前回のあらすじ
泥棒野郎を成敗‼
ある日のこと。俺が眠と一緒にルナのお見舞いに行き、その帰り道のことだった。
ふと、とある男とすれ違った。
赤色の無重力ヘアーが特徴の…そうだ。この世界の主人公。火野リュウキだ。
俺は素知らぬふりを貫こうと思ったが、そうはいかなくなった。アイツ…自分のカード落としてんじゃねぇか…
俺は自分のことを知られてないことを祈りながらカードを拾って火野に近づく。
ゼツヤ「おい、これ、落としたぞ。」
リュウキ「え?あ、「ブレイブヒート・ドラゴン」!本当だ…ポケットにない。拾ってくれてありがとな‼」
ゼツヤ「別に…ファイターならカードは大事だから…拾っただけだ。それじゃあな。」
俺はササッとその場を去る。
なんとか面倒なことにはならずに済んだ…
ライクネス『なぁ…』
ゼツヤ「どうした、ライクネス?あいつが気になったのか?違うよな?違うと言え。」
ライクネス『すごい必死だな…違うから安心しろよ。ただよ、お前が赤主体のデッキを組むとは思わなかっただけだ。』
ゼツヤ「あぁ~そっちね。何?自分が入ってないから嫉妬しちゃったのか?」
ライクネス『そうじゃない。お前が他のデッキを使うのなんて珍しくないからな。ただ、今までは基本的に黒と白だったからよ…』
まぁそうだな。赤を使うのは珍しいかもな…
そんな会話をしながら歩いてると、もはや恒例のようにもなってきたといえる。
デスネイアの構成員が俺を尾行しているようだった。
ゼツヤ「おい、隠れている奴、出てこい。出てこなかったら精霊のリアル攻撃喰らわすぞ。」
俺がそういうとライクネスは構成員の隠れている方に向かって口を開け、エネルギーをため始めた。
構成員「わ、分かったから、勘弁してくれ!」
ゼツヤ「懲りないね、お前らも。」
構成員「チッ…まぁいい。今回のターゲットはお前だけじゃないからな。」
ゼツヤ「なんだと?」
俺だけじゃない…つまり奴らはルナも狙っているのか…‼
ゼツヤ「今すぐデッキを出せ。叩き潰してやる。」
構成員「?…いいだろう。お前を倒せば大出世だ。」
「「ファイト!」」
ゼツヤ ライフ13
手札4枚
マナ 赤0/6
フィールド 炎刀士ガレス 焔斧士レドス
墓地4枚
構成員 ライフ9
手札6枚
マナ 緑3/3 黒3/3
フィールド デスブレードフライ 死蟲ベルゼス
墓地7枚
構成員「俺は手札から「死葬蟲デスゼルス」召喚‼」
死葬蟲デスゼルス 系統:昆虫/デスワーム/蟷螂/死神
コスト6 緑/黒 PP8000 DP4
【進撃】
このモンスターが出た時、相手のモンスター1体を破壊する。
このモンスターが相手モンスターとの戦闘に勝利した時、自分のデッキの上から3枚を墓地に置く。その後、自分の墓地からコスト5以下の系統に昆虫または死神を持つモンスター1体をコストを支払わずに召喚する。
全身が紫色の巨大な鎌を持った昆虫型モンスターが現れた。
構成員「「デスゼルス」の効果でお前の「ガレス」を破壊。」
炎刀士ガレス 系統:武士/鬼
コスト5 赤 PP6000 DP3
【速攻】
このモンスターが相手モンスターとの戦闘に勝利した時、破壊した相手モンスターのDP分のダメージを相手に与える。
デスゼルスの鎌がガレスの首をはねた。
構成員「さらに「デスゼルス」でお前の「レドス」に攻撃!」
焔斧士レドス 系統:武士/鬼
コスト4 赤 PP5000 DP3
このモンスターが出た時、自分はデッキから2枚ドローする。その後手札を1枚捨てる。
このモンスターの攻撃で相手にダメージを与えた時、デッキから1枚ドローする。その後手札を1枚捨てる。
デスゼルスは続けざまにレドスを真っ二つにする。
構成員「「デスゼルス」の効果で墓地から「ナイトメアント」を召喚だ。」
ナイトメアント 系統:昆虫/蟻
コスト4 緑/黒 PP4000 DP2
【速攻】
このモンスターが破壊されたとき、墓地から他の「ナイトメアント」をコストを支払わずに召喚する。
構成員「一斉攻撃だ!」
デスブレードフライ 系統:昆虫/蜻蛉/蟷螂
コスト4 緑/黒 PP3000 DP2
【進撃】
死蟲ベルゼス 系統:昆虫/デスワーム
コスト5 緑/黒 PP5000 DP1
このモンスターが破壊された時、相手のモンスター1体を破壊する。
ゼツヤ「その攻撃に対してカウンター発動。「メテオブレード」!「デスゼルス」以外は全滅する。」
メテオブレード
コスト4 赤
【カウンター】:相手モンスターの攻撃宣言時。
相手のDP2以下のモンスターをすべて破壊する。
赤くなった空から隕石の刃が降り注ぎ、相手のモンスターを破壊していく。
構成員「ターンエンドだ…」
ゼツヤ「俺のターン。俺は赤マナを追加。7マナで「焔刃刀鬼ヒルト」を召喚‼」
焔刃刀鬼ヒルト 系統:武士/鬼
コスト7 赤 PP9000 DP4
【速攻】
このモンスターが出た時、相手フィールドのモンスター1体を破壊する。その後、破壊したモンスターのDP分のダメージを相手に与える。
このモンスターが攻撃する時、自分の墓地にある赤属性のカードを4枚デッキに戻して発動できる。このモンスターのPPを+3000、DPを+2する。
俺の目の前に赤い肌と長い白髪を持つ、仮面をつけた右腕が太刀になっている鬼が現れた。
ゼツヤ「「ヒルト」の効果で「デスゼルス」を破壊してお前に4ダメージを与える。」
構成員「ぬお⁉だがそいつのDPでは俺の残ったライフを削りきることはできない。」ライフ9→5
ゼツヤ「焦んなよ。「ヒルト」で攻撃する時に効果発動!墓地の赤属性のカードを4枚デッキに戻してPPを+3000、DPを+2する!」
構成員「なんだと⁉」
ゼツヤ「これで終わりだ!クリムゾンブレイク‼」
構成員「うわぁぁぁ‼」ライフ5→0
俺は生まれて初めてモンスターの技名を宣言したかもしれない。
ライクネス『クリムゾンブレイクwww』
ゼツヤ「黙れ。」
デスネイアの奴も倒して帰ろうとした時だった。
「お前だな?さっきから僕についてきてる奴は。」
『そのようですね、マイマスター。』
「どうやら痛い目に合わないとわからないらしいな。」
なんか水色の長髪の少女とロボットみたいなモンスターが勘違いしていた…