「ごめん、ホシノ先輩、それに皆。俺は黒服に身体を売るよ。この6つのアタッシュケースは全額で借金を返せる程の金額だから。どうかお元気で」
私は手紙を破る
ホシノ「はぁ?」
嘘だと思った
でも現実はそう優しくなかった
この6つのアタッシュケースと共に置いてあった退学届
ホシノ「優しくて、頼りになるエヴィが?」
エヴィは強いとは言えないけど、裏切る行為は1回も、嘘すら私達についたことは無かった
そのエヴィが?
裏切った?
ホシノ「どうして?ねぇ…嫌だよ……」
机には涙の雫が2、3個程落ちる
ホシノ「なんで……大切な人は遠のいちゃうの……?もう……嫌だよ……」
白笑「……」
俺はいつも通り笑みを浮かべ、目は無い白い仮面を被り、ブラックマーケットを歩く
人は俺を見るとすぐに逃げてゆく
白笑「……」
俺は黒服の改造実験により、キヴォトス人を超越した存在となった
そして、俺はブラックマーケットで名を轟かせる存在となった
俺に喧嘩を売ってきた奴は人の形をあまり残していなかった
そこを見られたのか俺はクソダセェ「
白笑「みんな元気にしてるかな……」
白笑「裏切り者だからやっぱり敵として見られちゃうかな……」
先生『やぁ、皆!』
先生が教室に来た
アヤネ『おはようございます先生』
ホシノ『うへ、先生はいつも朝が早いね〜?』
先生『私は早起きだからね』
先生『ん?』
アタッシュケースが先生の目に留まる
先生『……シロコ。もしかして銀行――』
ホシノ『あ……先生、これはね、裏切り者が置いていった物なんだ。とっても汚いお金。』
先生『裏切り者……?』
ホシノ『うん。名前は
先生『氷水エヴィ……その子は今どこに…?』
ホシノ『知らない。でも、エヴィが居なくなって5ヶ月後にブラックマーケットのスケバンやヘルメット団の行動がパタンと無くなっちゃったんだ。』
先生『なるほど……』
ホシノ『さ、こんな暗い話はやめて、定例会議でもしよっか』
アヤネ『そうですね。では、今から定例会議を始めます!』
│アビドス高校・校門前
白笑「ちょっとだけなら……」
俺は校門から顔だけ出し、学校の様子を覗く
白笑「……定例会議かな…?」
???『おいてめぇ、アビドスの生徒だろ?』
白笑「っ!?」
俺は戦闘態勢になる
そこにはヘルメット団が居た
白笑「てめぇらがこの学校を襲ってる連中か」
ヘルメット『だったらわりぃかぁ?』
白笑「……ぶっ殺す」
ヘルメット『やれるもんならやってみろや!!裏切りのエヴィ!!』
白笑「なっ……」
白笑「なぜその名――」
???『エヴィなの!?そこに居て!!』
見ると窓からホシノ先輩がこちらを見ていた
白笑「マズい……」
俺は逃げようとしたが、既にホシノ先輩が居た
ヘルメット『私達の目の前でお話するというのはいいご身分だなぁ!』
ヘルメット団は銃撃を始める
白笑「チッ…失せろ!!」
俺はヘルメット団の1人を蹴り飛ばす
見ると蹴り飛ばしたヘルメット団の1人は体に穴が開いていた
白笑「帰れ。じゃねぇと俺は大量殺人鬼になってもいいぞ。」
ヘルメット団は帰っていく
ホシノ『じゃ、エヴィ。話、しよっか?』
白笑「俺はエヴィでは無い。」
ホシノ『嘘ついたね?私に初めて。』
白笑「つくも何も初対面だぞ」
ホシノ『嘘。』
ホシノ先輩、ごめん。俺はまだ償えてないんだ。
白笑「しつけぇなぁ!エヴィは俺が殺した!!!」
ホシノ『は……?』
白笑「じゃあな」
ホシノ『待て』
白笑「まだなんかあんのか――」
ホシノ『――死ね』
次の瞬間ホシノ先輩が後頭部を銃身で殴ってきた
白笑「があっ!?」
白笑「クソッ……」
白笑「失せろ!!」
俺はホシノ先輩を蹴ろうとしたが留まる
演技でも大好きな先輩を蹴ることはできない
白笑「クッソ……これで終わったと思うなよ?」
俺は跳躍し、逃げる
バキンッと音を立て仮面が割れる
エヴィ「チッ…割れちまった……」