ウマ娘 プリティーダービー列伝 〜挑め、世界の頂〜 実況プレイ   作:或る実況者

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仕事が忙しい時期なのとチムレの更新にお熱になってたのでストックが作れてない。よって今後は週一を守れない可能性がありますがなるべく続けたい。
あとエクセルで管理表を作ったのでそんなに誤差は起きないと思いたい。


第3回 ジュニア期1月トレーニング

 

 はい皆様ご視聴ありがとうございます。

 

 前回は選抜レースを見事勝ち抜き、選り取り見取りな選択肢の中で、まさかまさかのオリジナルトレーナーと契約したところまでお送りしました。

 

 それじゃあ、早速続きと行きましょう。トレーニングについての説明は毎回トレーナーがやってくれるんで、こちらからは省かせてもらって、補足とかがあれば後でやっていきます。それでは、どうぞ。

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 ──年が変わって1月。契約手続きやトゥインクルシリーズへの登録など、諸々の書類と格闘しているうちに年末年始を跨ぎ、全ての手続きが終わったのが昨日のこと。

 

 大半は霊鞍トレーナー、いやカンナさんがやってくれたものの、自分がやらないといけないものや、親にやってもらわなきゃいけないものまであり、年明けまでずれ込んだ。

 

 そしていよいよ、今日からカンナさんの指導の元でトレーニングを開始する。

 

 カンナ

「さて、今日から指導を……ってところなんだけどね。今日はカバの適性と能力を改めて見せてもらおうと思う」

 

 ──と思いきや、そういう訳でもないらしい。

 思わず怪訝な顔をしてしまったからか、カンナさんが頬を掻きながら言葉を続ける。

 

 カンナ

「一応ね、学園の方からカバの記録を貰ってはいるんだけど、今のカバを確認したいんだよ。指導方針を固める意味でも一度はちゃんと見ておきたいから、お願い出来る?」

 

 なるほど、確かにカンナさんは私のことを追ってなかったから、学園で取ってたデータ以外の事前情報が全くない状態で指導に入ることになる。

 

 自分としても、現状でどこまでの力があるのかを再確認できるし、新たな視点から見てもらうことで違う可能性を見出だせるかもしれない。デメリットは特になさそうだな。

 

 カバリエドール

「なるほど、そういうことなら喜んで」

 

 カンナ

「うん、物わかりのいい娘は好きだよ。それじゃあまずは──」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 カンナさんの要求に合わせて、芝ダートを問わず色んな条件で走ってみた。

 今は、カンナさんが手持ちのボードとにらめっこしている間に休憩しているところである。

 

 芝を走ったのは最初の2回くらいで後は全部ダートだった辺り、自分でも思ってた通りに芝への適性は割と壊滅的に映ったのかもしれない。

 

 そんな感じで自己評価しつつクールダウンしていると、漸く考えが纏まったみたいで、カンナさんがにらめっこをやめてこちらに寄ってきた。

 

 カンナ

「お疲れ様。クールダウンは済んだかな?」

 

 カバリエドール

「問題ないよ。それでどうするの? もっと走ったほうがいい?」

 

 カンナ

「もう大丈夫、カバの力は充分見せてもらえたよ」

 

 カバリエドール

「それなら良かった。それで、カンナさんにはどんな風に映ったの?」

 

 カンナ

「じゃあ率直に言うね。まず、走り方が完全にダート向き。トップスピードに加速する時に力が全然脚に伝わってない。芝のレースに出たいと思うなら、デビューを最低1年は遅らせて徹底的にフォーム改善が必須だね」

 

 カンナ

「とはいえスタートからの加速自体は悪くなかったから見込みがないことはない、という評価かな。時間さえあれば充分に対応は出来る」

 

 のっけからかなり手厳しい評価。まぁ芝の適性がないことは自覚済みなのでそこまでショックではないけど。むしろ見込みがあると言われたのが少し意外なくらいだ。

 

 カンナ

「んで肝心のダートだけど、走り慣れてるだけあって加速もスムーズだったし、全身の力をよく使えてる。今の段階でも充分に適性があると言えそう。ちょっとのキッカケでもっと化けうるとまで思えたかな」

 

 カバリエドール

「そこまで? ダートの方が慣れてるのはその通りだけど流石に過剰な評価じゃない?」

 

 カンナ

「私はそう判断したよ。自信を持ってくれていい。適性の度合いだけで見たら現時点でも自信を持って重賞に送り出せる」

 

 急に持ち上げられてるからか、少しこそばゆい様な感覚になる。ここまで評価してくれるのは素直に嬉しい。

 

 カンナ

「それじゃあ次に距離の話に移ろうか。いやー、純粋なスタミナとかはともかく、どの距離でもちゃんと走れるのは正直驚いたね」

 

 カンナ

「スプリンターとかステイヤーみたいに特定の距離で走れる娘はそれなりに居るけど、カバみたいに短距離から長距離までちゃんと走れる娘は殆ど居ない」

 

 カバリエドール

「それって器用貧乏って見方も出来るけど?」

 

 カンナ

「まさか。選択出来るレースの幅が広いのは大きなメリット。特にカバの場合、マイル〜中距離のタイムがかなりいい。器用貧乏とはとても言い難いね」

 

 カンナ

「特に近年は、ダート路線の再整備が進んで地方交流レースの見直しが入ってて、以前に比べて注目度も高まってきてる。大井のダート三冠新設がいい例だね」

 

 カンナ

「とはいえ、かつてあったダートの長距離戦がまだ交流レースに開放されていないからね。まだまだ途上なのかなぁ。ダート三冠も距離が近寄り過ぎてるし」

 

 カンナ

「っと、全然違う話に脱線しちゃった。よくないね。カバの適性は粗方話せたかなと思うから、能力の話をしようか。やっぱりそもそもの体格が小さいから、トップスピード、スタミナ、加速力、どれも物足りない」

 

 カンナ

「特にスタミナ、はっきり言って今の段階だと短距離でも足りてない。この間の選抜レースの映像を観せてもらったけど、ぶっちゃけギリギリだったよね」

 

 カバリエドール

「……そうだね。前の娘達があまり伸びてこなかったから勝てたようなモノで、実際のところは薄氷の勝利だったってのは理解してるよ」

 

 実際ホントのことだ。たまたま調子が良かったから勝てただけ。バ場が重かったからとは言え、普段の調子なら前2人を捉えるどころか、もっと下の順位で終わってたと思ってる。

 

 カンナ

「うん、ちゃんと現状を理解出来てるみたいで何より。という訳で、今の段階の能力の把握の認識の擦り合せが出来たと思うから、明日からトレーニングを始めようか」

 

 カバリエドール

「今からじゃなくていいの? まだ門限までは時間があるけれど」

 

 カンナ

「今日はここまで。過度にトレーニングするのは身体の成長に悪影響が出るんだから。物足りないって思うなら勉強しなさい。レースの知識もそうだけど、一般教養の方もちゃんとやらないと困るのはカバなんだから」

 

 カバリエドール

「まさかそんな返しで来るとは思わなかったんだけど」

 

 カンナ

「ホントのことだよ。いくらレースのために来てると言っても、ここが学園である以上、勉強も本分だし。テストで赤点取ると補習でトレーニング時間減らされちゃうし」

 

 カバリエドール

「それは確かに困るなぁ。分かったよ、それじゃあこの後はカンナさんが勉強を教えてくれるってことでOK?」

 

 カンナ

「残念だったね、カンナさんの一般教養は赤点ギリギリだ」

 

 カバリエドール

「まさか、さっきの話って現役時代の実体験だった……!?」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 翌日、早速トレーニング開始だと胸を躍らせながらトレーナー室に向かったが、入室早々に応接のソファに座らされている。対面にはホワイトボードを立てたカンナさん。

 

 カンナ

「さて、改めて今日からよろしく、カバ」

 

 カバリエドール

「うん、よろしく。カンナさん。ところでなんで私はソファに座らされて紙とペンを握らされてるの?」

 

 カンナ

「まずはトレーニングに入る前に、おさらいついでではあるけれど、今のトレーニング体系とその内容を説明しようと思ってね。中身を理解してもらっておく方が何かと効率がいいんだよ」

 

 カバリエドール

「まぁ、そういうことなら。じゃあ早速始めて」

 

 カンナ

「あいよ。今のトレーニング理論では、ウマ娘の能力を5つに細分化して考えられているね。『スピード』、『スタミナ』、『パワー』、『根性』、『賢さ』。この5つだ」

 

 カンナ

「『スピード』はそのまま走行速度のことを現してる。主にトップスピードの速さと、速度の維持力に関連してるよ」

 

 カンナ

「速度維持力っていうのは、要は自分の走っているペースの把握力と言ってもいい。昔は『賢さ』が関係すると言われてたけど、今はこっちの領分ってのが通説だね」

 

 カンナ

「次に『スタミナ』。これはシンプルに体力のことだね。多ければ多いだけ長い距離でも勝負できるし、早いペースでもスパートするだけの余力を残せるって訳だ」

 

 カンナ

「その次が『パワー』。主に蹴り出す力を指すことが多いね。速度を上げる時の加速力や重いバ場で走る時にはダイレクトに影響する能力になるよ」

 

 カンナ

「あと、バ群を割ったり、相手との競り合いで優位に立つ為にもパワーは必要になる。力の強い者には威圧感が出るっていうね」

 

 カンナ

「続いて『根性』。『パワー』を攻撃力と捉えた時に、防御力と評される能力、って言われてるけど、抽象的すぎてちょっと難しいよね。もう少し噛み砕こうか」

 

 カンナ

「個人的には、『逆境に立ち向かう力』って捉えてるんだよね。例えば、最後の追い比べであと一歩、いや半歩足りない、みたいた時にその一歩を絞り出す力だったり、」

 

 カンナ

「道中で心が挫けそうになった時に、なにくそーって心を奮い立たせる力だと思ってる。まぁ心の強さ、とか勝利への執着心、みたいなところだね」

 

 カンナ

「そして最後が『賢さ』。これはレース動向の把握力や観察力、集中力、冷静さっていう、レース中という極限状況でどれだけ思考を回せるかの能力を指すよ」

 

 カンナ

「レース中は他の娘との戦いであると同時に、ウマ娘の本能との戦い、つまり自分自身との戦いでもある。自分を制御出来ずにペースを間違えるなんてこともよく聞く話だね」

 

 カンナ

「以上の5つを、各ウマ娘の適性に合わせてトレーニングする訳だ。ここまでで、何か疑問質問イチャモン文句その他はあるかな?」

 

 カバリエドール

「それじゃあ質問を1つだけ。最後の『賢さ』っていうのは普段の学力とか思考力とか、そういうのとは関係しないの?」

 

 カンナ

「お、めっちゃいい質問来たね、いいよぉ。これは関係するといえばするし、しないといえばしない。若干歯切れの悪い言い方になるけど、そういう回答だね」

 

 カンナ

「どういうことかというと、普段と極限下では思考に割けるリソース量が違うのが理由で、例えば、普段は何でもテキパキこなせるヒトが咄嗟のことには思考停止しちゃうとか、」

 

 カンナ

「普段はあんまり頼りないヒトが咄嗟のことに一番に対応したりとか、そういうことだね。だからといって、普段で分からないことは咄嗟のときにも分からないのは当たり前の話」

 

 カンナ

「つまるところ、『賢さ』トレーニングで鍛えるのは普段の学力や思考力とは別の、『極限下でどれだけ思考を巡らせられるか』という部分なんだよね。だからどっちとも言えない」

 

 カバリエドール

「なるほど、何となく分かった」

 

 カンナ

「よろしい。それじゃあ続けよう。

 実際にトレーニングするに当たっては、主に鍛える能力に合わせて行うけど、副次的に他の能力も上がるよ」

 

 カンナ

「スタミナトレーニングは根気の要るトレーニングだから根性も上がるし、賢さトレーニングするとスピードも上がるよ」

 

 カバリエドール

「賢さトレーニングでスピード……?」

 

 カンナ

「フォーム研究や矯正も賢さトレーニングの一環でやるからね。綺麗なフォームは余計な力を使わないし、速力に与える影響はバカに出来ないものがあるよ」

 

 カンナ

「そして、それとは別に適性を鍛えるトレーニングもあるよ。ただし、この適性ってのはレースにおける勝負感にも関係してくるから、ある程度までしか鍛えられない」

 

 カンナ

「さて、説明はここまでにして、今月のトレーニング内容を決めていこうか」

 

 〈SYSTEM〉

 適性トレーニングについて補足します。

 トレーニング毎に該当の適正値へ一定値が入ります。これにより適性ランクを最大Cまで上げることが可能です。

 また、適性トレーニングによってスピードと根性が僅かに上昇します。↵

 ↵

 ↵

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 はい。霊鞍トレーナーの説明の通り、アプリ版同様な通常トレーニングと適性矯正に特化した適性トレーニングがあります。初期作成で粗方イジれるこのモードで、適性トレーニングなんてやることは殆どないと思います。

 それと、霊鞍トレーナーの最後の一言が気になったかもですが、このモードではアプリ版と違って、1ヶ月単位で練習メニューを決めます。

 これはレースにも影響を与えていて、基本1ヶ月に1レースしか走れません。例外があるとすれば、G1のステップレースを勝った時は同じ月に行われるG1レースに出れます。青葉賞からの日本ダービーや毎日王冠からの天皇賞・秋なんかが該当します。

 

 それでは、トレーニングを選ぶ前にステータスをおさらいしましょう。

 

 能力値

 芝 0/G ダ 73/B

 短 60/B マ 79/A 中 71/B 長 52/C

 逃 5/G 先 50/C 差 14/F 追 0/G

 

 スピ 77 スタ 73 パワ 67 根 114 賢 120

 

 

 まぁ見た通りスピスタパワがだいぶ凹んでます。根賢は一先ず置いておいてよさそう。適性も文句無しに充分な値なので見る必要なし。

 なので、順当にスピードトレーニングを……と思ったんですが、それじゃあやっぱり面白くない。

 ではどうするか? 勿論ダイスで決めます。スピードから順に1〜5で割り当てての1d5でやりましょう、それっ。

 

 結果:1(スピードトレーニング)

 

 うーん、つまらん。でもこれがダイス神の意思なので従います。

 ではスピードを選択します。

 

 〈SYSTEM〉

 トレーニングの成否を判定します。

 1d100を用いて判定を行います。基準は次の通りです。

 

 失敗:15以下

 大成功:90以上

 

 トレーナー効果発動

 練習失敗軽減:失敗判定が5以下になります

 

 結果:83(成功)

 

 友情トレーニング判定

 

 コッキノスアルコン(10)

 

 結果:13(失敗)

 

 トレーニング結果

 

 トレーナー効果発動

 練習効率Lv1:各ステータスの成長+5

 

 成長:スピード+35 パワー+25

 

 能力値

 スピ 77 → 112 スタ 73 パワ 67 → 92 根 114 賢 120↵

 ↵

 ↵

 

 成功しましたね。スピパワが順当に伸びました。

 このトレーニングですが、確率で絆ゲージを持つキャラクターとの友情トレーニングが発生する他、こちらも確率ですが、トレーニング大成功となることがあり、どちらもステータスの上昇幅が大きくなり、スキルヒントやスキルptの獲得などのボーナスを得ることがあります。

 現在は同室であるコッキノスアルコンとの絆を持っていますが、今回は発生しなかったみたいですね。残念。

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 今月のトレーニングをどうするか決めた後、カンナさんに連れられてやって来たのはコース……ではなく、授業で使うこともある陸上競技用のトラックだった。それも、目の前にあるのは走り幅跳び用のコースだ。

 

 カバリエドール

「なんで走り幅跳び……?」

 

 カンナ

「より遠くに飛ぶには高い瞬発力が必要になるからね。スピードを鍛えるのには割と有効だと思ったんだけど、やってみないかい?」

 

 確かに、飛び出す時のトップスピードが速い程遠くに飛べる。しかもゼロ発進から50mもしない内にトップスピードに持っていく必要があるから、瞬発力を鍛えるにはいいのかもしれない。とは言え、だ。

 

 カバリエドール

「普通の周回コースが取れなかったから、その代替っていうだけじゃないんだ……?」

 

 カンナ

「ゔっ……。ウチみたいな零細は中々コース予約なんて取れないんだから。ほらほらっ、文句はやってみてからっ!」

 

 カンナさんに追い立てられるように助走ラインまで小走りする。図星か。

 実際文句を言ってもしょうがないところはあるし、一応は理屈に納得したクチなのでちゃんとやろう。

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 ──ある日の練習おわり、クールダウンのストレッチをこなしていると、カンナさんがじっとこちらを見ていることに気づいた。

 

 カバリエドール

「どうしたの?」

 

 流石にずっと見られてる、というのは気になるので聞いてみる。

 

 カンナ

「あぁ、いや。気になっちゃったなら申し訳ない」

 

 カバリエドール

「それはいいんだけど、何か気になることがあるの?」

 

 もし私の走り方に何かしら変なところがあるのなら、早めに解消した方が良いのでしっかり聞いてみる。

 

 カンナ

「大したことじゃないんだ。カバがどうしてトゥインクルを目指したのかなぁ、って気になっちゃっただけ」

 

 あぁ、そういえばカンナさんに言ってなかったな。それどころか学園に来てから誰にも言った記憶がない。

 

 カバリエドール

「うーん、そうだなぁ……」

 

 〈SYSTEM〉

 明確な目的があるかどうか、ウマソウルによる判定を行います。

 ウマソウルの値を目標に1d100を振り、目標値以下を成功とします。

 

 目標値:41

 

 結果:34(成功)

 

 続けて、トゥインクルシリーズに挑む理由を決めます。

 ランダムで選ばれた理由から1つを選択します。

 

 1.日本一になるため

 2.自らの価値を認めさせるため

 3.まだ見ぬライバルとの戦いのため

 4.歴史への挑戦のため

 5.故郷のため

 6.過去の自分を超えるため

 7.存在を残すため

 8.名誉のため

 

 結果:5(故郷のため)↵

 ↵

 ↵

 

 カバリエドール

「ひとことで言うなら、故郷のため、になるのかな」

 

 カンナ

「へぇ、故郷ねぇ。カバの故郷って確か──」

 

 〈SYSTEM〉

 カバリエドールの故郷を決めます。1960年以降廃止された地方競馬場及び現在開催中の地方競馬場の所在地をピックアップします。(Wikipedia調べ)

 

 岩見沢、北見、旭川、門別、帯広、盛岡、奥州、仙台、上山(かみのやま)、宇都宮、足利、高崎、浦和、船橋、大井、川崎、金沢、三条、福井、諏訪、笠松、名古屋、岸和田、尼崎、姫路、和歌山、益田、福山、下関、高知、荒尾、中津、宮崎、都城、鹿屋、佐賀

 

 結果:宇都宮↵

 ↵

 ↵

 

 カンナ

「──宇都宮だったっけ。餃子で有名な」

 

 カバリエドール

「そう、合ってるよ」

 

 カンナ

「北関東も昔は地方レース場があったらしいけどねぇ。今は陸上競技場なんだっけ?」

 

 カバリエドール

「それも合ってる。今はスタジアムになってて、陸上競技とサッカーの公式戦が出来る施設だよ」

 

 カンナ

「へぇ〜、そりゃすごい。っと話が逸れちゃった。その故郷のためっていうのは具体的に聞いてもいいやつ?」

 

 カバリエドール

「構わないよ。まぁレース場が無くなったのも比較的最近の話でさ、周りにもまだ当時走ってたウマ娘の大人が居るんだよね。その中には若い世代を面倒見てくれる方も居て、私も面倒見て貰ってた一人なんだ」

 

 カバリエドール

「その面倒見てくれてたヒトは北関東のレースで結構やってたみたいで、教えるのは厳しかったけど、すごく良くしてくれてねぇ。いつかは中央で戦える娘を送り出したいってずっと言ってた」

 

 カバリエドール

「だからさ、私が中央トレセンに受かった時は泣いて喜んでくれて。一緒に練習してた娘達もね。だから私は、故郷のためにも、トゥインクルを走って、あなたの育てた娘はこんなに立派になりましたって胸を張りたい」

 

 カバリエドール

「それが私の走る理由。ある意味ありきたりだけどね」

 

 カンナ

「ありきたりだろうが何だろうが、理由は理由だよ。走るには充分だ。その気持ち、忘れないようにね」

 

 カバリエドール

「うん、分かった。覚えておく」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 ──某日

 今日は休日かつ休養日だから特にやることがない。身体を動かすのは日々のストレッチくらいしか許可が出てないので走り込みもダメ。

 

 部屋で一日過ごすのも悪くないが、ここ最近はあまりお出かけしていなかったのを思い出したので、日用品の買い出しがてら街に繰り出すことにした。

 

 年始の初売りも落ち着いてきて、周りはいつも通りの様相に戻ってきたように見える。とはいえ、来月にはバレンタインデーが迫ってきているというのもあり、早いところでは既に専用コーナーが設置されている。

 

 そんな様子を見ながら何となく歩いていると、いつの間にか見覚えのないところに居ることに気づいてしまった。

 

 カバリエドール

「あれ、もしかして迷った?」

 

 そう思ってすぐに端末の地図アプリを開いてみると、知ってる道から2本程外れたところに居るらしい。どうやら曲がるところを間違えたっぽい。

 

 すぐに戻ることも考えたが、人気(ひとけ)が少ないなんてこともなく、所々古着屋や雑貨店などの店舗があるので、開拓がてら歩いてみることにした。

 

 一先ずは最初に目についた、雑居ビルの一テナントらしい古着屋に入ってみる。入学以来、私服の類を殆ど買っていないから丁度いい。

 

 店内はオーナーの趣味だろうか、長年日本のロックシーンを牽引していて全国的にファンの多い『世界の志位ちゃん』の音楽がかかっている。

 

 壁はコンクリートの素地のままで、床はフローリング風のクッションフロアシートかな? 弾力性がある歩き心地。この手の店舗として妥当なセレクト。

 

 服の品揃えは、大体20〜30年くらい前に流行ったモノを中心に、往年のバンドのTシャツや経年でついたと思われるダメージの入ったロングパンツ等が所狭しと並んでいる。

 

 また、店の片隅には布の端材や、種類は少ないながらも裁縫道具まで揃えてあり、パッチワークや古着のリノベーションをやる層の需要にも応えているようだ。

 

 中々面白い店を見つけたかも、と思いながら店内を物色していく。いざ、一期一会の出会いを探さん……! 

 

 ──それから暫くして、買い物袋を手に店を出た。

 自由に使えるお金があまり多くないことを考慮して、今回は上下1着ずつに絞った。

 

 カジュアルな半袖のシャツにかなり使用感のあるベージュのチノパン。どちらも何かしら手を加えて着回したいと思って購入した。

 

 さて次は、と思って何気なく端末を見ると、意外と時間が経っていたらしく、門限までが結構微妙な時間になっていた。悩みすぎたか。残念。

 

 取り敢えずさっきの店を地図アプリにピン留めし、足早に帰路へ着くことにした。久しぶりに服を買えたし、悪くない気分転換になったな。

 

 〈SYSTEM〉

 獲得:スキルpt+40 160 → 200↵

 ↵

 ↵

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 という訳で、初のトレーニングの模様とイベントをお送りしました。出身地イベントが発生した結果、宇都宮の出身だと判明したカバリエドールちゃんですが、行ったことないんで全然宇都宮のこと分からないんですよねぇ……。

 そもそも関東出身じゃないので、東京すら1回行ったことがあるくらいなモンなので何もわからん。それこそ餃子と日光ともてぎしか知らない。

 あ、最近になって新しく路面電車が出来たってのが宇都宮だったかな?曖昧すぎる……。

 それと、最後の描写を見る限り、カバリエドールちゃんはどうやら手芸に覚えがありそうですね。趣味があることはいいことだ。

 そういえば皆さんってどんな趣味があります?手芸然り、音楽然り、はたまたスポーツ然り、食べ歩き然りと、色んなことがあると思うんですけど、本格的にやろうとするとどんな趣味でもお金かかるじゃないですか。

 ……多趣味な人って一体どこからそんなに費用を捻出してるんでしょうね。ちょっとだけ気になる。

 ちなみに私はゲームなんですけど、シミュレーションとアクションばっかりですね。戦略ゲーとか格ゲーとか触ってみたことはあるんですけど、どうにも肌に合わない。

 

 それでは今回はこの辺で終わっておこうと思います。次回は引き続きイベントやトレーニングの模様をお送りしていくことになると思います。メイクデビュー前だからね仕方ないね。では、ご視聴ありがとう御座いました!チャンネル登録や高評価の方、是非ともよろしくお願いします!それでは!




交流重賞は2024〜2025年の施工カレンダーを基に、時期を再構築したものを運用予定。なので川崎記念は2月じゃないしJDDはJDCになる。門別とか高知とかも行くことがあるかもしれないけど、それはその時に決める感じで。
……JBCの扱いどうしようかなぁ。アプリでもウマ娘によって開催場所違うし。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『カバリエドール』

能力値
芝 0/G ダ 73/B
短 60/B マ 79/A 中 71/B 長 52/C
逃 5/G 先 50/C 差 14/F 追 0/G

スピ 112 スタ 73 パワ 92 根 114 賢 120

ウマソウル 41/100 スキルpts 200pts

所持スキル
好位追走:レース中盤で前の方にいるとわずかに疲れにくくなる(先行)
積極策:レース中盤が迫ったとき前方にいると速度がわずかにあがる(マイル)

スキルヒント
集中力:スタートが得意になり、出遅れる時間がわずかに少なくなる
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