という訳で、第17話です。
まずはじめに、便利屋68がシャーレに入った。ホシノさんの話だと、原作通りに柴関ラーメンにやって来た所を先生がスカウトしたらしい。彼女達は元々カイザーからの依頼でアビドスを襲撃する計画を立てていたのだが、アビドス&SRTという戦力差から不利を悟り、加えてシャーレに入れば衣食住は保証するという先生の言葉につられて、最終的に待機していた傭兵達の拠点の情報をアビドスにリークし、襲撃に失敗し降伏したという形でシャーレに入ったのであった。
因みに先生とユメさんは現在ミレニアムに出張中だ。リオ会長とカイザーの件で詳しく話をするらしい。その後もトリニティとゲヘナにも足を運ぶそうだ。アヤメさんはシャーレ部員との交流も兼ねて対策委員会、RABBIT小隊と一緒にアビドスの警備をしている。モモトークで連絡を入れてみたが、みんなとは仲良くやっているらしい。特にホシノさんとは同学年で組織のトップ同士という事もあって色々と気が合うらしく、こちらとしても嬉しい限りだ。
「あの……お、お久しぶりです、ハモリさん」
「久しぶり、ハモリ」
「ええ。お二人共、お元気そうで何よりです」
そして私は今現在、便利屋68の仮住まいとなっているシャーレの空き部屋の一室の前にいる。
私の目の前にいるのは、毛先が跳ねた紫色の髪の少女と、白と黒の2色の髪と2本の角を生やした少女……便利屋68のメンバーの伊草ハルカと、鬼方カヨコだ。
実は2人とは私がシャーレに入る前からの知り合いだ。当時、私はミレニアム以外の原作キャラと接触出来ないかと考えブラックマーケット付近を散策していたのだが、そこで近くにあった歯科クリニックの前にいた2人を見つけた。
ちょうど2人が入ろうとした矢先に、中にいた恐らくは患者であろう不良生徒達が暴れ始めて治療どころではなくなり、途方にくれていた2人に私は声をかけて歯科学部で治療を受けないかどうか提案した。
因みに治療を受けようとしていたのはハルカだけで、カヨコさんはその付き添いだった。診察した所、虫歯はなく歯茎に魚の骨が刺さっていただけだったので、すぐに処置出来た。ただ、所々に磨き残しや歯石があったので念の為に歯のクリーニングと歯磨き指導を行った。
なお、便利屋の中で私の推しはハルカなので、エイミと同様に口内写真や歯型のデータ、レントゲン等もバッチリ保存しており、それらを元にした歯の模型も製作済みだ。その模型を見る度に、ハルカの怯えた表情と歯石を削ってる時の荒い息遣いが鮮明に浮かび上がってくる程の完成度だ。欲を言えば生の親知らずも欲しい所だが、流石に無理矢理という訳にはいかないので、そこは期待半分としておく。
「あ、お客さーん?」
「あら、ウチに何か用かしら?」
部屋の中から更に2人の少女が出てきた。1人は長い白髪をサイドテールにした小柄な少女、もう1人は赤みの強いピンク色の長い髪に耳の後ろ辺りから生えた2本の角が特徴的な少女……便利屋68の浅黄ムツキと、リーダーの陸八魔アルだ。名前こそ知っているが、こうして会うのははじめてなのでちょっとワクワクしている。
「はじめまして、ミレニアムサイエンススクール歯科学部部長、白山ハモリです。以後、お見知りおきを」
「ご丁寧にどうも。私が便利屋68の社長、陸八魔アルよ。こっちが室長の浅黄ムツキ。ウチの社員が世話になったようね」
「ムツキちゃんだよー。それにしても大きいねー」
因みに、私の身長は175cmなのでムツキさんと比べると頭ひとつ分とちょっとくらいの差があり、必然的に彼女を見下ろす形となっている。後、胸が邪魔してちょっと見えにくい。
「くんくん……あ!何かいい匂いがする!」
「はい。こちらはほんの気持ち程度のものですが、お近づきの印にと思いまして」
そう言って、手に持っていたバスケットを見せる。
「あら、ありがとう」
「どれどれ……わぁ、美味しそう!」
ムツキさんがバスケットの中身を見てパアッ、と目を輝かせる。中に入っているのはお手製のカンノーロだ。個人的にはおはぎや団子等の和菓子が好きなのだが、アウトローに憧れるアルさんにはこっちの方が合うだろうと思い用意した。
サクッと揚げた筒状の生地にたっぷり詰め込んだリコッタチーズベースのクリームに、ピスタチオ、ドレンチェリー、カカオニブ、オレンジピール等の色とりどりのトッピングを加えたそれは、マフィアの心をも虜にする珠玉の一品と言えよう。
「へえ、中々洒落てるじゃない」
「ねえねえ、みんなで一緒に食べようよー」
「あ、じゃあ私がお茶を用意しますね……」
「せっかくだし、一緒にどう?」
「そうですか?では、お言葉に甘えて……」
そんなこんなで、便利屋の面々と急遽ティータイムをする事になった。可愛い少女達の食事シーンを間近で観察出来るというのは実に心が踊るものである。
『ハーモーリー?分かってると思うけど、浮気したらタダじゃおかないからねー?』
……何故かアヤメさんの声がしたような気がしたが、気のせいだろうか。
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「おいひー♪」
「あむっ……わぁ、サクサクして、ふわふわして、甘いです……」
「んっ、中々いけるね」
思い思いにカンノーロを堪能する彼女達の顔を見て、私は頬を緩める。この顔を見る事が出来ただけでも作った甲斐があるというものだ。ついでに私も一口。うん、美味い。
「ん~美味しい!これすっごく美味しいじゃない!」
アルさんはすっかりアウトローの仮面が剥がれてカンノーロをパクついている。威厳もへったくれもない有り様だが、私はこの顔の方が好きだ。
「あはははっ、アルちゃんほっぺにクリームついてる~」
「し、仕方ないじゃないこんなに美味しいんだから……んぐっ!?」
アルさんの口から何か変な声が出た。私を含めた一同が一斉にアルさんの方を振り向く。
「どうしたのアルちゃん?」
「な、何でもないわよ……」
「本当に~?何か怪しいなぁ~」
言葉に反して目が泳いでいるアルさん。どうみても怪しい。ムツキさんもジーッとアルさんの顔を見つめている。
「だ、だから何でもないって!ほら、この通り!」
そう言って再びカンノーロを頬張るアルさん。サクッと噛み千切り、咀嚼する。
「ひぎぃっ!?」
またしてもアルさんから変な声が出た。今度はさっきよりも大きく、右の頬を抑えて蹲っている。そのリアクションは、私がよく見たものだった。
「アルちゃん……」
「アル様……」
「社長……」
「アルさん」
「な、何……?」
私を含めた全員がアルさんをジーッと見つめ、アルさんがたじろぐ。そして私が代表して口を開く。
「……歯が痛いんですね?」
「うっ……」
私はアルさんの目を真っ直ぐに見つめる。視線を泳がせていたアルさんだったが、やがて観念したのか小さく頷く。
「もーダメじゃん、アルちゃん。ちゃんと歯磨きしないからこうなるんだよー?」
「わ、私だってちゃんと毎日磨いてるわよ!それに最近治療したばかりなんだし!」
口を尖らせるムツキさんに怒るアルさん。どうやら別の所で治療済みのようだが、どういう事だろうか。
「……ハモリ、頼める?」
「ええ、勿論」
いずれにしても、詳しく調べる必要があるのは確かだ。カヨコさんの問いかけに私は頷き、アルさんに向き直る。
「アルさん。取り敢えずウチの所で診察を受けてみるのは如何でしょうか?」
「えっ……それは、その……診察って言われても私、お金が……」
私の問いかけに迷う素振りを見せるアルさん。
「ご存知ありませんでしたか?シャーレ部員なら福利厚生の一環で補助金が出るので、心配はいりませんよ?」
元々はお金がなくて診察を受ける事が出来ない生徒達の為に先生と交渉して導入したのだから、今こそ使う時である。まあ、実際は私が生徒達の歯を見たい為に導入して貰ったのだが、何事にも建前は必要なのである。
「あ、あの……お金が足りなければ、私がお支払しますので……」
「アルちゃーん。痛いなら、早く行った方がいいと思うなー?」
「私も同感。放っておいても治るものじゃないし、悪化する前に行った方が良いと思う」
「うう……わ、分かったわよ……」
こうして、便利屋の面々からの言葉に折れたアルさんは渋々ながら歯の治療を受ける事になり、私はお待ちかねの歯の治療に心を踊らせるのであった。
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「………………ぅぅ」
歯科ユニットの治療用チェアに座るアルさんだが、チラチラと周りに置かれている治療器具や薬品を眺めては不安そうに顔を歪めていた。その様子をムツキさんは面白そうに、ハルカはショットガンを抱えながら不安そうに、カヨコさんは冷静に眺めていた。
「では、アルさん。口を開けて下さい」
「ん……あっ」
アルさんがゆっくりと口を開ける。私はアルさんの口の中を覗き込む。歯の数は全部で28本。歯列のズレはなく、綺麗に並んでいるが、その内の1本……右下5番には、一際目立つ銀歯があった。私はデンタルミラーを挿入し、痛みを訴えているその歯をチェックする。
「痛むのはここですか?」
デンタルミラーで銀歯を軽く叩く。
「うっ……!」
アルさんが顔を歪める。
「ア、アル様……!」
「ハルカ、落ち着いて」
黙視で確認する限りだと異常は見られない。となると、恐らく原因は歯の中だろう。歯科用CTを使い画像診断を行う。
「(原因はこれか……)」
私はモニターに映る歯の断層写真を見る。根元の辺りに白い棒状の影が映っていた。
「ここ、見えますか?この白くて細い棒状のモノ」
「え、ええ……これは?」
アルさんの問いかけに、私は細い金属の器具を取り出す。
「これはファイルと言って、細菌が感染した歯の神経を取り除くのに使うものです」
「うっ……」
鋭い針のようなファイルを見て、アルさんはビクッと肩を震わせる。私は歯の模型を手に持ちながら解説を続ける。
「こうやって、歯にねじ込んで中の神経を取り除いて根っこの治療をするんですけど、根っこの先が曲がっていると先端が折れてしまう事があるんです。実害がない場合もありますが、痛みが出ているとなるとこの破折ファイルが根っこの中を圧迫し痛みを発するケース、隙間から細菌が侵入して炎症を起こしているケース、後はまれですが金属アレルギーで炎症を起こすケースが考えられます」
私の解説を聞いて、アルさんは黙ってコクコクと頷く。
「ハモリ、ちょっと良い?」
すると、様子を見ていたカヨコさんが声をかけてきた。
「それって要するに……前に治療した歯医者がミスをしたって事?」
「症状から見てそうなりますね」
本当に気付かなかったのか、気付いていてわざと放置したのかは知らないが、いずれにしてもこの処置をした歯科医は三流である事は確かである。患者の歯の健康を預かる立場である以上、失敗は許されないのだから。
「そんなぁ……あんなに痛くて治療費もかかったのに……」
医療ミスと聞いて、アルさんの目の端から水滴が滲み出る。
「軽く診て貰うだけだったのに、いきなりすぐに治療しないと危険だって言われて無理矢理治療されて、こんな目立つ銀歯まで入れられて、治療費も取られて……」
アルさんが俯きながら呟くが、私はそれを聞いて違和感を感じた。
「……所で、その診察の時に自覚症状はありましたか?どこか痛いとか、腫れてるとか」
「い、いえ……特に、何もなかったわ。ただ、何処か悪い所があったら嫌だから診て貰おうと思っただけで……」
アルさんの言葉を聞いて、疑念がますます強くなった。カヨコさんも察したのか、アルさんに話しかける。
「……社長。多分それ、騙されてるよ」
「えっ……?」
カヨコさんの言葉に、アルさんは固まる。
「……自覚症状がない場合、歯科治療で急を要するケースは極まれです。加えてろくな説明もなく治療を強硬するとなると……わざと危険を煽って高額治療を勧めていたとも考えられます」
「えっ、そ、それって……」
「当時の診断記録がないので、断言は出来ませんが……故意に健康な歯を異常ありと診断して、不要な治療を行っていた可能性があります」
「なななな、なっ、何ですってーーーーーーー!!!???」
アルさんが白目を向いて絶叫した。
「ふーん。要するにアルちゃんを騙して、アルちゃんを泣かせたんだ……あはは、これはもう、ぶっ殺すしかないよねぇ………!!!」
「ア、アル様を騙した上にアル様を傷付けたなんて……ぜ、絶対に許せません……!!!」
「2人とも落ち着いて。気持ちは分かるけど」
額に青筋を立てて怒りの表情を浮かべるハルカとムツキさん。カヨコさんはそんな2人を宥めているが、その表情は険しく、2人と同じように怒りを抱いているようだった。
勿論、歯科医である私も例外ではないが、飽くまでもその可能性があるというだけで真実は違うかもしれない。だが、カイザーをはじめとして、平気な顔をして子供達から搾取する大人達がこのキヴォトスに存在している事を私は知っている。それを踏まえれば、私の憶測も強ち間違いではないのかもしれない。
「うう……私の歯……私のお金……」
だが……それよりも私には、やらなければならない事がある。
「アルさん」
「っ……ごめんなさい、取り乱しちゃって……」
「いえ。それから……残念ですが、一度神経を取り除いた歯を元通りにする事は出来ません」
「そ、そうよね……」
私の言葉に、アルさんは沈んだ表情を見せる。
「ですが、アルさんの苦しみの元を治す事は出来ます。だから、ここは私に任せていただけませんか?」
「ええ……お願い」
私の仕事は、患者の抱える歯の痛みを治療する事だ。それ以外の事は、他の人達に任せれば良い。私はアルさんに向き直り治療法について説明していく。
「まず、痛みの原因となる破折ファイルを除去する為に一度、被せ物と中の根管充填材を取り除きます。次にある程度、全体を綺麗にして、中を液体で満たしてから超音波振動で浮かせて取るのが一番歯にダメージを与えない方法になります。その後は、改めて根っこの中を綺麗にして穴を塞いで被せ物を装着すれば治療は完了です。ここまでは良いですか?」
「えぇ、分かったわ……」
「で、ここからは提案なのですが……被せ物を銀歯からセラミックに変えてみるのは如何でしょう?」
「えっ、セラミック?」
「はい。セラミックなら銀歯よりも歯にしっかりと接合しやすいので虫歯の再発のリスクは少なくなりますし、しっかり手入れをすれば10年~20年ほど使い続けられます。何より、見た目が自然で自分の歯の色に近い物を選べるので歯の治療痕が目立ちません」
歯科学部では、基本的に歯の治療の際は銀歯を使わずセラミックの詰め物や被せ物を勧めている。銀歯は強度はあるものの、長期間使用すると金属アレルギーと虫歯の再発のリスクがあるし、歯茎の色が変色したり銀歯が金属に触れると唾液を介して電流が流れる事があるので、身体に影響を与えないセラミックを使っている。
私の説明を聞いたアルさんはしばらく考え込むように押し黙り、やがて私に向き直る。
「じゃあ……頼めるかしら?」
「はい、勿論」
アルさんの回答に、私は頷いた。まずはカウンセリングを行い、セラミックの素材や色を決めて貰う。その後、治療の準備に取りかかった。
「では、そのままじっとしていて下さいね」
「んっ……」
麻酔を打った後、歯に細菌が入らないようにラバーダムを設置し、銀歯と充填材を取り除いていく。
「(予想はしていたが、やはり処置が雑だな)」
根管の中には、壊死した神経がへばりついていた。これを取り除くだけでも、痛みは少なくなるだろう。ある程度、中を綺麗にしてから、問題の破折ファイルの除去に取りかかる。破折ファイルは例えるなら木材に刺さったネジのようなものなので、逆回しにネジを回してネジを外すように、超音波の振動で破折ファイルを揺らして取るのだ。
神経が収まっていた根管内は非常に小さいので、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを使う。根管内を液体で満たし、破折ファイル除去用に用意した超音波スケーラーで除去を試みる。
「(慎重に、歯を傷付けないように……)」
「ん……」
破折ファイル除去は多くやっては来たが、小さな根管内の治療は難しいので焦らず慎重に行う。しばらくして、約3mmほどの破折ファイルを取り除く事が出来た。
「(よし、まずは第一段階完了。後は根管内を綺麗にして、と……)」
破折ファイル除去が完了した後は、根管内の感染箇所を除去、薬液を使い中を綺麗にした後、根管充填材を充填し、被せ物を装着する為の土台を作成する。
その後、口腔内スキャナーを口の中に挿入し歯型を取る。コンピューター上にアルさんの歯の3D模型が出来上がり、そのデータを専用の3Dプリンターに入力し被せ物を作成する。数分後、被せ物が完成し、微調整を加えながら土台に装着する。
「噛み合わせの方は如何でしょうか?歯の色とか、何か違和感があれば言って下さい」
「ええ、大丈夫。何も問題はないわ」
鏡で治療が終わった自分の口の中を確認しながら、アルさんは答える。口の中には真っ白な歯が滑らかなアーチを描きながら綺麗に並んでいる。やはり美人には美しい白い歯が良く似合う。
「これで治療は完了しました。後は小まめに手入れを行い、定期検診を受ける事もお勧めしますね」
「ええ、今日は本当にありがとう。お陰で痛くなくなったわ」
それに、とアルさんは続ける。
「一流のアウトローが歯が汚いなんて格好がつかないし、正直銀歯なんて恥ずかしかったから……本当にありがとう」
アルさんはやや顔を赤くしながら呟く。やはり年頃の少女にとって銀歯は恥ずかしいようである。
その後、セラミックに適した歯ブラシや歯磨き粉の選び方、歯磨き指導を行い、今日の診察は完了した。
「本日はお疲れ様でした。また歯で困った事があれば、何時でもいらして下さい」
「ええ、その時はよろしくね。それから……カンノーロ、美味しかったわ。また今度、機会があれば一緒にお茶でもしましょう」
「ええ、楽しみにしてます」
アルさんが小さく微笑み、私もつられて笑みを浮かべる。この顔が見れただけでも、私は満足だ。
「お疲れー、アルちゃん……じゃあ、早速行こっか」
「そうだね。きっちり、落とし前はつけないと」
「わ、私はアル様の為なら何処までも……!」
「勿論……騙されて、舐められたままで終わる訳にはいかないものね」
アルさんが不敵な笑みを浮かべ、他の3人も同じような笑みを浮かべる。
「……お出かけですか?」
「ええ、そうよ。先生が帰って来たらよろしく伝えてくれるかしら?」
「分かりました。気を付けて」
そしてアルさん達は歯科学部を後にした。
その後、ある歯科クリニックの院長が医療詐欺で逮捕されるというニュースが流れたが、私は変わらず自分の仕事を続けていた。
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「で?人が暑い所で仕事している間、他の女とお茶してたんだって?」
「……はい」
その後、アビドスから帰ってきたアヤメさんに詰められて、私はアルさん達とお茶していた事を自白した。私がカンノーロを作っていた辺りから怪しんでいたらしい。
数時間かけて何とか許しを貰った後、私はアヤメさんにたっぷりと"搾られた"が、私は甘んじて受け入れたのであった……
因みに、その時のアヤメさんも可愛かった。
『ボクもカンノーロ、食べたかったなぁ……』
白山ハモリのプロフィール
学園:ミレニアムサイエンススクール
部活:歯科学部
学年:2年生
年齢:16歳
誕生日:11月8日
身長:175cm
趣味:歯科治療 口内観察 料理
イメージCV:市ノ瀬加那
ヒロインは複数人いてもOKか?
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YES
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NO