ウマ娘 プリティーダービー列伝 〜挑め、世界の頂〜 実況プレイ 作:或る実況者
はい、皆様ご視聴ありがとうございます。
前回は選抜レースへの出走が決まり、アルコンパイセンに応援されたところまで見てもらいました。今回は選抜レース当日の様子を見てもらって、上手く行けばトレーナーが付いてくれる筈なので、そこまで見てもらおうかと思います。
それでは早速見ていくその前に、出走表を確認しましょう、こちらですねぇ。
出走表
コース:トレセン学園併設コース 右回り 1400m
天候:雪
バ場:ダート/重
1枠1番 シルバーベリー
2枠2番 リボンフィナーレ
3枠3番 アンコールワンモア
4枠4番 カバリエドール
5枠5番 リードマガジン
6枠6番 オリジナルシャイン
7枠7番 クラシックコメディ
8枠8番 パイケア
8枠9番 オボロイブニング
という訳で、右回りのダート1400m、天候は雪の重バ場となります。
はてさてどうなることやら……それでは今度こそ見ていきましょう。
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選抜レース当日を迎えた。会場になっている併設コースには、自分の出走を待つウマ娘と、そんなウマ娘達を品定めするように見つめるトレーナーで一杯だ。
また、元プロアナウンサーの方によるレース実況や、有料チャンネル向けの撮影カメラが入っていて、雰囲気は実際のレース場と変わらない程になっている。
一緒になって出番を待つ娘達の中には、その雰囲気に当てられたのか、ソワソワしたり、カリカリしている娘も居て割と混沌気味だ。そこかしこで話し声も聞こえる。
そんな中で同じく出番を待つ私は──
〈SYSTEM〉
レースに関連するランダム判定が発生した場合、特定のステータスを基準値、基準値の〈20+(レース難易度)×5〉%を目標値として、ダイスロールを行います。この時の基準値の小数点以下は切り上げ処理とします。
判定の成否は以下の通りです。
“目標値”以上……成功
“目標値の2倍”or“基準値の80%”の内、いずれか低い方の数値以上……大成功
“基準値の95%”以上……特大成功
“基準値の10%”未満……大失敗
“基準値の5%”未満……特大失敗
判定で特大失敗を出す、もしくは連続で大失敗を出すとバッドイベントが発生し、何らかの不利、もしくは故障が発生します。
※レース中のランダム判定における言葉の定義
基準値:諸々の補正が乗る“前”の各ステータス
目標値:参照値の〈20+(レース難易度)×5〉%
(小数点以下は切り上げ処理)
参照値:諸々の補正が乗った“後”の各ステータス
補正:ダイスの目標値や参照値に修正を入れる
・参照値:やる気、バ場、直前の展開
・目標値:スキル、直前の展開
主人公の平静さを判定します。
基準値:賢さ/105
難易度:2 → 目標値:32
補正:なし
今回で言うならば、賢さのステータス値105を基準に、目標値を105の(ベース20%+難易度2×5%=)30%で31.5、端数切り上げで32として判定します。
結果:96 (大成功)
ボーナス:次のレース終了まで、賢さを参照する判定の参照値+10%
今回は基準値の80〜95%の値が出たので大成功となります。
また、判定が発生した場合、やる気効果や所持スキル、それまでに起きた出来事による有利不利が補正として基準値及び参照値に影響を与えます。↵
↵
↵
──ひどく落ち着いていた。
気分としてはこれから併走トレーニングをしようという感じだ。
離れたところから感じる複数の視線も然程気にならない。これなら普段通りの力が出せるだろうと思う余裕があるくらいだ。
目を閉じて大きく息を吐く。余分な思考を捨てていくイメージを描く。調子がいいときはコレで無駄な雑音がなくなる。今回は──
〈SYSTEM〉
集中モードに入れるかを判定します。
基準値:賢さ/105
難易度:2 → 目標値:32
補正:平静さ判定大成功 参照値+10% → 116
結果:94(大成功)↵
↵
↵
──上手くいった。
周りの娘達の話し声も、見ているトレーナー達の視線も、雪の冷たさも、全てが気にならない。
思考がクリアになっていくこの感覚が気持ちいい。まるで自分が透明になった気分。口が弧を描きそうになるから抑えないと。
カバリエドール
「ふふっ……」
おっと、ちゃんと抑えられなかったみたい。でも、仕方ないよね? こんなに気持ちがいいんだから。
あぁ、早く出番が来ないかなぁ……?
〈SYSTEM〉
獲得:スキルpt+50 110 → 160
獲得:スキルヒント 集中力
集中力:スタートが得意になり、出遅れる時間がわずかに少なくなる↵
↵
↵
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【──でした。それでは続いての組が登場です。1枠1番シル──】
ゲート裏で軽く身体を解していると放送が聞こえてきた。一つ前のレースの決着が着いたみたいで、次のレースの出走者紹介をしている。
それと同時にゲート前担当の職員さんから集合の合図がかかったのでゲートへ向かう。自分は4枠4番。可もなく不可もなく、ってところかな。
ゲートに入ってスタートの態勢を取る。逸る気持ちを抑えて脚に力を溜める。
【──が今9番ゲートに入りまして、各ウマ娘、ゲートイン完了です。係が離れて……──】
〈SYSTEM〉
スタート判定
基準値:賢さ/105
難易度:2 → 目標値:32
補正:平静さ判定大成功 参照値+10%
好調 参照値+10%
先行C 参照値-10% 計+10% → 116
結果:114(特大成功)
ボーナス:序盤のスタミナ消費-10%↵
↵
↵
【──スタートしました。4番カバリエドールが絶好のスタート! 1番シルバーベリー、7番クラシックコメディが遅れたか】
過去一完璧なスタートダッシュ。3コーナーはまだ少し先だし、このまま緩く加速しながら好位置を取りに行こう。
〈SYSTEM〉
レースは判定簡略化の為に、距離に応じていくつかのフェーズで構成します。各ウマ娘はフェーズ毎に何らかのアクションを行い、必要に応じて判定を行います。
◯短距離〜マイル
序盤〜中盤〜ラストスパート
◯中距離
序盤〜中盤〜終盤〜ラストスパート
◯長距離
序盤〜中盤〜後半〜終盤〜ラストスパート
また、フェーズ終了毎に、走行距離やペース、アクション、スキル、精神状態などを基に、スタミナの消費量を計算し、適用します。この時のスタミナの残量を『残スタミナ』と呼称します。
尚、レース中のスタミナを用いた判定の参照値は『残スタミナ』を用います。
カバリエドール行動:出たなりにスピードを上げる
他ウマ娘行動:3番6番7番が大きく前進する
カバリエドール行動判定
基準値:パワー/52
難易度:2 → 目標値:16
補正:好調 参照値+10%
ダートB 参照値±0%
重バ場 参照値-10% 計±0% → 52
積極策 結果に参照値の10%を上乗せ 計+10% → +6
結果:33(大成功)
ボーナス:次回行動時目標値-10%↵
↵
↵
【3番アンコールワンモアと6番オリジナルシャインがハナを目掛けて加速していきます。4番カバリエドールはスッと譲って後ろに着けました】
内外からそれぞれ上がってくる娘を感じたので、そのまま先を譲って内の娘の後ろに入る。自分でペースを作るのは苦手だから正直助かるね。
【2、3バ身開いて2番リボンフィナーレ、8番パイケアが追走。その後ろ9番オボロイブニング。7番クラシックコメディが外から並びかけます】
【1バ身後方に5番リードマガジン、更に後ろ1番シルバーベリーの隊形で3コーナーに入ります。先頭までは7、8バ身程離れています】
〈SYSTEM〉
序盤フェーズ終了 スタミナ処理
残スタミナはレース中、走行距離、バ場状態、レース速度、各種アクション、スキル、特殊状態によって随時変動します。
・走行距離:100m毎に1%消費。大雑把に処理。
・レース速度:超低速〜超高速で0〜4%消費。
超低速(0)〜低速(1)〜平均(2)〜高速(3)〜超高速(4)
・アクション:内容によって最大5%消費。
・スキル:内容はアプリ版に準拠。回復効果は2倍。
・特殊状態:精神状態やレース展開で変動。
最大値算出
基準値:58
補正:好調 参照値+10%
ダートB 参照値±0%
計+10% → 64
適用前:64
消費量
距離(5)
重バ場(10)
平均ペース(2)
スタート加速(5)
積極策(0)
脚質:先行C(10)
スタート特大成功(-10) 計22%
残スタミナ:64 → 51↵
↵
↵
3コーナーに入った。前の2人は殆ど併走のままでペースもそんなに変わらない感じ。後ろは足音を聞く感じちょっと間隔が開いてる? 淡々と流れてる印象。
……あんまりペースを落とされてもそれはそれで困るし、ちょっと前をつついてみるか。
〈SYSTEM〉
カバリエドール行動:前のウマ娘に接近する
基準値:スピード/62
難易度:2 → 目標値:19
補正:好調 参照値+10%
短距離B 参照値±0%
計+10% → 69
前判定ボーナス 目標値-10% → 17
結果:19(成功)
レース中にウマ娘の間で何らかのアクションがあった場合、能動側の達成値に対して、受動側は同じ判定を用いて達成値の比べ合いを行います。
今回はカバリエドールがスピードを用いて3番及び6番にアクションを掛けたため、同じくスピードを用いた対抗判定を行います。能動側の達成値に対して2倍の値で大成功、4倍で特大成功とします。
逆に、上限値が目標値に届かない場合は自動失敗として扱います。
対象が特定のウマ娘以外の場合、その時点での汎用キャラの基準値で判定します。
抵抗判定
目標値:19
アンコールワンモア
基準値:スピード/80
補正:なし
結果:75(大成功)
オリジナルシャイン
基準値:スピード/80
補正:なし
結果:75(大成功)
判定敗北:次の他ウマ娘行動で不利行動が取られます↵
↵
↵
アンコールワンモア
「ちっこいのがっ」
オリジナルシャイン
「チョロチョロ、すんなっ!」
【ここで4番カバリエドールが前に接近、しかし前2人は動じません。むしろ押さえつける構えか】
──そうそううまく行かないか、前に道が出来ない。これは余計なことしたかなぁ……。仕方ない、切り替えよう。
〈SYSTEM〉
他ウマ娘行動:8番が競りかけてくる
パイケア
基準値:スピード/80
難易度:2 → 目標値:24
補正:なし
結果:50(成功)↵
↵
↵
【更に8番パイケアが接近。先団へ取り付きます】
パイケア
「その位置、いただくよっ!」
後ろからも来た。流石にこの位置の優位性を失うわけにはいかない。自信はないけど競り合うしかない、か。
〈SYSTEM〉
対抗判定
目標値:50
カバリエドール
基準値:スピード/62
補正:好調 参照値+10%
短距離B 参照値±0%
計+10% → 69
結果:30(失敗)↵
↵
↵
カバリエドール
「くっ……!」
パイケア
「そんな身体とスピードでっ、抑えられるわけ、ないでしょっ!」
外から被せられて思っていた進路が使えない。たまらず位置を下げてしまう。やっぱり競り合いだと不利が出ちゃうな……!
【先頭は6番オリジナルシャイン、すぐ内に3番アンコールワンモア。後ろ8番パイケア、カバリエドールはその後ろを追走しています】
【2バ身後方に2番リボンフィナーレ、外7番クラシックコメディ。3バ身開いて9番オボロイブニング、内5番リードマガジン、外1番シルバーベリーで3コーナーから4コーナーへ向かっていきます】
いや、ここは仕切り直して脚を溜める形にしよう。この位置ならまだ届くはず。まだ諦める段階じゃないよね……!
〈SYSTEM〉
8番の後ろにつけて脚を溜める
基準値:賢さ/105
難易度:2 → 目標値:32
補正:平静さ判定大成功 参照値+10%
好調 参照値+10%
先行C 参照値-10% 計+10% → 116
結果:35(成功)
他ウマ娘行動:5番が進出を開始する↵
↵
↵
よし、上手く後ろに着けた。抵抗されなかったのは気になるけど、力を溜めさせて貰うよ……!
【残り600を通過して先頭は3番アンコールワンモアと6番オリジナルシャインが併走、半バ身程離れて8番パイケア、その後ろに4番カバリエドールがつけて4コーナーをカーブしていきます】
〈SYSTEM〉
中盤フェーズ終了 スタミナ処理
適用前:51
回復
好位追走(6) 計6%
残スタミナ:51 → 55
消費量
距離(10)
重バ場(10)
平均ペース(2)
脚質:先行C(10)
前に接近(3) 計35%
残スタミナ:55 → 34↵
↵
↵
【後方は5番リードマガジンが一気に進出、前との差を詰めました。内7番クラシックコメディと2番リボンフィナーレ、4コーナーを曲がって直線コースへ向きました】
4コーナーの出口が見えた……! 残りは400mくらいしかない。体力は保つ? いや、ここで行くしかない……!
〈SYSTEM〉
最終直線に入るとスパート判定を行います。
スタミナ、パワー、スピードの順に判定を行い、最終的なスパート力を決定します。
各判定の成否は後続の判定に影響を及ぼします。
スパート判定
基準値:スタミナ/58 パワー/52 スピード/62
難易度:2
→目標値:スタミナ/18 パワー/16 スピード/19
補正:好調 パワー/スピード参照値+10%
ダートB パワー参照値±0%
短距離B スピード参照値±0%
バ場/重 パワー参照値-10%
→ パワー/±0% スピード/+10%
参照値:残スタミナ/34 パワー/52 スピード/69
結果
スタミナ:33(成功)
→ パワー/スピード目標値補正なし
パワー:49(大成功)
→ スピード目標値-10% →スピード/17
スピード:40(大成功)
他ウマ娘成功者:3番、6番
※全てのウマ娘の結果を出すのは冗長なので、成功者のみを掲載します↵
↵
↵
カバリエドール
「ぅぁぁぁああああああああっ!!!」
【ここでカバリエドールが加速! 前を一気に飲み込まんとする! パイケアは反応が遅れたか! リードマガジン以下はついていけない!】
【釣られてアンコールワンモアとオリジナルシャインも加速、勝負はこの3人の追い比べにもつれ込んだ! 残り200m!】
オリジナルシャイン
「まけ、ない……っ!」
アンコールワンモア
「アタシが、勝つんだ……っ!」
私だって、負けるつもり、ないよっ……!
前へ、まえへ、モット、マエへッッッ!!!
〈SYSTEM〉
スパート判定で決着がつかない場合、根性を参照して再度スパート判定を行います。
再スパート判定
カバリエドール
基準値:根性/99
難易度:2 → 目標値:30
補正:好調 参照値+10% → 109
結果:77(大成功)
他ウマ娘
基準値:根性/80
難易度:2 → 目標値:24
補正:なし
結果
アンコールワンモア:7
オリジナルシャイン:8↵
↵
↵
【しかしカバリエドールが抜けた! アンコールワンモアとオリジナルシャインは伸びない! 1バ身、2バ身と差をつけて4番カバリエドールがゴールイン!】
【2着は僅かに6番オリジナルシャイン、3着は3番アンコールワンモアと最後に追い上げた9番オボロイブニングの接戦となりました。5着は──】
──ゴールラインを駆け抜けてゆっくり速度を落とす。雑音が意識に入ってくるのと引き換えにあの気持ちのいい感覚が消えていく。あぁ、喪失感が……
???
「くそっ、あの身体の何処にあんな力が……」
そんな声に振り返ると、6番のゼッケンをつけた蒼い髪のウマ娘が肩で息をしながらこちらを見ていた。オリジナルシャインだ。息を落ち着けて話しかける。
カバリエドール
「対戦ありがとうございました。楽しかったです」
オリジナルシャイン
「……その余裕綽々って感じ、ホントにムカつく。……次は勝つから、首を洗って待ってなさい」
そう言って彼女は、半ば言葉を吐き捨てるようにしてその場を去ってしまった。もう少し話したかったけど、向こうが話す気を持たないならしょうがない。
っと思っていたら、既に次の組の紹介を始めている放送が聞こえてくる。あっ、コレは長居しすぎたやつだ。
カバリエドール
「マズいマズい。早くコース外に出なきゃ……!」
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リザルト:1着
獲得:スキルpt+50
成長:ALL+10 ウマソウル+10
経験値:ダート+3 短距離+3 先行+3
能力値
スピ 62→72
スタ 58→68
パワ 52→62
根性 99→109
賢さ 105→115
芝 0/G ダ 70/B→73/B
短 57/B→60/B マ 79/A 中 71/B 長 52/C
逃 5/G 先 47/C→50/C 差 14/F 追 0/G
ウマソウル 31→41/100 スキルpts 160pts→210pts
所持スキル
好位追走:レース中盤で前の方にいるとわずかに疲れにくくなる(先行)
積極策:レース中盤が迫ったとき前方にいると速度がわずかにあがる(マイル)
スキルヒント
集中力:スタートが得意になり、出遅れる時間がわずかに少なくなる
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コースから出た後、あっという間にスカウトに来たらしいトレーナーの群れに囲まれてしまって、てんやわんやと対応している内に結構な時間になってしまった。
模擬レースとはいえ、本気の勝負を演じた直後にあれだけの数の名刺合戦に放り込まれた訳で、身も心もクタクタ。今の状態を満身創痍って言うのかな?
そんなことを考えながら、食堂の方へと脚を向ける。今はとにかく栄養補給したい。
──ふと、立ち止まる。食堂に向かっていたはずなのに、何故か広場に来てしまっていたから。食堂に行くのにここを通る必要はないのに。
カバリエドール
「流石に疲れてるのかな。こっちに用事なんてなかったのに……」
改めて食堂に行こうとすると、噴水のところに誰かが蹲っている。遠目だからよくは分からないけど、スーツっぽい服を着てるから大人なのは多分間違いない。
学園の敷地内とはいえ、未だ雪が降っている中で、人が蹲っているのを気にしないなんて出来ないので話しかけてみることにした。
カバリエドール
「あの、大丈夫ですか? こんなところでじっとしてると風邪ひきますよ……?」
ビクッと人が反応して、ゆっくりとこちらの方へ振り向く。どうやらウマ娘だったらしい。スーツってことは少なくとも現役ではない、のかな?
???
「あ〜見られちゃったなぁ……。恥ずかしっ」
そう言って立ち上がった青毛の彼女。胸元にはトレーナーバッチが光っており、その身分を証明している。
カバリエドール
「こんなところで何してたんですか? まだ雪も降ってますし、考え事にしても屋内の方が──ー」
ウマ娘なトレーナー
「あぁいや、そんなんじゃないよ。心配してくれてありがとう。そういうキミは……確か今日選抜レースを走ってた子だっけ」
カバリエドール
「はい、カバリエドールです」
ウマ娘なトレーナー
「カバリエドール……。あぁ、思い出した。小柄な身体だけど結構走れそうなウマ娘がいるって話があった。そうかキミか」
カバリエドール
「その話は知らないですけれども、多分あってるんじゃないでしょうか。知ってる中で同じ名前の娘は知らないので……」
そこまで言ってふと気づく。さっきまで言い寄ってきてたトレーナーの群れの中にスーツ姿のウマ娘の姿を見ていない。コースに居た時にも見た覚えがない。
カバリエドール
「あれ、でもコースにいらっしゃいましたか? 失礼ですがお見かけしなかったような……」
ウマ娘なトレーナー
「そりゃそうだよ、芝のレースの方を見てたからね」
なるほど、確かに他の周回コースでは芝の選抜レースをやっていたはず。見ないのも当然か、と納得した。
カバリエドール
「ところであなたは……」
ウマ娘なトレーナー
「おっと、コレは失礼しちゃったね。今は霊鞍(たまくら) カンナって名乗ってる。これでもれっきとしたトレーナーだよ」
そう言って霊鞍トレーナーは胸のバッチを強調してる。いやそこは別に疑ってないんだけども。というか名乗ってるってどういうことだ?
それよりも、さっきから話をはぐらかそうとしてるなこのトレーナー。もう一回聞いてみるか。
カバリエドール
「はぁ……、そこは別に疑ってないんですけれど。
というか霊鞍トレーナーは結局のところここで何をされてたんです?」
霊鞍T
「あれ、はぐらかそうという手には乗らない感じ?」
カバリエドール
「そうじゃなきゃ声を掛けてませんので」
霊鞍T
「そりゃそうよねぇ。そんなんでもなきゃ私みたいな独立したての零細トレーナーになんか声掛けないよねぇ」
別にそこまでは言ってない。というか今の話でなんか見えてきたぞ。
霊鞍T
「今日もめぼしい娘にずっと声掛けしてたのに、『ウマ娘上がり』だからって理由で色良い返事一つも貰えないし。『ウマ娘上がり』の何が悪いってのさぁ!」
〈SYSTEM〉
以下のワードはこの作品限定ワードです。アプリ版及び他の作品とは一切関係ありません。
また、アンチ・ヘイトな表現を含んでいますが、他の作品で同一境遇にあるキャラクターを貶める意図は一切ございません。
『ウマ娘上がり』……トゥインクルシリーズを引退後に資格を取得し、トレーナーに転向したウマ娘のことを指す。
自身がアスリートだった頃の感覚でウマ娘を指導してしまうトレーナーが多く、過剰なトレーニングや逆にあまりにもヌルいトレーニングを課してしまい、うまく育てられないことが多いと一部で囁かれており、一種の蔑称として捉えられている。↵
↵
↵
やっぱりか。『ウマ娘上がり』ってワードは知らないけど、名が売れてないからって理由で声掛けが全滅したクチなんだ。
っと、ここまで思って気付く。初対面のはずなのに、アルコン先輩を相手する時並に普通に喋れてる。いつもはもっと探り探りで話すのに。
霊鞍T
「キミくらいの才能ならきっと引く手あまたなんだろうなぁ。私もこんな才能の子と青春したいのにさぁ!」
いやどんな表現なのさ。
カバリエドール
「いやどんな表現なのさ。……あっ」
霊鞍T
「いやいや、若い娘と二人三脚で……って、どしたの?」
カバリエドール
「いえ、何でもないです。ハイ」
霊鞍T
「???
まぁいいや。んで、実際のところどんくらい声掛けられたの? 30件くらい?」
カバリエドール
「えぇっと、多分、それくらい、だと思います。名刺を一杯貰ったので……」
霊鞍T
「あははっ、次から次に名刺が渡されるからよく解んなくなってんだ。あるあるだねぇ」
カバリエドール
「そうなんです。おかげで誰が来たのかもちゃんと覚えてなくて……」
霊鞍T
「ちょっと名刺見せてくれる? ……ここは中堅どころ。ここはあんまり評判良くない。……うわっ、チームウノの名刺もある! やっぱ期待されてるねぇ」
カバリエドール
「へぇ、そうなんですね」
霊鞍T
「あれ、なんか生返事。チームウノなんかはかなりの大手だよ? トレーニングに食生活からきっちり管理して、徹底的に鍛え上げるスタイルで重賞ウマ娘を何度も輩出してるし」
当然知らないわけではない。何なら、今の選択肢の中では最上だということも理解もしている。でも、なんか違うと思ってしまったから名刺を下の方に仕舞っていた。
カバリエドール
「勿論チームウノのことは知ってます。でも声を掛けてくれたところがどこもピンと来なくて。一度帰ってからちゃんと考えようと思ってたんです」
霊鞍T
「あ〜、それ分かるわ〜。その直感、大事にしたほうがいいよ。きっとキミを助けてくれるから。
名刺見せてくれてありがとね」
カバリエドール
「こちらこそありがとうございます。見ず知らずのウマ娘に教えていただいて」
霊鞍T
「いい気分転換になったし、そのお礼だよ。それじゃあね」
そう言って踵を返そうとする霊鞍T。
カバリエドール
「あの! ……あなたの名刺、宜しければ頂いてもいいですか?」
気付けばそんな風に口走ってた。なんでかは分からないけど、ここで言わなきゃダメだって気になったから。
霊鞍T
「……私の? いいけど、ダートはあんまり分からないよ? 見習い時代にも殆どダートの娘を教えてないし」
カバリエドール
「それでもいいです。まずは考えるだけなので」
霊鞍T
「アハハッ! それもそうだ! それじゃあコレね。期待しないで待ってるわ」
カバリエドール
「ありがとうございます、期待しないで待っててください。ちなみに、もし私からコンタクトがなければ今後とうするんですか?」
霊鞍T
「その時は前のツテでも頼って、どっかのチームのサブトレーナーやるだけだよ。それがどうかした?」
カバリエドール
「いえ、何となく気になっただけです。では、失礼します」
霊鞍T
「うん、気をつけて食堂行くんだよ〜」
っ?! 食堂に行くつもりだったの、バレてたんだ……。
〈SYSTEM〉
成長:ALL+5
絆:なし
能力値
スピ 72→77
スタ 68→73
パワ 62→67
根性 109→114
賢さ 115→120↵
↵
↵
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アルコン
「お疲れ様! どうだった、どうだった?!?!」
食事を済ませて部屋に戻ったら、既に帰ってきてたらしいアルコン先輩に開口一番詰められた。近い近い。
カバリエドール
「ちょちょっ、いきなり近いですってアルコン先輩」
アルコン
「あっ、ごめんごめん。結果が気になって気になってしょうがなかったから、つい」
アハハと、乾いた笑い声を出しながら少しバツの悪そうな顔で離れてくれるアルコン先輩。目が明後日の方向に向いてる。
カバリエドール
「全くもう……」
と言いつつ、この数ヶ月で何度やったか分からない問答なので、しょうがないなぁくらいの気持ちだ。
カバリエドール
「スカウトは沢山頂きました。レース直後で疲れてたのもあったんで、名刺だけ頂いて一旦保留してますけど」
アルコン
「ドールちゃん、それ正解。後から移籍することも出来なくはないけど、最初の指導が肝要だし、やっぱりちゃんと向こうのことを調べる時間を作らないとね」
アルコン
「そ、れ、でぇ。お姉さん、ドールちゃんがどんなところからスカウト受けたのか気になっちゃうなぁ〜?」
カバリエドール
「言うと思ってたからここに纏めてます。見てもいいですよ」
アルコン
「さっすがドールちゃん! 話が分かる〜!」
差し出した名刺の束を引ったくるように受け取って眺め始めるアルコン先輩。似た流れをさっきもやったなぁ。
アルコン
「おぉ、ホントに名刺が一杯だぁ。それでは拝見よ〜」
アルコン
「ふんふん……。中堅どころからぁ、あんまりいい話聞かないところからぁ、この人あんまり知らないなぁ……。んー、うぇっ?! チームウノの名刺?! すごいすごい!」
カバリエドール
「満足しました? 先輩のご感想を頂きたいところですけど」
アルコン
「うん! いやー、ドールちゃんならみんな注目してくれるって思ってたけど、チームウノは想像以上! 私も鼻が高いってモンだよ〜!」
カバリエドール
「そうですね。アルコン先輩が一緒じゃなきゃきっと潰れてたと思います」
アルコン
「あらやだ。急にしんみりモード?」
カバリエドール
「素直に感謝を伝えようとしたらその反応ですか……」
アルコン
「ごめんごめん。でもそう思ってくれてるんなら、そろそろその先輩呼びと敬語、外してくれてもいいんじゃないの〜?」
カバリエドール
「それはそれです。今は諦めてください」
アルコン
「いっつもそれじゃ〜ん!
ところで、この中で気になってるところはあるの? 私も知ってる範囲ならアドバイス出来ると思うよ」
カバリエドール
「それが、正直なところどれもしっくり来なくて。贅沢な悩みなのは分かってるんですけど……」
嘘だ。1つ気になるところはある。あの名刺の束に入れてなかった1枚。
アルコン
「チームウノも? あの徹底管理主義なところが肌に合わなそうとか、そういう感じ?」
カバリエドール
「そういう訳じゃないんですけど、なんか違うかなって感じがあって」
アルコン
「うーん、そっかー。まぁ数日は時間あるし、一回自分で考えを纏めてみるのもいいかもしれないね」
カバリエドール
「すいません。折角相談に乗ってくれる流れだったのに」
アルコン
「自分の将来に直結することだからね。むしろこれだけ選択肢があって即決する方が勿体ないまであるから、どんどん悩んだ方がいいと思うな」
カバリエドール
「ありがとうございます」
アルコン
「あっでも、時には直感に従う方がいいこともあるよ。理屈じゃ言い表せない何かを感じてる証拠だから」
カバリエドール
「直感。直感か……」
アルコン
「そう。見方を変えたらただの博打なんだけどね」
カバリエドール
「そんな身も蓋もないようなこと言わないでください」
アルコン
「だってホントのことだも〜ん」
そう言って笑顔を見せるアルコン先輩。
『直感』か……。このワードもさっき聞いたばっかりだけど、妙に心に残ってしまうのは何なんだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
──数日後
チームウノの練習見学が出来るということで、授業後にコースを訪れた。流石はトップクラスというべきか、コースを丸々貸し切っているみたいで他のチームが見当たらない。
メンバーはそれぞれ、メニューが書かれたであろう手持ちのボードを見ながら練習しているようだ。置かれたボードをチラッと見たら、相当細かいところまで指示がされている。
どのメンバーも真剣に取り組んでいて、チームの意識がとても高いのは疑いようもない。見ているだけなのに雰囲気に呑まれそうになっている自分がいる。
そんな風に思いながら眺めていると、横から声をかけられた。
???
「うちのチームの練習はどうだい? カバリエドールさん」
声の方へ向き直ると、カジュアルなスーツを着た中年くらいの男性が笑顔で歩いてきていた。選抜レースの時に声を掛けてくれたトレーナー達の中に居た記憶がある。
カバリエドール
「正直、想像以上です。えっと……」
???
「荻野だ。チームウノのサブトレーナーをやらせてもらってる」
カバリエドール
「すみません、ちゃんと覚えてなくて……」
荻野T
「あれだけの人間に囲まれてたら中々覚えられないさ。気にしないでくれていい」
カバリエドール
「そう言って頂けると助かります」
荻野T
「それで、うちのチームの練習を見てどう思った? どんな感想でもいいから聞かせて欲しい」
どんな感想でも、かぁ……。何から言えばいいのか難しいけど、そうだなぁ……。
カバリエドール
「そうですね……。率直に言ってびっくりしました。さっきチラッとボードを見させて貰ったんですけど、すごく細かいところまで指示が出されてるんですね」
荻野T
「それがウチのチーフ様の方針だからな。練習の質や量だけじゃなく食事や睡眠の管理まで徹底的にやる。チーム専属のメディカル担当を雇ってるくらいだからな」
荻野T
「そしてそれこそが、ウチのチームの強さの土台になっている」
カバリエドール
「この光景を見てそれはよく分かりました。でも、そこまで管理するのって向き不向きがすごく出そうって思いますけどどうなんですか?」
荻野T
「それはどんなやり方でも言えることだな。自主性を重んじるやり方の方が合う娘が居るのは当然承知している」
荻野T
「その上で、俺たちはうちのやり方についてこれそうなウマ娘にしか声を掛けてないつもりだよ」
カバリエドール
「もし、もしもですが、入ったはいいけどやっぱり肌に合いませんでしたっていうことになった時は?」
荻野T
「その時はその時で、責任持って他のチームに移籍出来るように面倒を見ることになってる。幸いなことに横の繋がりはある程度持っているからな」
カバリエドール
「なるほど……。アフターサポートも万全ってことてすね」
荻野T
「そんな感じだな。それで、どうだい? うちのチームに入る気になってくれたかな?」
カバリエドール
「このチームがとても魅力的なのは伝わりました。でも、もう少しだけ考えさせて欲しいなと」
荻野T
「そうか。まだ多少は時間があるし、じっくり考えてくれ。それじゃ、俺は指導に戻るけど、好きなだけ見学していってくれ」
そう言ってチームの方へ歩き出す荻野トレーナー。
カバリエドール
「はい。色々教えていただいてありがとうございました」
その背中にお礼を伝えると、右手を軽く上げてそのまま歩いていってしまった。
それから暫くの間、チームの練習光景を見させてもらった後、一言声を掛けてからその場を去った。
収穫はあったけど、余計に悩む種が増えてしまったな……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
──選抜レースから1週間
この1週間、頭痛がするんじゃないかと思うくらい考えた末、現在私はあるトレーナー室の前に立っている。
このドアをノックしたらもう後には戻れない。でも、考え抜いた末に決めたことだ。覚悟を決めろ。
ドアの前で深呼吸。スーッ……ハァー……ス──
ガチャッ ガンッ
???
「ん? 何かに当たった? ──って、大丈夫?!」
息を吸ったタイミングでドアが開いて頭と正面衝突した。デ、デジャヴ……痛い……。
???
「怪我は……なさそうだね。ごめんねぇ、ちゃんと外を確認してなかったわ」
カバリエドール
「いや、ドアの前に突っ立ってた自分が悪いんで……」
???
「ってキミは、カバリエドールか。どしたのこんなところで」
カバリエドール
「ちょっとあなたに用があって伺ったんですが、今から出られます? 霊鞍トレーナー」
そう。向かったのは霊鞍トレーナーのところだ。
霊鞍T
「ちょっとお花を摘みにね。用事があるなら中に入ってて。すぐ戻るから」
カバリエドール
「はい、分かりました」
ということで中にお邪魔して待たせて貰うことにした。
応接用らしきソファとテーブルの奥にやや大きめのデスク。壁際には大きいシェルフがあって本が何冊も並んでいる。
デスクの上は、何やら資料らしき紙束や開きっぱなしの書籍、ノートPCで散らかり気味になっている。
デスクの後ろに小型の冷蔵庫とその上に電子レンジ。脇には大きめのゴミ箱がある。夜食や飲み物のために置いてるのだろうか。
霊鞍T
「いやー待たせちゃってごめんねぇ。烏龍茶と玄米茶があるけど、どっちがいい? どっちもペットボトルのだけど」
カバリエドール
「それじゃあ、玄米茶で。ありがとうございます」
霊鞍T
「はいはーい、かしこまり〜」
と言って冷蔵庫から500mlサイズのペットボトルを持ってくる霊鞍トレーナー。一瞬エナジードリンクの缶が大量に見えた気がしたのは気の所為だと思うことにする。
霊鞍T
「いつでも飲んでいいし、持って帰ってくれてもいいからね。……っと、それで? 今日はどうしたの?」
カバリエドール
「あっ、はい。この前のスカウトの件で、自分の心が決まったのでお伝えしようと思ったので」
霊鞍T
「あら、それはどうもご丁寧に。勝手に首を突っ込んだだけなのに、律儀だねぇ……。まぁ順当に考えればチームウノに行くのかなぁって思うけど、どこにしたの?」
カバリエドール
「はい。チームウノも考えたんですが、他のところも合わせてさっき、全てお断りの話をしてきました」
霊鞍T
「だよねぇ、いい選択し……待って? 今なんて言った?」
カバリエドール
「チームウノの誘いを蹴った、そう言いました。私は、霊鞍トレーナー、あなたと専属契約したい」
霊鞍T
「ウソでしょ? あんな良いところの誘いを蹴って態々? 私、ダートの娘の育成なんて全然分からないよ? 絶対後悔するよ? それでもいいの?」
カバリエドール
「そんなの知ったことじゃありません。私は、あなたと一緒にトゥインクルに挑みたい。いや、挑む。そう決めたからここに来た。それ以上に理由は必要ですか?」
霊鞍T
「いや、だけどさ──」
カバリエドール
「──それに、言いましたよね。『直感がきっとキミを助けてくれる』って。私、あの時思ったんです。このヒトとなら何があっても上手くいくんじゃないか、って」
カバリエドール
「その直感を大事にしちゃ、いけませんか?」
そこまで言い切って、霊鞍トレーナーを見つめる。
全く予想してなかったんだろう、呆気にとられた顔になってる。
だからこそ、この気持ちが本気だということを見せつける。伊達や酔狂でこのヒトについていこうとしているんじゃないんだって、分からせる。一切目を逸らさない。
カバリエドール
「後悔なんてさせません。させる暇なんて与えない。私と、あなたで、この時代を走り抜いて見せたい」
霊鞍T
「……その顔、本気の本気ってワケ。分かった、分かったよ。こんな年下にここまで啖呵を切られて、日和ってちゃあウマ娘の名が廃るってもんだわね」
カバリエドール
「それじゃあ……!」
霊鞍T
「正直、ここまでの圧を受けたのなんて、現役時代でも中々無かったよ。私の負け。……でも、さっきも言った通り、ダートのことは門外漢だから、どうなるか分からない」
霊鞍T
「勿論、これから沢山勉強するし、必要なら他所に行って一緒に指導を受けることだって厭わない。私は私でベストを尽くすつもり。それでも結果に繋がるかは分からない」
霊鞍T
「その上で、私についてくる勇気はある?」
カバリエドール
「そんなの、聞くまでもないと、思うけど?」
霊鞍T
「……! そう、愚問だったね。それと、私のことは『カンナ』でいいよ。キミのことは『カバ』って呼ぶから」
カバリエドール
「か、カバ?」
霊鞍T
「チャーミングなニックネームだと思ったんだけど、ダメ?」
カバリエドール
「初めてそんな風に呼ばれたから面食らっただけだよ。それじゃあこれから宜しく、『カンナさん』」
カンナ
「あぁ、宜しく、カバ」
〈SYSTEM〉
トレーナー獲得:霊鞍 カンナ
→トレーナー効果
・練習失敗軽減:練習の失敗率を5%にする。
・練習効率Lv1:練習で伸びるステータスを+5する。↵
↵
↵
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な、長かった……。まさかここまで長くなるとは……。前の動画でも1シーンあったんで合わせて4つ……? こんな長いのは初めて見たかもしらんね。
それにしても、この子よくドアに攻撃されますね……(笑)。普通に痛そうなSEが流れるんで毎度びっくりしちゃうんですよね〜。
ともあれ、無事にトレーナーと契約出来たので、滞りなく次にいけそうですねぇ。良かった良かった。
それでは、めっちゃめちゃ長くなっちゃいましたね、この辺で一旦終わったときましょう。
という訳で今日はここまで、ご視聴ありがとう御座いました!チャンネル登録や高評価の方、是非ともよろしくお願いします!それでは!
霊鞍(たまくら) カンナ トレーナー 30歳台
かつてトゥインクルシリーズを走っていた青毛のウマ娘。
現在はトレーナーとして中央トレセンに在籍。
元居たチームから独立したばかりで、面倒を見ているウマ娘はなし。
教え子と二人三脚で青春するのが現在の目標。
トゥインクルシリーズ時代の名前は不明。(第2回時点)
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『カバリエドール』
能力値
芝 0/G ダ 73/B
短 60/B マ 79/A 中 71/B 長 52/C
逃 5/G 先 50/C 差 14/F 追 0/G
スピ 77 スタ 73 パワ 67 根 114 賢 120
ウマソウル 41/100 スキルpts 210pts
所持スキル
好位追走:レース中盤で前の方にいるとわずかに疲れにくくなる(先行)
積極策:レース中盤が迫ったとき前方にいると速度がわずかにあがる(マイル)
スキルヒント
集中力:スタートが得意になり、出遅れる時間がわずかに少なくなる