本音を言えばぜんぜん書き切った感がない…
もしかしたら消すかも…
「また落ちてる、クスクス」
上から声が聞こえる、けどこの穴、深すぎるよ…
私の身長より1メートルくらい深いよ…目測3メートルだよ…
「おーい?鈴仙?だいじょーぶー?クスクス」
「あら、呼んだかしら?てゐ?」
ゴゴゴ…!!
すごい…気迫が見えないけどここまで届いてくる…
「え、じゃあ、おちたのは誰?…」
「てーゐー…!!」
すごい、なんというかすごい…
「あー、えーと…(ダッ!!」
「あ!こら待ちなさい!!」
「あのー、助けてもらってもいいですか?」
「あ、すみません、今助けます。」
穴に下りてきたのは年は17、8ぐらいの女の子なんだけど…
「どうかしましたか?」
「あの…その耳はなんですか…?」
「私、兎妖怪なんです」
「妖怪…」
妖怪といえばこないだ助けてもらったあの人も妖怪なのかな…そんなことを考えていると
「すみません…怖いですよね妖怪なんて…」
「あ、ごめんなさい!そんなつもりじゃないんです!」
「あ、そうなんですか勘違いしてすみません」
「あのここは何処なんですか?」
「ここは幻想郷、人と妖怪が生きる村です、そしてここは迷いの竹林と言われる場所です」
「幻想郷…、私のほかに誰かいませんですか?これっくらいの女の子」
といって自分の肩ぐらいで大きさを示してみる
「私は見てないですね…、それにてゐが迷惑を掛けたようですしこの穴を出てから、師匠の家まで来ませんか?師匠なら何か知ってるかもしれませんし」
「いいんですか?」
「いいですよ、では行きましょうか」
私を抱きかかえると一跳びで穴から出てしまう…妖怪ってやっぱり力あるんだ…
「この道を真っ直ぐに進んでください、そうしたら家が見えるはずなので私の名前を言えば入れてもらえるはずです」
「分かりました、でも一緒には行かないんですか?」
「私はてゐを捕まえなければならないので」
「そうですか、この道を真っ直ぐ行けばいいんですね」
「はい、それでは!」
走っていく妖怪さんに頭を下げ言われた道を進む。あ、名前聞いてない…
どうやって入れてもらおうか…
方法を考えているうちに着いた、そんなに歩いたかな…?
「あのー?すいませーん」
「どうかしましたか?」
小さい兎妖怪(かな?)が出てくる
「あの、えーとて、てゐさんにここに行くように言われたんですが」
一先ずさっき聞いた名前を出しておくと
「そうでしたか、ではお入りください」
良かった入れてもらえるようだ
「この部屋でお待ちください」
そう言われて入った部屋は客間のようだった
座って待っているとお茶を出してくれた、おいしい、どこ産のお茶だろう…
少し待っていると
「あなたがてゐが呼んだお客さん?」
赤と青色の服を着た人が入ってきた
「あ、はい」
「私は、八意永琳よ。今日はどういうご用件で?」
「あのじつは…」
(~少女説明中~)
「なるほど、それでここに来るように言われたと」
「そうなんです」
話してて分かったのはこの人の頭の良さだ、少しの説明で理解してくれた
「じゃあ、貴方をここに行かせたのはてゐじゃなくて鈴仙ね、うさ耳あったでしょ?」
「ありました、それでここにはもう一人の女の子が来てると思うんですけど来てないですか?」
「残念だけどここには来てないわ」
「そうですか…、でもこの幻想郷に来てるとは思うんです」
「だとしたら落ちた場所にもよるけど生きてるわよきっと」
「落ちた場所がひどいとどうなるんですか…?」
「喰われる」
え?
「今なんて…?」
「喰われるっていったのよ」
「そんな!どうして!」
「妖怪だって全部が全部、鈴仙のような子じゃないのよ」
「そんな…」
あんな割れ目に落ちてしまったからこんな目にあうなんて…
それに大事な親友と別れ離れになっちゃて…
挙句に姫薇が喰われるなんて…いやっ!!
複数の感情と思考が頭の中をかき回す、考えることはただひとつ姫薇の生存
【姫薇を助けたい!!】強く願ったとき、自分の中で何かが弾ける
「!!あなた!能力が暴走してるわよ!!」
「え?能力?」
自分の手を見る、それは
「なに…これ?」
人間の手であるはずの自分の手が毛深くなっている
「はやく能力を抑えなさい!!」
「あの、これ…どうやって止めればいいんですか!?」
「はぁ…、仕方ないわね」
そういって永林さんは弓を取り出し、矢をつがえる
「少し痛いだろうけど我慢してね…」
次の瞬間に自分の胸に矢が刺さっていた
血は流れてはこないけれどだんだん意識を吸い取られていく感覚が体を覆う
「永林さん、なん…で…」
「こうしなきゃ、暴走を止められないのよ」
そして私の思考は止まった……
目が覚めると布団で寝かされていた
「あれ、私死んだんじゃ…」
「私がそんなミスすると思うの?」
「永…林さん…」
「ごめんなさいね、無理やり押さえ込むために気絶してもらったわ」
自分の手を見てみる。そこには
「良かった…戻ってる」
「あなた、能力持ちだったのね」
「能力?」
さっきの腕のことだろうか?
「そうよ、初めて発動したみたいだけどまるで動物みたいな腕だったわね」
「あの力はどうして発動したんですか?」
「あなたが強く何かを願ったからよ、その思いによって能力は覚醒刷ると言われているわ」
「じゃあ、この能力が私の力なんですか?」
「そうよ、でも使いこなせてないようだし能力が何なのか分からない以上は使わないことね」
「その心配はないわ」
声がしたほうを振り向くと
「始めまして、菜月」
私たちを飲み込んだ割れ目の中から女性が出てきた
「あなたは?」
「私は八雲 紫、貴方たちをこっちに連れてきた者よ」
「貴方が…!!」
「落ち着きなさい菜月!また暴走するわよ!!」
永林さんが私の体を抑える
「でもこの人が!姫薇を!!」
「姫薇?もう一人の子かしら?彼女なら無事よ?」
「…ほんとに?」
「こんなところで嘘なんか言ってどうするのよ」
私は安心のあまりに腰を落とす
「良かっ…た」
「それと貴方の能力は〔獣の力を身に宿す程度の能力〕といったところね」
「獣…」
「なるほど、その状態ってことはもう覚醒したのね」
あれ?力が入らない…
「二度も暴走させるからよ、ゆっくり休みなさい」
永林さんが肩を貸してくれる
「永林さん…ご迷惑をお掛けしま…す……」
そして私は二度目の眠りについた
side紫and永林
「紫、また何かする気なの?」
「今回は早めに動き出しただけよ、まだこの後もつっかえてるから用件があるなら早めにお願い」
「今回、こっちにつれてきた子達は何人?いったい何のためにつれてきたの?」
「今のところは8人よ、理由としては次起こる異変への対策かしら」
「8人!?次の異変はそんなに危険なの!?」
「危険かどうかは分からないし、起こるかさえもわからない」
「じゃあなぜ?」
「…保険よ、もし異変が起きれば幻想郷は滅びの道を辿るわ、起きなければ連れてきた子達がこの幻想郷をいい方向に進ませるだけ」
「その言葉信じるわよ?」
「そうしてもらえるとありがたいわ、あと今日来たのにはもうひとつ用事があるの」
「また厄介ごとかしら?」
「ええ、そうよ。じつは…」
永林はため息をつくのだった
side菜月
朝起きると隣には鈴仙が寝ていた。きっと看病してくれたんだろう
起きて永林さんを探す
「あら、起きたのね」
案外早く見つかった
「昨日は迷惑をお掛けしました」
「大丈夫よ、あと紫から預かり物があるわ」
渡されたのは、手紙と掌小の箱(大体ガチャガチャのカプセルくらい)だった
ー菜月様へー
今回はいきなり攫ってすまないと思っているわ
姫薇に関してはこちらでしっかり守りをつけるわ
そしてあなたには永遠亭で能力の制御を習ってきなさい
その箱には[獣]と書かれた玉が入っているわ
絶対にその玉を捨てないでほしいわ
それと一緒に入っている紙を体に貼り付けなさい
貼れば私を呼べばすぐに向かうわ
ー八雲 紫よりー
「…どういうことですか?」
「ちょっと、見せてもらってもいいかしら?」
「どうぞ」
じっくり読む永林さん、分かったのかな?
「大まかにだけど理解できたわ(紫ったら重要な部分抜け過ぎよ)」
「分かるように説明してもらってもいいですか?」
「ええ、まずは私のところで能力を完全制御すること」
そこはどうにか理解できた
「次に、姫薇っていう子はしっかりあちらで守るそうよ」
よかった、これで不安は残るけど安心できる
「三つ目はその箱、その中にたまが入ってて捨てずに持ち歩いてほしいそうよ」
あけてみるとたしかに玉が入ってた、大きさ的にはピンポン玉ぐらいだろうか
「四つ目にそのたまが光ったときに無縁塚に来て欲しいらしいわ」
たしか光った時に行けば姫薇と会えるんだったかな
「最後にほかにもその玉と同種の玉を持つものが居るそうよ」
そんなこと書かれてたかな…
「書かれてないわよ。昨日、紫から直接聴いたのよ」
「そうだったんですか、それで玉を持ってる人が居たらどうしたらいいんですか?」
「それはあなた次第らしいわよ」
一番重要だと思うんだけれど…しっかり頭の中に入れておこう…
「じゃあ、菜月、これからここに住んでもらうけどお手伝いだけ頼めるかしら?」
「はい、それくらいでしたらいくらでも」
「じゃあ、今日はまず体を休めなさい、昨日の暴走で体がまだ弱っているだろうしね」
「分かりました、手伝えることがあったら言って下さい」
「ええ、じゃあゆっくり休みなさい」
永林さんはそういって何処か歩いていった…私もいた部屋に戻ろう
こうして菜月は永遠亭で修行兼助手(仮)として幻想郷で暮らすことになった
次は明日明後日で挙げる予定
でもテスト一週間前だから無理かも…
あー……テスト滅びろ…!!(切実)