抜きゲーみたいな島に住んでいた狂犬はヒロアカ主人公に憑依したらどうすればいいんだ? 作:神剣狩刃
入試会場の雄英高校にやってくる。バカデケエ門に圧倒されてると後ろから不良に絡まれる。
???
「どけデク!!」
精
「デク……?ああ、俺か。悪いな、く、かっちゃん。」
???
「俺の前に立つな殺すぞ!」
オブラートに包んで言うとクソみたいな性格で、金髪のウニ頭で吊り上がる三白眼の第1類危険物で、出久の幼馴染のかっちゃんこと『爆豪勝己』だ。危うくクソウニと呼ぶところを飲み込み、道を譲る。あんな性格で受かるのか?と変な心配をしたせいで、自分の足に躓く。倒れると思ったが、宙に浮いていた。
???
「大丈夫?私の"個性"、ごめんね勝手に。でも転んじゃったら」
精
「めっちゃ可愛い!ねえねえ!名前なんて言うの!?連絡先は!?彼氏いる!?」
茶髪にもちっとした丸顔、ピンクのほっぺが殺戮的に可愛い。思わずナンパしてしまうほどだ。
麗日
「わ、私は『麗日お茶子』……ま、まずはお互い頑張ろうね。」
若干引かれながらお茶子ちゃんとバイバイする。絶対に受からないと。そしてお茶子ちゃんと学生服で『自主規制』*1してやる。
???
「今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!」
精
「うるせえ!!!早く説明しろよ!!!」
???
「こいつはシヴィー!!!早速説明に入るぜ!!アーユーレディー!?」
精
「だから早く説明しろよ!!ASMR不向き男!!」
この生きる騒音公害は『プレゼント・マイク』というプロヒーローらしい。後に知ったが、ラジオも掛け持ちでやってるらしい。騒音公害が言うには敵ロボットを壊していくポイント制の試験をやるらしい。途中、メガネが何か言ってたがどうでもいい。お茶子ちゃんのASMRに集中しよう。俺は一度聞いた女の声を脳内で再生できるのだ。
いつの間にか説明が終わっていたので試験会場に移る。いろんな奴がいるがどうでも
お茶子ちゃんおるやんけ!
精
「あーっ!?お茶子ちゃ」
???
「君は何だ?妨害目的で受験しているのか?」
さっきなんか言ってたメガネが俺の肩を掴む。俺はむっとしてメガネを威嚇する。
精
「うっせえなメガネ!お前こそお礼の妨害すんなよ!」
???
「ム……それは詫びるが、もう少し言い方を」
マイク
「ハイスタートー!」
その声を聞いて俺は脱兎の如く会場に飛び出した。早速1Pのロボットが出てきた。俺は蹴りで容易く砕く。
精
「"個性"使うまでもねえな、こりゃ。」
その後も敵ロボットをぶち砕いていく。人が相手じゃないから本気を出せる。故郷の会長も言っていた、『殺していいなら楽なものです』と。実力がありすぎると苦労することがあるっていうのがよくわかった。
ズガシャーン!!!
轟音と共に巨大なロボットが現れる。0Pロボだ。逃げた方がいいか?
麗日
「いったぁ……」
お茶子ちゃんが瓦礫に挟まっていた。俺は考えるより前に0Pロボに向かって飛び出していた。そして、拳を振り上げる。マイトの言葉を思い出す。
『ケツの穴グッ引き締めて心の中でこう叫べ!!!』
精
「SMAASH!!!」
ズキュゥゥゥン!!!
思いっきり拳を振り抜く。ロボットは木っ端みじんに爆発した。へっ!きたねえ花火だ。
そして、振り抜いた右腕に激痛が走る。
精
「いってえええ!!!腕の骨が折れたあああ!!!」
次いで、両足にも激痛が走る。
精
「足の骨も折れたあ!?」
痛みでまともな思考ができない。流石に故郷の部隊でも骨を折る訓練はしてこなかった。
精
「俺の体が浮けばいいのにいいい!!!」
地面に激突する間際ありえない願望を叫ぶ。その瞬間、俺の体が軽くなる。そして、誰かが俺の頬を叩く。
麗日
「解……除……」
お茶子ちゃんが両手を合わせると同時に俺の体が地面に落ちる。
麗日
「うぷっ……うええ……」
そしてお茶子ちゃんがゲロった。やばい、そういうフェチに目覚めそう。あんなにかわいい子がこんな辛そうな表情でゲロるなんて……これは今晩のオカズ決定だな。俺の妄想力は53万
マイク
「終~了~!!!!」
騒音公害の声が響き渡って試験終了となる。動けなかった俺だが、白衣を着たリカバリーガールという婆さんのキス*2を受けて回復した。
精
「ありがとうございます、マドモアゼル。もう少し出会いが早ければ惚れてましたよ。」
リカバリーガール
「おやおや、怪我の割には余裕そうだね。安心したよ。」
一週間後、俺は食卓に出てきた魚を骨ごとバリバリ食べていた。
精
「出久の夢を叶えるためにも受かってるといいですね。あと、おかわり。」
母さん
「……いまだに慣れません。見慣れた出久の姿で、全く違う態度で接されるのは……」
精
「俺は楽しいですよ。だって……俺の両親はもういないですから。」
よくある話で片づけていいかどうかわからないが、俺は家族を交通事故で亡くしている。だから、こうやって母親的存在と団欒の時間を過ごす経験に、不謹慎ながら安らぎと楽しみを覚えていた。母さんは複雑な顔をしていた。
母さん
「……そうだったのですね……すみません、何と言ったらいいか分からなくて……」
精
「無理に言わなくていいですよ。あと、もう一回おかわりしても」
ピンポーンとインターホンが鳴る。母さんがとりに行って、這うように帰ってきた。雄英高校からの通知が来たのだ。俺はオールマイティー*3な自室に戻り、手紙を破ると小型の投影機が入っていた。
オールマイト
「私が投影された!!!」
空中に金髪でガチムチのマイトが投影された。
精
「うお、ガチムチ金髪!かがくのちからってすげー!」
マイトの話をまとめると、俺は敵ポイント50に加え、救助ポイント60で文句なしのトップ。合格も合格、100Pを超える特待生合格だそうだ。学費免除と学食の格安提供のサービスがついてくるとのことだ。貰えるものは風邪以外貰っていけの精神であやかるとしよう。合格通知の翌日の夜、マイトからの連絡を貰って海浜公園にやってきた。
精
「おいコラどういうことだ鶏ガラ碧眼!俺の体壊れたぞ!?」
オールマイト
「いやー、すまない!君の体なら扱えると思ってね!」
オールマイトが雄英に来るとか教員だとかどうでもいい。鍛えれば鍛えるほど"力"は自在に動かせる、じゃないよ。それに、それだけでは説明のつかないところがある。
精
「……鶏ガラ。試験終了間際に俺の体が浮いたんだ。」
オールマイト
「ああ、麗日少女が助けて」
精
「違う。その前に浮いたんだ。ふわっと、浮遊する感じで。」
オールマイト
「なんだって……?」
聞いたところ、オールマイトがOFAを受け継いだ師匠がそのような"個性"だという。OFAは引き継ぐ際に"個性"も引き継ぐのではないかと俺は仮定した。
精
「ということで調べろ鶏ガラ。俺はOFAについて何も知らないからな。」
オールマイト
「……私、君の教師になるんだよ?態度を改めた方がいいと」
精
「"個性"のリスクを説明しない教員に対してか?」
オールマイト
「……面目ない……」
鶏ガラを締め、俺は家に帰る。
後日、中学でクソウニに校舎裏に呼び出され、胸ぐらを掴まれる。
爆豪
「どんな
クソウニの言葉を遮って右腕を掴み返す。
精
爆豪
「んだと……!?」
精
「あと……今日から俺は変わるんだ!」
力で爆豪の腕を無理やり解く。爆轟はひどく驚いた顔をしている。
精
「雄英高校が楽しみだな、クソウニ。戦いがあったら手前をぶちのめしてやる。」
俺は高校デビューの準備を進めるため、クソウニを放牧した。
爆豪
「ぜってーウラがあるハズだ……暴いてやる……」
俺は早速美容院に行った。このモジャついた髪をどうにかしたい。
精
「ウルフカットで。あと、金髪に染めます。」
いつもの髪になったが、出久の童顔と恐ろしいほど似合わなかった。母さんも卒倒しそうだった。間違いなく高校デビュー失敗だろう。でも、あの髪だと頭部の感覚が狂う。家に帰って個性届と被服控除の書類とにらめっこする。個性届に関してはマイトが問題ないと言っていたからいいとして、問題はコスチュームだ。
精
「コスチューム……俺の故郷の制服でいいか。アレが一番戦いやすいし。ついでに……アレとアレと……コレとコレは通ったらいいぐらいで入れとくか。」
そして入学当日を迎える。過保護気味な母さんに背中を押されて家を出る。
母さん
「出久を取り戻すためにも……頑張ってください。」
精
「任せてください。人を取り戻すのは得意なので。」
さあ、二回目の高校生活だ。まずはお茶子ちゃんと『自主規制』*6するぞ。そのためにも、優秀な成績出さないと。
出久IN土口は滅茶苦茶強いんです。そのせいでOFA適性が高く、継承者の"個性"が目覚めつつあります。折角なら鬼ツヨにしたいですからね。