あ〜…面倒くさい
何でこうも面倒な事に合わなければいけないんだ
…でも今回は自分から突っ込んで行ったから何も言えねぇんだよな
てか”先生”がこんな酷い姿になってまで書類仕事してたら見過ごせる訳ねぇだろうが
連邦生徒会は一体何をやってるんだ
先生一人に押し付ける量じゃねぇぞこれ
…まさか失踪したとかいう生徒会長は一人でこの量をこなしていたのか
だったら連邦生徒会も機能停止する訳だわ
だとしても…この量は本当に死ぬぞおい
かなり急いでやってんのに半分しか終わんないなんてどうなってんだよ
こんなんが三日分なのかよ…
「なぁ、先生?」
ーーー
時は五…いや六時間程前
一人の青年がお洒落なカフェで優雅にコーヒーを楽しんでいた。
「…やっぱり仕事終わりのコーヒーが1番だな」
コーヒー少しづつ飲み、甘さ控えめのクッキーをかじる。
甘さ控えめのクッキーは苦いコーヒーとの相性は抜群で、静かな一時を大きな幸せにする程だった。
カラン
と、入口のドアに付いた小さなベルが揺れる。
(珍しいな…ここのカフェに来るなんて)
青年は少し驚いた。
ここのカフェは知る人ぞ知る中々に美味しいカフェなのである。
見た目はそこまでカフェっぽくはなく、少し古さを感じる家の様な感じなのだ。
青年は偶然見つけたので、ラッキーと思っていた。
取り敢えず青年はまたクッキーへと手を伸ばす
”あれ?五日ぶりだねアレフ”
「…何でアンタと遭遇せにゃならんのだ」
”酷くない?”
が、女性の大人ので声によって青年の動きが固まる。
当たり前かの様な動きで女性の大人…先生は青年の目の前の席に座る。
「…何で僕に関わろうとすんだ」
”君の事はよく知らないからね”
「知ろうとしようとしてもな、本人の同意なく近付いて来ては話しかけてくるのはどうなんだよ」
”でも話し始めないと何も知れないでしょ?”
「まずあん時に僕には極力関わるなって言っただろ?」
”え〜でも知りたいし”
「駄々をこねる子供かアンタわ」
”いーじゃん、少しは話し相手になってよ〜”
「…はぁ、仕方ねぇな」
”ありがとうアレフ!”
青年はどうにも目の前の先生の状態に何かが引っかかる。
「…なぁ先生、アンタどうもテンションおかしくないか?」
”え、おかしくないよ〜”
「ちょっと顔見せろ先生」
”え、ちょ、うわっ!”
青年は先生の顔に近付き、目の下を擦る。
「先生、アンタいつ寝たんだ」
”…”
「…先生?」
”ぁあいやちょっと、ボーッとしてただけだから”
「…そうか」
先生は頬を書きながらにへらと笑う。
「それで、いつ寝たんだ?」
”え〜っと…三日前かなぁ”
「そりゃテンションもおかしくなるしボーッとする訳だわ」
”あはは…”
「…この後またシャーレ?だかに戻って書類仕事か」
”そうなんだよね、ちょっと書類が残っててさ”
青年は時計とスマホに目線を移し、少し考える素振りをした。
「…はぁ、書類ってどれぐらいあるんだ?」
”えーっと…後三日分ぐらいかな”
「その書類仕事、手伝わせてくれよ」
”いいの?!でも、そっちも忙しいんじゃ…”
「丁度よく暇になったんでな、それにアンタは人の事じゃなくて自分の体調を考えておけ」
”ご、ごめんね”
青年は溜息をつく。
「…職場環境どうなってんだか」
ーーー
そして今に戻る。
「なぁ先生、一回休憩しようぜ」
”そうだね、半分も終わったし一回休憩しよっか”
「コーヒー淹れてくるわ」
”うん、お願い”
青年は給湯室へと入り、中にあったカップにコーヒーを注ぐ。
ついでに先生に渡すカップに実験の副産物である粉を入れる。
「ほら、先生」
”ありがとうね”
先生はコーヒーに口を付けてまた書類に取り掛かろうとした。
”さーって、早く書類を全部終わらせちゃ…お…”
先生は目を閉じ、寝息を立て始める。
「…どんだけ疲れてんだか」
先生のコーヒーに混ぜた粉…薬品は対象が疲労困憊している程睡魔に襲われるという代物だった。
疲れてる人を強制的に休ませる薬だった。
…まぁここまで効くとは青年も想像してはいなかった様だが
「ま、これで少しでも休められればいいんだけどな」
ーーー
月が昇り、空が黒くなっている。
青年は屋上に立ち、口から紫煙を吐き出す。
「…仕事終わりの煙草は美味いな」
青年は空を見上げ、煙草を加えようとする。
ギィ…
と、屋上へとドアが開く音がする。
”やぁ”
「…先生か」
先生は青年の側へと近寄っていく。
「先生も吸いに来たのか?」
”ちょっとね”
「ま、仕事する以上何かしら自分への褒美がなきゃなぁ」
”そうだねぇ…それと、書類全部終わらせてくれてありがとうね”
「別に、アンタが感謝する事ではないさ、勝手に僕が首を突っ込んだからな」
”だとしてもだよ〜”
「そうだ、これ渡しとくわ」
”えっと、これは?”
「僕の連絡先、また大変だったら呼んでくれ」
”ありがとうね”
「いつでも来れるって訳じゃぁねぇが、出来るだけ来れるようにするさ、それじゃ…また別の日に」
”うん、じゃぁね”
駄文ですねぇ…
感想や誤字報告貰えると咽び泣きます。
次回は掲示板回やろうかなーと考えてます