ではどうぞ
とある洞窟に着いた俺
「ふう…、やっと抜けれた…」
着いたところはくもの巣まみれの洞窟だ
既にくもの巣に絡めとられているが問題ないか
「さて、歩いていきますか」
数時間後…
「長いなぁ…はぁ」
さらに数時間後…
「おかしいだろ!?なんでこんなに歩いたのに着かないんだ!!」
さすがにストレスが溜まってくる…
お…、光が見えたぞ
これで休めr
「侵入者だ!!」「捕らえろ!!」
ワー!ワー!
「え!?ちょまって!!」
……ただいま連行中……
でっかい館に着いた
「でっかいなぁ…」
「ここにこの地霊殿の主様が住んでいますからね」
「はじめまして、侵入者さん。あたいは火焔猫 燐(かえんびょう りん)だよ」
緑のリボンをつけた赤髪少女、尻尾が見えるしたぶん妖怪だよね?
「丁寧に紹介ありがとう、こんな状態で悪いんだが覚妖怪に会いたいんだ」
「……なんの用ですか」
緑リボンの少女が殺気をあげる
「おー、怖い怖い、一先ず争う気はないから会わせてくれるだけで良いから」
「…主の間に連れて行きます、変な気を起こしたら…分かってますね?」
「はいはい、分かってますよ」
うーん、主を守る少女、萌えるねぇ…
「どうかしたんですか(絶対なんか考えてる)」
「ん?可愛いなぁ~と思っただけだよ?」
「そ、そうですか(こんな状況なのにこんなことを考えているなんて馬鹿なのかしら?)」
うーん、絶対に警戒されたよね今ので、完全に目線が冷たい…
まだ着かないのかなぁ…
お、女の子が歩いてくる…、フリルをふんだんにあしらった服装で帽子が似合ってるなぁ…ん?
「そこの女の子、ちょっといいかい?」
「「え?」」
「それってサードアイじゃないの?」
「あなた誰に話しかけてるんですか?…こいし様!?」
「そ、そうだよ?私妖怪だからね(どうして私が見えるの…?)」
「そうか奇遇だな俺も妖怪なんだよ」
そういって羽織っていたパーカーからサードアイを出す
「うそ!!私たち以外にもいたの!?」
「いや、ついさっきこの洞窟に飛ばされてな、歩いて向かって町に着いたところを捕まっちゃったんだよ」
「へー!外から来たの!」
「あの…こいし様?」
「どうしたの?お燐」
「一先ず、主様のところに連れて行かせてもらってもいいですか?」
「私も行くー」
「ではもうすぐ着きますのでお待ちください」
いきなり態度変えたな…言ったら元に戻りそうだから言わないでおこう…
少し歩くと大きな扉に着いた
「♪~♪~」
いつの間にかこいしは頭の上で鼻歌交じりに遊んでいるよ…
肩車とか美濃に住んでたとき以来だな
「ではお入りください」
「あ、はい」
「ようこそ、地霊殿へ」
そこにはサードアイを持った少女が微笑んでいた
息を呑むほどの可愛さ…でもなぜか涙を浮かべている
「あの…、どうかしましたか?」
「いいえ…なんでもないです」
強気に見せてるけど、完全に泣く一歩手前なんですがそれは…とりあえず
「俺の名前は綾、戦刃 綾だ。みてのとおり覚妖怪だ」
「私は古明地さとり、この地霊殿の主をしています。その子は私の妹のこいしです」
「よろしくね~」
「ああ、よろしく頼むよ、けど俺はただ俺以外の覚妖怪が気になってな、あってみたかっただけなんだ」
「後、なんで泣きかけてるの?」
あ、しまったつい聞いてしまった…
「そ、それは…」
俯いて黙ってしまった…どうしたらいいだろうか、そういえば友人Aが「女を泣かした時は優しく抱きしめて撫でてあげると落ち着くぞ(ゲス顔」って言ってたな、やってみるか
ギュ…ナデナデ
「え?」
「何か知らないけど泣かないで?」
「……もう少しだけこのままでお願いできますか?」
「いいよ」
「あ、お姉ちゃんずるーい!!」
「こいしちゃんもあとでね?」
「わーい!」
ほっ…これで泣き止んでくれるかな?にしてもほんとに泣き止んだな…友人Aに感謝だな
「お騒がせしました」
「いや、気にしてないよ」
「♪~」
こいしちゃんは絶賛お膝の上だ。動くたびに帽子が顎に掠る、いつかぶち当たりそうだ
「泣いてた理由を聞いてもいいかな?」
「はい…それは」
「それは?」
「あなたが私たちの兄だからです」
「はい?」
「いえですからあなたは私たちの兄なんですよ」
「いやいや!確かに覚妖怪ですけども俺は外来人といわれてるんですよ!後、純血の妖怪ではなく半妖なんですよ!」
「でも家族の証にサードアイは私たちの両親、というか覚妖怪は私たちしかいません」
「え、そうなの?」
「そうです、分かっていただけましたか?」
「じゃあ、なんで俺は半妖なんですかね?」
「多分…、まだ妖怪の血が覚醒してないのかも知れません…」
「え?でも心の声を聞いたり伝えたりできるよ?」
「…待ってください、今伝えることもできるって言いましたか?」
「言ったけど出来ないの?」
「出来るはずが在りません!」
なんか怒られた…(泣)
「あ、すいません…つい」
「いや、気にしないで」
やばい、サードアイ閉じた状態なのに心読まれた…
「でもほんとに出来るんですか?貴方のサードアイ閉じてますし…」
さとりはこいしに目を向けながら聞いてくる
「じゃあ、試しに」
俺のサードアイを開かせる
「『サードアイをそこまで自在に操れる妖怪がいるの?』って所かな?」
「!!…なるほどでも伝えるなんてことは出来ないですよね?」
「いや、出来るよ?《たとえばこんな風に》」
さとりは驚きを隠せないようだ
「疑ってすみません…」
「いや、いいよ慣れたもんだし」
「では話を戻しますが貴方はこれからどうするんですか?」
「うーん、目的は達成したし…適当にどっか行こうかな?」
「それだったらさ!うちに住まない?」
こいしちゃんが笑顔でそんなことを言ってきた
「でもねぇ、女の子の家に泊まるのはちょっと…」
「私は構わないよ~、ね!お姉ちゃん!」
「ええ、綾さんが良ければいくらでも…」
『お兄ちゃんと一緒に居たい…』…このまま帰ったら泣きそうだしここまで好意的ならいいかな
「じゃあ、お邪魔してもいいかな?」
「「うん!」」
おお、見事にハモった
こうして俺は地霊殿に住む事になった
「綾さん」
「どうしたの?」
「良かったら名前を変えませんか?」
「え?どうして?」
「それは…一応、血族だと分かったので苗字を同じにした方がいいかなと思ったので」
『その方がお兄ちゃんと呼びやすいし…』
…あまり人の心を読むべきじゃないな…
「そうだね、ここに住まわせてもらうし変えようか!」
「はい!では正式な家族としてよろしくお願いします」
「うん、お願いね。あと俺のことは好きに呼んでいいからね」
「例えば…《お兄ちゃんとかね♪》」
「!!///…ではお、お兄ちゃんと呼んでもいいですか?」
「いいよ~、じゃあ俺はさとりって呼ぶからね♪」
「はい///…では仕事に戻りますのでまた後で…お、お兄ちゃん…」
「うん、じゃあね」
小走りに戻って行ったさとりは…軽くにやけてたな…
ま、いままでお姉ちゃんとして頑張ってきたし甘えたい年頃なんだろな…
「さて、くるときに見かけた図書館にでも行ってみるか…面白そうな魔法書とかないかな~♪」
こうして俺は地霊殿で古明地 綾としての生活が始まった
因みにこいしは今おんぶしています
甘えんぼだなぁ……(しみじみ
蒼は無事かな?一応妖怪だから死んではないと思うけど…ま、いっか☆
といったところです
さとり、こいしの口調はまだ不確定なのでごちゃごちゃですが許してください
《》声の伝えるとき
『』心を読んだとき
()その人の考え
という風に分けているので読みづらいなと思った方申し訳ございません
あとこの話の続きは少し間、惚気話なのであしからず
※綾は一応ロリコンではありません(今後の展開ではありえるかも)