いろいろ遭ったんです…
ではどうぞ!!
日が暮れ、月が空に昇る
大体夜の八時位だろうか、宴会も沢山の人が集まりそれぞれ好きな場所で盛り上がる
そんな楽しいときを扉ごと壊す一つの爆音
「このまな板が!!いきなり何しやがる!!」
「はぁ!?これでもそれなりにあるわ!!妖怪(笑)が!!」
「あぁ!?やんのか、おらぁ!?」
「やってやろうじゃねえか!?」
……売り言葉に買い言葉で喧嘩しているのは最近幻想入りした綾と詩癒
どうして喧嘩しているのかはさて置き、周りにいるほかの参加者にまで迷惑を掛けているため被害が広がる一向だった
「…おい、紫さん。あれ五月蝿いから止めて欲しいんだけど」
「いやよ、私も楽しんでるところだし。そんなにいやなら自分で止めなさい」
その喧嘩から離れた位置に居る紫と蒼炎
蒼炎は肩にフランを乗せたまま立ち上がる
「フラン様、少し降りてください。あれ止めてきます」
「はーい」
「良かったら俺も手伝おうか?」
とその蒼に手を貸そうと立ち上がったのは栞
「そうしてくれると助かる」
「なら一肌脱ぎますか」
そのまま彼らはその喧嘩のほうへ足を運ぶ
また別のところで…
「うわー、喧嘩してるよ。止めに行こうかな~、巻き込まれるのいやだしな~」
「美華、でもあれ止めないと多分だけどこっちも被害こうむるよ?」
食事をしながらその喧嘩を見ていたのは美華と早苗
「そっか~、じゃあ止めに行ってくるよ~」
「私も手伝おうか?美華?」
「大丈夫大丈夫、あんなの私だけで十分だよ~♪」
そういい残し喧嘩の起きているほうに足を運ぶ美華
「美華はいい度胸してるわよね~。ま、それでこそうちの巫女よね~。ね、諏訪子?」
「私としてはもうちょっと尊敬とかを学んで欲しいかな~」
その姿を見て笑いあう神奈子と諏訪子
そして喧嘩に巻き込まれている場所では…
「うう…」
「どうしようね、この状況…」
一番被害がこうむっているのは菜月と姫薇であり、逃げ出せずに居た
いや、逃げ出そうとすると逃げ場を無くすように物が飛んでくるので動く事さえできない状態であった
「誰か助けてよぉ…」
涙目でそうつぶやく菜月は頭に小さめのたんこぶを量産していた…
「…菜月ってさ、こうゆう時だけ不運だよね」
吹き出すの堪えながら言うのは姫薇、そういう彼女もたんこぶを作っていた
「とりあえず、どうしよっか」
「動かずに待機じゃないかな…、動くたびに物が飛んでくるからもう動きたくないよ…」
「「はぁ…」」
二人してため息をつき、身を小さくし喧嘩が終わるのひたすら待つ二人だった
一人、その場に居ない遥と言うと
「ふう、縁側は涼しいなぁ~」
一人縁側で涼んでいた。
「皆盛り上がっているね~。ま、私人多いの苦手だから入りに行こうとは思えないけど…」
幻想郷に来てまでコミュ障を引きずっていた
だがそんな遥でも流石に気付いたこととは
「でもこの騒がしさ、どう考えても盛り上がりというより悲鳴に近いよね~」
と小さく襖を開けて覗くと予想通りそこには壮絶な喧嘩を繰り広げる詩癒と知らない少年がいた
「え!?ちょっと詩癒!?何してるの!?」
急いで止めに入る遥、だがそれは自分から物の飛んでくるほうに突っ込む訳で…
ガスッ!! ゴス!! ガシャン!!
「むきゅう…(プスプス」
ほんの少し近づいただけでこの始末である
因みに飛んできたものは桶、小さい机、徳利
「どうしてこんなに飛んでくるの…」
そして涙目で蹲る遥、背が小さいので遠くから見ると白い謎の塊にしか見えない
そしてそんなことをしていた遥はこの後最大の不幸に巻き込まれることになった…
今日はここまでで
今週行けば学校春休みだから!!
許してください!!