巨人が可哀想になる物語   作:桜散る度に増える社畜

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意味は理解出来ない出来事
そして予約投稿忘れてました。
申し訳ありません。


全ての超常現象は新大陸に答えがある‼︎

サシャ嬢ちゃんが俺に懐いた。

餌付けをしたとしても早すぎる。

ミカサも珍しく驚いてる。

パンをちぎって口に放り込んでやる。

昔飼っていた柴犬を思い出すな。

動物で思い出したが昨日エレンと揉めたのはジョンと言うらしい。

あれは昨日の出来事が尾を引いてるらしく遠巻きに見てくる。

チラチラとミカサを見ているから惚れたみたいだが諦めろ。

失心して失禁して脱糞のトリプルコンボかましたんだ。

可能性はゼロだ。

クリスタ嬢ちゃんとソバカス嬢ちゃんことユミル嬢ちゃんが来た。

ユミル嬢ちゃんは少し不機嫌だったが久しぶりに大勢で食べる飯は美味かった。

 

「ユミル嬢ちゃんはどうした? 機嫌悪そうだが」

 

「アタシの天使が夜寝る前にアンタの話ばっかりすんだよ」

 

「ユミル、言っちゃダメー」

 

天使?

クリスタ嬢ちゃんの背中に純白の羽根に頭には黄金に輝く輪っか。

うん、天使だな。

 

「確かに天使だな。 目指せ熾天使だな」

 

クリスタ嬢ちゃんの頭を撫でる。

みんな熾天使の意味がわからずに不思議そうな顔をしている。

最初に口を開いたのはサシャ嬢ちゃんだった。

 

「熾天使って何ですか?」

 

「簡単に言えば強くて偉い天使だな。 難しく話すと時間が足りないからまた今度な」

 

「難しいのは学科だけで良いよ」

 

エレンが笑いながら拒否を示す。

ユミル嬢ちゃんは納得がいったのかウンウンと頷いてる。

 

「話は変わるけどさ、みんな給料の使い方決めた?」

 

変わりすぎだよエレン……

まぁ、決めとくのに越したことはないか。

 

「アタシはクリスタとのデートに使うんだ」

 

「私はですね、パァンを買います」

 

「私は貯金かな」

 

「僕は新しい本が欲しいな」

 

「俺は皮袋買ってサンドバッグ作るんだ。 最近直ぐに破けちまうし、修理にも限界があるからな」

 

「私もエレンと同じ」

 

「俺は薬草と栽培しやすい食料の種だな。 教官に昨日の内に頼んで敷地の一角を開拓の許可を貰ったから」

 

俺の意見にユミル嬢ちゃんはアンタも飯が優先かと呟いていた。

クリスタ嬢ちゃんは薬草を買う事に疑問を持っているようだ。

 

「ポウって薬学の知識があるの?」

 

「最低限の知識はエレンの父さんに学んだ」

 

ひそひそ話が酷いな。

毒なんて作れねぇよ。

誰だクリスタ嬢ちゃんに媚薬を飲ませたいって言ったやつ。

クリスタ嬢ちゃんがエロい顔をするのを確かに見てみたいがユミル嬢ちゃんも結構可愛い表情になると思うぞ。

ミカサ?

ノーコメント。

サシャ嬢ちゃん?

芋を食ってる方が心の癒しになる。

その後も談笑しながら朝の食事は終わった。

 

 

 

 

クリスタside

 

ポウって私にとってどんな感じの人なのかな?

お兄ちゃん?

お父さん?

んー、わかんないや。

ポウは強いのにいっつも何かに怯えてる。

私達と今朝も話してたけどどこか遠くを見てる気がした。

ポウがトイレに行っている間にアルミンから信じられない言葉を聞いた。

ポウは既に巨人を殺してる。

最初は嘘だと思った。

強くなろうとしたきっかけの話の延長でアルミンがポツポツと話し始めて余りの酷さに言葉を失ったくらいだ。

ポウはより多くの人を助ける為に戦って守った人達に殺されかけた。

強さの責任は裏切られる事なの?

わからなくなってしまった。

でも、サシャの何気無い一言が私にヒントをくれた。

 

「それって巨人や裏切った人達より憎んでる存在がいるんですかね?」

 

誰を憎んでるかはわからない。

けれど、襲われるよりも裏切られるよりも酷い事されたら確かにそっちを憎むだろう。

まだ、私は弱いからポウにとっては守る立場か足手まといだろう。

強くなったらポウは私を見てくれますか?

貴方の心の闇を打ち明けてくれますか?

貴方の心はみんなの所に帰ってきますか?

教官は今日から好きな者同士組んで良いと言ってくれたのでユミルとサシャと一緒にポウと組もうとしたらアニもいた。

いつ知り合ったんだろう?

 

side out

 

 

 

 

4対1か丁度いいかな。

殆どの奴等はミカサ対エレンを見に行ってる。

スペシャルマッチのようなもんだしな。

アルミンに至っては見学に来た憲兵団に睨みを利かしてる。

あいつは何をやってんだか……

 

「どういう順番でやろうか?」

 

「全員でかかって来んしゃい」

 

軽くジャンプしながら身体をほぐす。

舐めてるわけじゃないがいかんせん実力がわからない。

どうせなら長所特化修行にしようと思ってこう言っただけなんだが、アニ嬢ちゃんとユミル嬢ちゃんがイラッときてしまったらしい。

 

「舐めるんじゃないよ‼︎」

 

「ちっと調子に乗りすぎだ‼︎」

 

同時に仕掛けてきたので片手で対応する。

蹴りが主体のアニ嬢ちゃんは蹴るタイミングで小突く。

ユミル嬢ちゃんはコンビネーションで攻めるので拳は受け流しと打ち払い、蹴りはアニ嬢ちゃんと同じく小突いて止める。

 

「あれに混ざる勇気はまだないかな……」

 

「お肉をちらつかせようとも私も行きません」

 

唖然としながらも俺の動きを盗もうとする二人を見て強かだなぁと苦笑いする。

戦ってる二人は呼吸を合わせ始めた。

もう少し時間があれば良いんだがな。

二人が同時に蹴りを放ったので少し後ろに下がり二人を逆さ吊りにする。

筋は良すぎるくらいだな。

残り時間は四人の指導に打ち込んでいた。

 

 

 

 

ジャンside

 

俺の考えは普通な筈だ。

巨人の子供が近くに居るせいでミカサはエレンなんかと外の世界に行くのが夢なんて言い始めてる。

だから、俺が目を覚まさせるんだ。

今日の対人訓練でミカサと組もうとしたらエレンに邪魔をされた。

むかつくがエレンの実力がわかる。

足は速いみたいだが対人ではそうはいかない。

無様に負ける姿が目に浮かぶ。

そう思っていた。

 

「何が起きてるんだ?」

 

見えない。

手や足が消える度に打撃音だけが聞こえる。

あの二人がこんなに強いならアルミンと巨人の子供は?

アルミンの姿がブレる度に憲兵が吹き飛んでる。

駄目だ。

参考にならない。

巨人の子供は指導に回ってるから参考にならない。

くそっ、何にもわかんねぇ……

そんな時だ決着がついたのは……

エレンが空中でミカサを絞め落としてエレンの勝ち。

ミカサが負けたのは納得がいかないがこれで目標が出来た。

エレンに勝てばミカサの目が醒める。

俺の初恋の為にもエレンを俺は倒す‼︎

 

side out

 

 

 

 

俺が訓練兵でいる為において始めての問題にぶち当たった。

馬に乗れない……

馬が俺の体重に耐えられない。

138kgは伊達じゃないか。

仕方がないので馬に並走出来ることを証明してクリア。

よくよく考えたら立体機動無理じゃね?

大人約二人分って事は単純計算でガスの必要量が二倍。

アカン。

これを教官に伝えたら盲点だったらしい。

必要無いけど使わないと兵になれないっていうし……

あれ? 詰んだんじゃね?

 

「どうしましょうか?」

 

「一応立体機動装置が必要無い始めての事例として報告してみるが期待しないでくれ」

 

申し訳なさそうに頭を教官が下げるが俺としては別に問題は無い。

響転で外に出て殺しまくって疲れたら戻るを繰り返せばいいんだから。

これだけ言うと問題児と言うより犯罪者だな。

部屋に戻るか……

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