東方新人録~幻想郷の(非)日常~   作:祇風

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ふう…、大鯨はよ…(はよ書け)

新しく新規で小説あげることにしました
書くのはうP主ではないです、知り合いのものを代理であげます
艦これらしいので良ければ読んであげてください

それではどうぞ


第十参話 事件と集合3

さてはて、物が襲い掛かる嵐の中心で八人は頭を抱えていた

 

「ねぇ、栞。あそこらへんにいる人ってさ、よくいう九十九神か何か?」

 

美華が不思議そうに人型の物を見ながら聞いてくる

 

「さっぱりだ、九十九神としてみるには自我というか精神があるようには見えないし、かといってただ能力から生み出された様にも見えない」

 

栞が分析しながら美華の質問に答えるが栞にもまだ分かっていない様だ

 

「蒼、後お札は何枚くらいある?」

 

栞は蒼炎に聞くと

 

「手持ちにあるのは後……八枚だな、これだけだと足りないだろうから今、綾に創造してもらってるけど妖怪が作ろうとするとやっぱり拒絶反応が出るみたいでな」

 

蒼炎はそう言いながら後ろで創造中の綾を指す

 

「ぐぎぎぎ…、これで出来上がりっと!出来たぞ!一枚だけだが…」

 

指を指されてた綾は一枚目を完成させたようだが疲労困憊の様だ

 

「あの、あたしも手伝おうか…?」

 

そんな綾の様子を見た姫薇が綾にそう言ってきた

 

「ほんとか?なら……いや一人で出来るから安心してくれ」

 

「え、そうですか…」

 

だが綾はその言い出しを断った、そして断られた姫薇は落ち込みながら菜月の方へ戻って行った

 

「姫薇、そんなに落ち込んじゃ駄目だよ、多分綾さんの能力には何か欠点があるんだよ」

 

菜月は綾のフォローをしながら姫薇を慰めていた

 

「なぁ、遥?お前の能力ってさ液体ならなんでも良いんだっけ」

 

詩癒が近くにあった酒瓶を持ち上げながら遥に聞いてくる

 

「そうだねぇ…細かく言うと透明度が高いほど操りやすいかな~」

 

遥は近くにあった座布団に座りながらゆっくりしていた

 

「なら、この酒樽の中身でもいけるか?」

 

「どれどr…血!?」

 

詩癒が持ってきた酒樽には真っ赤な液体が大量に入っていた

 

「いや、それはお嬢様が持ってきたワイン(か血)だと思うぞ」

 

遥の悲鳴を聞いた蒼炎が即座にフォローに入る

 

「ちょっと待って!今小さい声で血って聞こえたんだけど!?」

 

がフォローがフォローになっていなかった。そこに疲労でやつれた綾が樽の中身を確認しに来た

 

「ちょっと失礼…あ~、これは…うん駄目な方だったわ~」

 

血だったようだ

 

「綾、口に出すな、あと流れるような動きで飲もうとするな」

 

「えぇ~、一杯だけ飲ましてくれよ~元気になれるからぁ~。あとこれだけあれば呪具が出来るよね~」

 

コップをいそいそと用意しだす綾に釘を刺す蒼炎

 

「「「「「「呪具?」」」」」」

 

蒼炎と綾の会話に疑問を浮かべる六人

 

「あぁ、呪具って言うのは呪いとか強力な結界を作り出す時に使う道具だ」

 

蒼炎がそう説明し綾が引き継ぐように口を開く

 

「分かりやすく言うなら血を使った陰陽師の道具だよ、絶対に血が必要な訳じゃないからねそこ間違えないように」

 

「でもどうして呪具なんて今言い出したんだ?」

 

栞が血の入った鮭樽を見ながら言った

 

「簡単だ、この建物を囲むように結界を作れば今暴れているこの物をすべて鎮められるからだろう」

 

蒼炎がそう呟くように言い、綾がこっそりコップにその血を掬い飲み一気に飲み干す

 

綾が血を一気飲みする瞬間を見ていた女子陣は軽く綾に恐怖していた

 

「ふぅ…、それじゃあ始めるか」

 

綾が八本の小太刀を呼び出す

 

「あ、綾さん?何をする気なんですか?」

 

菜月が少し声を震わせながら聞いてくる

 

「ん?あぁ、この刀を基礎に呪具を作り上げる。後さん付けやめてくれるか?なんか嫌だ。後皆こっちを見ちゃ駄目だからな?」

 

綾が血の入った酒樽に近づきながら全員に注意する

 

「どれぐらい掛かりそうだ?」

 

「そうだね…早くて十分といった所かな」

 

「了解、皆手伝ってくれるか?」

 

蒼炎が綾と軽い会話を交わした後、六人に話し掛ける

 

「俺は構わないよ」と栞

 

「出来ることならやりますよ~」と美華

 

「あたしに任せてくれれば良いよ!」と元気を取り戻した姫薇

 

「が、頑張ります」と菜月

 

「まぁ、事の発端は僕だしやる」と詩癒

 

「助けてもらったし手伝います」と遥

 

「協力感謝する、ひとまず防衛線の形成、綾の呪具製作が終了次第結界の構成に入る」

 

蒼炎が指揮を執り始め、全員が行動を移り始める中、この嵐の外側__

 

 

「あら、指示を出してるのは蒼なのね」

 

神社の外、庭でその様子を眺めていた紫

 

「もうちょっと指示を明確にしてあげた方が良いんじゃないかしらと私は思うのだけれど?どう思う?」

 

と空虚に話し掛ける紫

 

「そうね、このままでも良いかも知れないけど彼は後ろで見てるタイプじゃないと思うわ」

 

「……そう、なら貴方は誰が適任だと思う?」

 

「あら、以外。貴方なら栞を選ぶと思ったんだけど」

 

「確かに栞は人を切り捨てられないでしょうね…、じゃあなぜ詩癒なの?あの子も人を切り捨てられるタイプじゃ無いと思うわ」

 

「なるほどね、"人間"は切り捨てないか…、じゃあ詩癒に切り捨てられる子は誰かしらね?…その顔は大体予想がついてるようね。教えてもらっても?」

 

「面白い予想ね、でもそれだと"彼ら"は死ぬって事よね?」

 

「どうかしら…蒼、あの子は死なないと思うわ。問題はやっぱり?」

 

「あの子は能力があんなのだから…」

 

「…そう、それなら仕方ないわね…」

 

「そろそろ帰るのかしら?…今日はこんなところまで来てくれてありがとね、『龍神様』」

 

「さて、そろそろあの子たちも動くころだろうし、私達も動きましょうか」

 

そう言い残してスキマの中に消える紫、そしてその呟きは誰も聞いていなかった




なんかいけない方に進んでる気がする(小並感)
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