアが静かに座っていた。

両手には熊耳に使い方を教えてもらって、買った温かい缶ココア。

まだ蒸気を残すその缶を、彼女は小さな手で包み込むように握っている。

風がそっと彼女の長い耳をかすめていく。目を閉じ、ミーシャは静かに息を吐いた。

 

 開け放たれた窓。そこから、夕暮れの風に乗って、オフィスの談笑が漏れてくる。

詰所内では、訓練後の余韻が残る中、各人が缶コーヒーを片手に思い思いの姿勢で会話を交わしていた。

 

「ねえ、あの魔――技能、レイバー相手にけっこう効いてたよね? あれで援護してくれたら頼もしいよねー」

 

 泉の明るく屈託のない声が、室内に弾ける。

言いかけた一言を、技能と言い換えたのは、無意識ではない。

外に聞こえる可能性を考えての、咄嗟の配慮だった。

 

 太田は腕を組んでふんぞり返り、渋々ながらという声音で言い放つ。

「あんな足ひっかけなど、軟弱な戦術である!……まぁ……有効性は認める」

 その声音には、悔しさがにじむ。だが、それでも認めざるを得ない結果だった。

 

 太田の普段からは考えられない容認ぶりに、遊馬が少々驚いた形になる。

「お前がいきなり認めた!? 珍しいな……でも確かに、俺もけっこうビビった」

 彼の声には、どこか楽しげな色が混ざっていた。未知の存在を目の当たりにしたことへの興奮だ。

 

 山崎は大きな体を揺らしながら、やさしい声で言った。

「ぼくもびっくりしました。あの技術って……すごいんですね」

 彼の穏やかな声には、素直な賞賛と、少しばかりの尊敬がにじむ。

 

 進士は眼鏡の奥に知性の光をたたえ、少し考え込むように話した。

「現場で使うには運用方法の課題も出てくるんじゃないかと考えられると思います。

ですが、アウレリアさんの力が、小隊の役に立つのは間違いないですね」

 

 それぞれの言葉が、次第に一つの空気を形作っていく。

それは――驚きと肯定と歓迎の意志。

 

 ベンチに座るミーシャの耳が、そっと動いた。

静かに聞き入っていた彼女の表情に、わずかな変化が現れる。ほんの少し驚き、そして和らぐ。

言葉にならない温かさが、胸の奥を少しずつ満たそうとしていた。

 

(……ここにいても、いいのかな?)

 

 その心の声は、誰にも届かないけれど、自分の中では確かな響きを持っていた。

ミーシャはココアの残りを飲み干すと、ゆっくりと自分の足場を確認するように立ち上がる。

 

 飲み終わったら「ここに捨ててね」と言われた燃えないゴミ箱の場所を確認し、空き缶を丁寧に入れる。

制服の裾を整え、建物へと向かって歩き出す。

夕日が初日の勤務を終えた彼女の背中を照らしていた。

 

 

 

 

 着任初日の夜。

特車二課の庁舎は、昼の喧噪が嘘のように静まり返っていた。

廊下を照らす非常灯が、蛍光色の薄明かりをぼんやりと床に落としている。

その一角――かつて半沢工場の社員寮だった部屋。

昨日までは備品倉庫として使われていた小さな部屋のひとつに、明かりが灯っていた。

 

 畳の部屋には古めの布団が敷かれ、ちゃぶ台が静かに置かれている。その端にはくたびれた布巾が添えられている。

床にはペットボトルが数本。初日ということで、最低限の調度品だけが整えられた空間だ。

 

 畳の上でミーシャ・アウレリアは、手元に広げた魔導書のページを所在なげにめくっていた。

制服は隅にきちんと畳まれて置かれている。

今、彼女の身につけているのは、普段着として用意されたカラフルなTシャツと、ストレッチの効いたジーンズだ。

部屋の空気は静かで、ミーシャの指先がページをそっと滑らせる音だけが、かすかに響いていた。

 

 やっと落ち着ける、休める空間。

それでも、ここが「仮の場所」であるという意識は、どうしても消えなかった。

 

 窓の外では彼女が見たこともない、街の明かりが取り囲む。

魔術塔の最上階の静けさとも、冒険者宿の喧騒とも違う――現代的な眠りの色が、静かに部屋を包んでいた。

 

 その光をミーシャは、不安を紛らわすように見つめていた。

 

 と、不意に。控えめなノック音がドアから聞こえた。

ミーシャは驚いて身を起こし、魔導書を閉じてそっと扉に近づく。

 

「……はい……?」

「ミーシャちゃーん? 起きてるー?」

 

 その声に、心の奥がふわりと緩む。今日ミーシャに優しい声をかけた先輩隊員。

泉野明、彼女の存在はミーシャにとって、心の孤独の海に沈まぬためのとっても太くて長い一本の藁であった。

 

「泉……さん……?」

 

 扉を開けると、そこにいたのはポロシャツにスラックスのラフな格好の泉。

とっても人懐っこい見るだけで幸せが湧き出てくるような笑顔を友としてドアの内側に入る。

片手には、丸い容器2つほどのふくらみがある、茶色の紙袋を持っていた。

 

「これ、差し入れね、プリン。甘いのあれば、少しは落ち着くかと思ってさ」

 

 紙袋から取り出した二個のプリンと、プラスチックの使いスプーンがちゃぶ台の上に並ぶ。

泉がプリンのビニールをはがしながら、快活に話を切り出す。

 

「いやー、今日のミーシャちゃんとっても格好良かったなー」

 

 いきなりの誉め言葉に、ミーシャは言葉が片言になる。

 

「かっこ……?」

 

「だって、異世界から来たエルフの魔術師が、いきなり日本の警察組織に入って!

しかも、ちゃんと制服着て、配属されて、それで初日のあの訓練! 完璧だったよ!」

 

ミーシャは耳まで赤くなって、慌てて首を振る。

 

「いえ、あの……は、その……《グリース》は練習、しましたから……」

「練習したらあんなに完璧になるの!? やっぱ異世界すごいなー!」

 

 泉はプリンをさらに一口分すくい、口に入れる。「ん-おいしい」という素直な感想がそのまま顔に出ている。

 

「今日、隊長とか熊耳さんとか、あたしも見てて思ったけど……

みんな、ミーシャちゃんを仲間として迎えてるよ。変な遠慮とかじゃなくて。

だから、あたしも早めに言っとこうと思ってさ――」

 

 泉は顔の高さを合わせ、正面からミーシャを見た。

 

「来てくれて、ありがとう」

 

 その言葉は、まっすぐすぎて、ミーシャはそれに耐えられずうつむく。

しばらく黙っていたが、食べ終わったプリンの器の周りをそっと指先でなでながら、ぽつりと答えた。

 

「……こちらこそ……ありがとうございます。

たぶん、今日の夜、誰とも話さなかったら……すごく、怖かったと思います」

 

 泉はその言葉に、ふわっと笑った。

 

「じゃあ、今日から毎日来ようか?」

「だ、大丈夫です……たぶん、毎日来られると……その、びっくりします……」

 

 ミーシャは目を伏せて、小さな声で答える。頬が少し赤く染まっている。

 

「え~? ショックだなあ……でも、わかった。じゃあ、ときどきにしておく」

 

 泉はわざとらしく肩を落とす素振りを見せてから、ふと目を細めた。

静かな部屋の中で、ちょっとした空気の揺らぎが二人の間を過ぎる。

 

「……あの、泉さん……」

ミーシャはしばらく迷った後、かすかに声を上げる。

 

「ん?」

「……すごく、うれしかったです」

ミーシャはぽつりとそれだけを言う。

 

「でしょ? プリンって美味しいでしょ。これが現代の力!」

泉は明るく、照れ隠しのように笑いながら、プリンの空き容器を指さす。

 

「……いえ、ちが――はい。そうですね」

ミーシャは思わず笑みをこぼし、泉の言葉にそっと頷いた。

 

 

 

 

「――そういえばさ、ミーシャちゃん」

 

 食べ終わったプリンを紙袋に戻しながら、泉が口を開いた。

 

「今日レイバーって見た? あの白いやつ。イングラム」

「はい、訓練前にシゲさん? という人に説明を受けました。……あれが、ゴーレムなんですよね?」

 

 ミーシャは、ちゃぶ台を布巾で磨きながら言った。

 

「この世界では、あんなに大きいのが動力と構造で動く……それが、すごく不思議でした」

 

 泉は笑いながら、ちょっとだけ胸を張った。

 

「そうそう、あれ、油圧とコンピュータで動いてんの。

で、わたし――それに乗ってる。出動のとき、操縦席に入って、現場に出る」

 

その言葉に、ミーシャの耳がぴくりと動いた。

 

「……泉さんが、ですか?」

 

「うん。わたし、イングラム1号機担当だから。操作訓練して、現場で待機して、突入して、戦闘もやってるよ」

 

 ミーシャは目を丸くしたまま、パチンと胸前でポーズを決める泉を見つめた。

 

「すごいです……!」

 

泉は一瞬目をしばたたかせてから、ちょっと照れたように頭をかき笑った。

 

「えっ、あたしが? いやいや、だってそれが仕事だし――」

 

「いえ……あんなに大きくて……重くて、力強いものを、動かすって……魔法より、すごいです」

 

ミーシャはまっすぐに言った。そして窓の外に目を向ける。

 

「レイバーは……泉さんが乗り込んで体で動かしてるんですよね。それで治安を乱す荒くれレイバーに対抗して、この灯りの下に住む人たちを守る」

 

ミーシャは少し呼吸を整えて、ゆっくりと告げた。

 

「それって、私の世界にいた。国と住民を体を張って守る騎士様のようだなって……思いました」

 

 泉はしばらく、何も言えなかった。そして少し真剣な顔をする。

 

「ありがとう、ミーシャちゃん。なんか、すっごく照れるけど……

でも、あたしがやってること、さらにちょっとだけ誇らしくなったよ」

「はい。わたしも……がんばります。あなたのその誇りとおっきな騎士様に応えられるように」

 

 泉もミーシャの静かな宣言に、特車隊員としての誇りで答える。

 

「うん、こっちも負けてられないね! 新人隊員ミーシャちゃんに騎士の背中を見せないと。

……じゃそろそろ遅いし帰るね、初日で緊張しているけど眠れないかもしれないけど。横になって休むのは大事だよ」

 

 だが、返すミーシャの話は少し気色の違うものであった。

 

「……あ、実は私は……皆さんの睡眠とは……違います」

 

 泉が興味津々とばかりに身を乗り出す。

 

「違う? どう違うの?」

「……わたしたちエルフは、『トランス』と呼ばれる短い瞑想で回復します。眠るわけではなくて、意識を深く沈める感じです」

 

「へぇ……じゃあ、寝ないんだ?」

「はい。人間のような深い睡眠は取りません。4時間の瞑想で、体の疲れは回復します。

ただ……魔術の力を戻すには、さらに静かに過ごす時間がもう少し必要ですが」

 

 泉は目をキラキラさせながら羨望の声を上げる。

 

「なにそれ超便利……! 夜ふかし放題じゃん! ねね、瞑想ってどんな風にするのかなぁ」

 

 ミーシャは勢いに押され戸惑いながら、説明を行う。

 

「そうですね……意識があるような……ないような現実と心の中があいまいになって世界が広がる感じでしょうか……

そこに夢……とは違うんですけど……今までの振り返り……未来への展望……そういうのを描いていくのです」

 

 そのあとミーシャは何度か何か言おうとして戸惑う、やがて笑顔で戸惑いを待っている泉にゆっくりと言葉を向ける。

 

「なので、今日は……泉……さんを……あなたの声を……瞑想の中で……」

 

 予想だにしなかった言葉に、泉の声が少し裏返る。そしてミーシャはさらに言葉を重ねる――大事な宝を見せるように。

 

「えっ、私!?」

「……はい。泉さん……とても元気で、今日はその声に……助けられました……」

 

 その言葉に泉は少し頬が熱くなるのを感じる。そしてその照れをごまかすように、ミーシャに対し冗談めかした感じで話す。

 

「じゃあさ、今度から、帰る前におやすみって言いに行くね。トランスでも、おやすみって大事でしょ?」

 

 ミーシャは、照れるような喜ぶようなどちらともつかないような表情をにじませた。

そんなミーシャの態度に、泉は満足したのか別れの一言を投げて軽やかに去っていった。

 

「じゃ! おやすみ!」

 

その泉の一言にミーシャは、ゆっくりとお辞儀を返すのであった。




今回の使用呪文解説

《グリース》 ―― 油
呪文レベル:1レベル
キャスト時間:1アクション
射程:60フィート
持続時間:1分(10ラウンド)
コンポーネント:詠唱(V)、身振り(S)、材料(M:豚の皮やバターのかけら)
効果範囲:射程内の一点を中心とする10フィート四方の正方形
効果
移動困難な地形:範囲内の地面が滑りやすい脂で覆われ、持続時間中は移動困難な地形となります。
転倒効果:
呪文発動時に範囲内に立っていたクリーチャーは、敏捷力セーヴを行い、失敗すると伏せ状態(転倒)になります。
この範囲に入った、または範囲内でターンを終了したクリーチャーも同様に敏捷力セーヴを行い、失敗すると伏せ状態になります



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