巨人が可哀想になる物語   作:桜散る度に増える社畜

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短いし台本式。
対して物語も進まないので飛ばしてもOK。
多分更新は二、三日で出来ます。


夢やロマンの到達点は女体にあると思う

これはある日の女子寮の就寝前のひと時である。

 

ミーナ「それにしてもポウって悪評が出回ってる割には優しいよね」

 

ミーナの一言により女子達のおしゃべりは始まった。

思い思い寛ぎながら会話をする姿は年相応に見える。

そして意外にも最初に加わったのはユミルだった。

 

ユミル「そりゃそうだろ。 あいつは断らない、言い訳しない、逃げないの三拍子揃ってんだから」

 

サシャ「そうですよ。 ポウは色々できますしね。 この間のトマトのスープは美味しかったですよねー」

 

ある意味ポウを神聖視して見ているサシャが便乗する。

そしてクリスタもまた会話に混ざる。

 

クリスタ「薬学の知識も豊富だしね。 筋肉痛の薬とか本当によく効くから助かっちゃう」

 

ミーナ「確か教官が適量ならお風呂上がりに塗ってもいいって言ってくれたやつだよね? あれって薬臭くなくて使いやすいよね」

 

クリスタ「自分は使わないのに作るのがまた凄いよね。 趣味と実益を兼ねてるって言ってたけど結局給料を人の為に使ってるしね」

 

そこにお風呂から戻ってきたアニとミカサが参戦する。

 

ミカサ「なんの話?」

 

ミーナ「ポウだよ」

 

アニ「アイツか、確かに認めるだけの実力はあるね」

 

ミカサ「アニ」

 

少し上から目線のアニにミカサが嗜める。

 

アニ「なんだい?」

 

ミカサ「ポウの本気を見てないのに偉そう。 少なくても響転や虚弾を使われてないならまだまだ」

 

ミーナ「ソニード? バラ?」

 

知らない単語に全員が反応する。

 

ミカサ「響転は高速移動術で虚弾は遠当て」

 

ユミル「アイツはいくつ引き出しがあるんだか……」

 

アニ「そう言えば始めて話した時も木で作った槍を持ってたね? 本領は格闘技じゃなくって槍なのかい?」

 

ミカサ「わからない。 ポウの本気を見た事があるのは奪還作戦の参加者だけ」

 

クリスタ「ポウの本気を見てみたいなぁ……」

 

ユミル「簡単だろ、芋女が乳の一つや二つを揉ませて頼めば見せてくれるだろ」

 

クリスタ「絶対ダメ‼︎」

 

何故かサシャでは無くクリスタが断固拒否を示す。

サシャも断ろうとしたがクリスタの方が早かった。

 

クリスタ「ユミル、冗談でもそういう事は言っちゃいけないよ?」

 

クリスタの背後に全員が修羅を見た。

 

ユミル「アタシが悪かったから何時もの天使に戻ってくれよクリスタ」

 

本気でビビる一同。

サシャ達も頷いている。

 

クリスタ「次は無いからね」

 

ミーナ「まぁ、気を取り直して他に凄い男子はエレンとアルミンだよね」

 

ミカサ「ポウとアルミンの論議を聞いてると自信が無くなる」

 

クリスタ「あー、わかる。 10年くらい先の会話を聞いてる感じがする」

 

ユミル「食の改善の時は教官が止めに入ったからな。 確か牛の乳の栄養と応用だったな」

 

ミーナ「牛って内地でも滅多に出ないのにあの知識は一体どこからくるのか……」

 

アニ「防具の有用性とデメリットの時は教官すらノリノリで論議に参戦するくらいだしね」

 

ミカサ「一番酷かったのは壁の議論。 まさか兵団のトップクラスが出張ってくるとは思わなかった」

 

ミーナ「訓練兵全員の意見としてって言ってたけど結局あの二人が居てこそ議論が出来た状態だったしね」

 

アニ「次はアルミンとエレンだね。 いい加減見えない攻防は止めて欲しい」

 

ミーナ「参考にしたくても出来ないもんね」

 

ミカサ「狭いからあれで済んでるだけ。 本気の一対一なら殺し合いになる」

 

クリスタ「親友なのに⁉︎」

 

ミカサ「親友だからこそ手加減しない。 ポウのように実力がかけ離れてる場合は別」

 

ユミル「なんか巨人よりあいつらが化け物に聞こえる会話だな」

 

ユミルの呟いた正論に全員が黙る。

居心地が悪くなったユミルは話題を変える。

 

ユミル「最後はポウとエレンだな」

 

ミカサ「効率の良い巨人の殺し方以外は普通」

 

ユミル「一言で終わらせんなよ」

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