東方新人録~幻想郷の(非)日常~   作:祇風

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第十六話 少しの休み、大きな歪み

最初に目が覚めたのは栞

 

「ここは…確か俺は蒼と一緒に…」

 

記憶が混濁しているのか眠りにつくまでの記憶が無いようだ

 

頭が痛むのか手で押さえながら立ち上がる栞

 

「ふわぁ…、あれ…ここどこ」

 

次に目を覚ましたのは遥、栞と同じで記憶が混濁しているのだろうか?彼女も頭を少し押さえて眠りについた

 

「おいこら起きろ」

 

流石の栞も今の行動には突っ込みが入る

 

「……あ、栞さんおやすみなさい」

 

「すまないがだれも寝る時の挨拶は求めてない、寝るんじゃない起きてくれ」

 

と説明すると仕方なく立ち上がり、顔を振る

 

「うるさいぞー…もう少し寝させてくれ」

 

と栞の足もとから声がする。そちらに視線を向けると詩癒がうつ伏せで寝ていた

 

良く見るともう一人分の手が見える栞の足の下から出ているようだ

 

「栞さん…、足もと誰か踏んでるよぉ…ふわ…zzz」

 

「…」

 

少し悩んだ後、おそるおそる足もとの布団から離れ、めくる

 

「…zzz…zzz…zzzはっ!?、体が動かない!!」

 

綾が居た、しかも体が動かないらしい。なのでひとまずスルーすることにした栞すると音のする方の扉が開く

 

「やっと起きたかお前ら」

 

と襖に軽くもたれながらこちらを見るのは蒼炎と美華が襖の所から│∀`)ノシと手を振っている

 

これで後、寝ているのは菜月と姫薇と詩癒だけだ

 

なので蒼炎が強制的に起こす、その方法が

 

「ドロップ&キャッチ」

 

と呟くと寝ていた三人の姿が消える、そして戻ってくるだが三人は目に見えるほど震えていた

 

「蒼?何したの?」

 

「何、ちょっとしたスカイダイビングだ」

 

どうみてもちょっとしたスカイダイビングではないほどのビビリようである

 

「…蒼、それは無いわ…完全にスカイダイビングの比じゃないぜそれ」

 

そして彼女らの心でも覗いたのか顔を青くする綾

 

「そうか、ならばお前にはそれの三時間コースを贈ろう」

 

「ふぁっ!?遠慮します!!後生だ助けてくrうおおぉぉぉぉぉ!!??」

 

という叫び声を最後に布団の中に落ちて行った、文字通り布団の中に

 

「ひとまず、これでよし」

 

「いや全然良くないよ」

 

流石に栞もこれにはドン引きだ。それに対し蒼炎は

 

「大丈夫だといっているだろう?それにそろそろ3、2、1」

 

0と言った瞬間天井がぶち破られる、落ちてきたのは大体予想通りの綾である

 

「ごほっ、ごほっ…死ぬかと思った…。」

 

「…蒼も対外おかしいけど綾は綾でおかしい」

 

栞がどうにか反応しているが他の五人は唖然としていた。どちらかといえばそれが普通なのだが…

 

「ま、これで全員起きたろ。それじゃあ…さっき遭った事話をあわせようか」

 

と言いどこかに続く空間を開いた

 

それに入っていく綾を先頭に栞、遥、詩癒、菜月、姫薇、美華、最後に蒼炎が進む

 

少し進むと明かりが見える。其処につくと

 

「ようこそ、紅魔館へ。俺たちだけで話すためにお嬢様に借りた特別な部屋だから暴れまわるなよ?」

 

真っ赤な部屋の中心に円形の机が用意された部屋だった

 

「それじゃあ話を始めようか」

 

と蒼炎が席に座り、全員に座るように促す

 

栞が蒼炎の右側にその隣に美華、菜月、左側には詩癒、遥、姫薇の順番で座り綾は蒼炎の対面に座る

 

「それで蒼、お前は何が話したいわけ?」

 

綾が足を組みながら率直に聞いてくる

 

「確かに確認してないから分かりませんが他の人たちは無事だったんですよね?ならそれで終わりなんじゃないですか?」

 

と菜月が結論を言う。それに続き姫薇が

 

「そうですよ、それにあたしたちが闘った想火さんだっけ?あの人も敵意が無かったよ?」

 

だけどそれを聞いた栞が疑問を浮かべる

 

「だったらなんでその想火とやらは俺たちに手を出してきたんだ?それにあのときのおっさんも」

 

詩癒は…腕を枕にして寝ている、遥は少し理解できてないのか疑問符を浮かべ続けている

 

「…俺がやりたいのは記憶の整理だ、時間も俺たちが体感したほど経っていない。それに記憶が正しければあの時のおっさんが何か最後に言った気がするんだそれを知りたい」

 

蒼炎が少し溜め息混じりに言った台詞に納得するが栞と綾、美華だけが何か引っかかっているようだ

 

そのまま一人ひとりがあのときに会ったことを話していき、最後の詩癒が話し終えてから

 

「ありがとう、大分整理できたこのまま纏めておきたいから先に帰ってくれ」

 

と蒼炎が言うので

 

「じゃあ、先に宴会の会場に戻っておきますね」

 

と菜月と姫薇が先に帰り、遥が詩癒を引きずりながら帰っていく

 

だがいまだに席を離れようとしない栞、美華。そしてサードアイを開き始める綾

 

「…蒼、一つだけ聞いておきたいことがあるんだけど」

 

栞が口を開く。それに対し蒼炎は聞く体勢をとると

 

「蒼は今回のことをどう思ってるの?」

 

「…どう考えてもあいつらに敵意が無かった。これだけが分かった後は残念だが…」

 

と蒼炎の中での結論を言われ、栞は席を立ち「先に帰る」の一言だけを言い残しかえった

 

「あんたはどうしたんだ?陰陽神様?」

 

足をとうとう机に載せ、背もたれに体を預ける綾

 

「私?それはね…」

 

「「貴方が気づいている違和感を知りたい」で合ってるか?」

 

「へぇ~、貴方覚妖怪なのね、だったら隠し事はむりかぁ」

 

綾に言葉を被され、綾の正体を見破る美華

 

「まぁね、それに蒼が答えないから代わりに答えてやるが蒼でさえ今自分が感じている違和感が分からない、それどころか違和感が無くなって来ているとまでは教えてやるよ」

 

「なるほどね~、じゃあ私が今感じてる違和感もそのうち消えるって事なんだそれならいいよじゃあねー」

 

と勝手に自分の中で結論を出した美華はそそくさ部屋から出て行った

 

「綾、お前嘘を言ったな」

 

蒼炎が綾を睨みつけながら言った

 

「…何のことやらさっぱりだな、じゃあ俺戻るぜ」

 

と椅子から立ち上がり帰ろうとする綾に

 

「お前は何を知っている」

 

と綾の背後に立ち、ナイフを首筋に押し当てる蒼炎

 

「なにも知らない、以上だ」

 

腕を乱暴にどけて帰っていく綾

 

「…何も知らないか。綾、お前は嘘が本当に下手糞だな」

 

とナイフをどこかに消しながら席に戻る蒼炎

 

「それで何の用ですか、紫とお嬢様」

 

席に着いた蒼炎は虚空にそう投げかけると空間が裂け、中からレミリアと紫が出てくる

 

「蒼、貴方意外と出来る方なのね。私の従者としてはまだまだだけど」

 

「ふふふ…。蒼、貴方にプレゼントよ」

 

と紫が投げたのは小さな箱、中身を確認すると掌大の玉が収められていた

 

「無くさないように、ね?」

 

と言いながらまた戻っていく紫とレミリア

 

「お嬢様何しに来たんですか?」

 

「何しにって貴方の様子を見に来ただけよ?」

 

「……あいかわらずどこかずれてますよねお嬢様」

 

「なによう!うー☆」

 

なんて遊び始めるここにフランが居たら更に混沌とするだろう

 

「それじゃあ、戻りますかお嬢様」

 

「ん…」

 

レミリアが両手を蒼炎にむけ全力でアピールしている

 

「…仕方ないですね、戻るまでですよ?妹様に見つかると面倒ですから」

 

と軽く溜め息をつきながらレミリアをお姫様抱っこする蒼炎

 

それにより上機嫌になったレミリアは

 

「♪~…♪~…」

 

そして宴会のやっている部屋に戻っていく蒼炎とレミリア

 

後に残ったのは誰も居ない部屋だけ




どうにか誰かに(死亡)フラグ立てれないかなぁ~

後私情で少し投稿が出来なくなりますあしからず
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