戦記絶唱シンフォギアの世界で俺は・・・復讐する 作:天空翔太
響「冷静に言ってますけど、これって誘拐ですよね!!」
翼「誘拐ではありません。貴方達の今後のために同行してもらってるだけですから」
戦「まぁ、騒ぐ気持ちもわからなくはないけど。これだと同行っていうより
響「ですよね!!それにこの手錠、重いんですけど!?しかもなんか無駄にハイテクっぽい!!」
翼「……危険因子かどうかの確認は、二課として当然のことです。それに貴方達がノイズと戦える以上、行動には責任が伴います」
戦「危険因子って……俺は、愛と平和を守る正義のヒーローだよ?」
翼「それを証明するのは、これからの行動次第です。……信頼は結果により築かれるのだから」
響「(………話が通じるようで通じてない!?)」
戦「はあ…それなら信頼してもらえるよう頑張りますか!」
筋「なあ、戦兎。俺の出番はまだか?」
戦「このバカ!まだ出てないんだからここに出てくるんじゃないよ!!」
筋「俺は、バカじゃねえ!筋肉をつけろ、筋肉を!!」
?「戦兎の言う通りだ!ほらさっさと戻ってこいこの筋肉バカ!!」
戦「あんたも戻りなさいよ!まだ肩直してる途中でしょうが!!」
?「このままだとお前に主人公の座を乗っ取られそうだから仕方なく出てきたんだよ!!」
翼「それでは、どうなる第3話」
戦&?「「また、セリフ取られた!!!」」
作「すいません。書いてたらタイトルが気になってしまったので、変更しました。
科学と刃の誤差点にて、は次のタイトルにします」
戦&?「「そうなるぐらいなら始めっからそうしとけよ!!」」
作「返す言葉もございません」
「あの、戦兎さんでしたよね……これって、どこに連れていかれてるんでしょうか……?」
わたしは重い手錠が手首に食い込むたびに、不安気に同じ質問を繰り返していた。
先ほど名前を教えてくれた青年――桐生戦兎は、困ったように笑いながら肩をすくめる。
「さっきから言ってるけど、俺だって初めての場所だよ。まあ、予想としては、地下に作られた秘密の研究施設とかじゃない?……もしそうだったら、危険な人体実験とかやってそうだな」
「その言い方、妙にリアルなんですけど!?まるで1回体験したことあるみたい!!」
「…まあ、実際に経験したことあるけどな」
「ええっ!?いったい何があったら、そんなことになるんですか!?」
そんな会話をしていると、目的地に着いたのか、車が止まって、扉が開かれた。
驚いたことに、そこはわたしが通っているリディアン音楽院だった。
「ちょっと待ってください!!なんで楽院に連れて来られてるんですか?わたし、てっきり秘密の施設とか牢屋とかに連れていかれるんだと思って……」
だけど、わたしの質問に答えてくれる人はいなかった。
そのままわたし達は、手錠を掛けられたまま廊下を歩いていく。
そんな中、隣の戦兎さんは周りを見渡しながら、やや楽しげに話しかけてくる。
「お、秘密の施設って要素は合ってるんじゃない?どうやらこの学校の地下が、特異災害対策機動部二課の基地らしい」
「いやいや、なんで学校にそんなの隠すんですか!?おかしくないですか!?」
「さあ、そこまでは俺にもわからないよ。けど、実験をするには最高の環境だな!!」
「……戦兎さんって本当に何者なんですか?さっきはノイズを倒してたし、それにわたしや翼さんが纏っていたギア?みたいなのを使ってるし……」
気づけば、わたし達は普段先生達がいる中央棟に案内され、エレベーターに乗せられた。
わたし達に手錠をかけた男の人が、エレベーター内の装置に端末を掲げると、扉が閉じると同時に隔壁のようなもので閉じられ、床からは取っ手のようなものがせり上がってきた。
「さあ、危ないからこちらに掴まってください」
「…あぶないって?」
不思議に思いながらも、わたしは言われた通りに取っ手のようなものをつかむ。
だけど戦兎さんは違った。目を輝かせながら床からせり出した取っ手を見つめ、まるで理科の実験に夢中になる少年のようだった。
「なるほど……あの端末が、
「危ないので掴まってください」
「あ、はい。スイマセン……」
再度、男の人に強めに促されると、謝りながらその取っ手につかまる戦兎さん。
でも、なんでこのような取っ手に掴まる必要があるんだろう?
なんて思っていると、エレベーターが、
「ぎゃぁぁあああぁあぁぁああぁぁぁあ!?」
「うそだろぉぉぁぁああぁああぁああぁぁああ!?」
凄まじい速度で降下するエレベーターで、わたしと戦兎さんは悲鳴をあげていた。
「び、びびったぁ……それにしてもこの加速度、いったい何を仕込んでるんだよ!?」
少しすると、慣れてきたのか戦兎さんが横で訳のわからない言葉をブツブツとつぶやき始めた。
そんな戦兎さんについていけず、わたしは、苦笑しながら翼さんの方に視線を向ける。だけど…
「愛想は無用よ……」
と冷たく返されてしまった。
「これから向かう所に、微笑みなど必要ないのだから……」
翼さんがそう言った瞬間、エレベーターが止まった。そして扉が開くとその先には――――
「ようこそ!人類最後の砦、特異災害対策機動部二課へ!!」
…そこは翼さんが言っていた場所とは、正反対の場所だった。
エレベーターの扉が開いた瞬間、俺は思わず口元をほころばせた。
「ようこそ!人類最後の砦、特異災害対策機動部二課へ!!!」
大量のクラッカーの音が鳴り響くと、シルクハットを被った肩幅バグってんのかってレベルのゴリマッチョ男が、そう言い、その周囲をここの職員と思われる人たちが拍手で俺達を出迎えていた。
後ろには、『熱烈歓迎!立花 響さま☆ 仮面ライダービルド様!!』と書かれた横断幕があった。
その様子を見て、青髪の少女は頭を抱え、側にいた優男は苦笑していた。
「は、はは……最っ高だ!!」
俺はその歓迎を受けて、気分が高揚して声をあげていた。
すると、俺と一緒に連れてこられた
「さあ、笑って笑って。お近づきの印にツーショット写真でもどう?」
「い、嫌ですよ!手錠をしたままの写真なんてきっと悲しい思い出として残っちゃいます。それにどうして初めて会う皆さんが、わたしの名前を知ってるんですか?」
「それは、我々二課の前身が大戦時に設立された特務機関なのでね。調査などお手の物なのさ!」
ゴリマッチョ男が、どこからか取り出したステッキで簡単な手品をしながら得意げに言う。そしてさっき響に近づいてた女性が、かばんを持ってきた。
「ああー!わたしのかばん!!何が調査はお手の物ですか?勝手に、人のかばんの中身調べたりして!?」
そんな響達のやりとりを見て、青髪の少女はあきれながら隣にいる優男に何かを頼んだ。
すると優男は、俺たちの手錠を外し始めた。
「あ、ありがとうございます」
「助かった~~これ以外と重いから結構きつかったんだよな」
「では、改めて自己紹介だ。俺は風鳴弦十郎。ここの責任者をしているものだ」
「そして、私は出来る女と評判の櫻井了子よ。よろしくね」
俺たちが、手錠を外してもらった所で、自己紹介を始める
「立花響です。……こちらこそよろしくお願いします」
「
響が、戸惑いながらも礼儀正しく名乗り返す中、俺は軽快に名乗り上げる。
「君たちをここへ呼んだのは他でもない。協力を要請したい事があるからだ」
「あの、協力っていったい何を……」
「…ノイズの事だろ?もちろん協力させてくれ」
俺が意図を察して返答すると、さっきの出来事を思い出したのか、響は弦十郎達に尋ねていた。
「教えてください。
「俺も気になってんだよ。響が身に纏ってたギア?だったか。あれ、ただの武装じゃないだろ?」
「そのことについては、後日説明しよう。我々も君が変身した、『仮面ライダービルド』という姿と力について詳しく知りたいからな」
まあ、彼らにとっては未知の力だからな。知りたいと思うのは当然だろう。だがライダーシステムは、地球外生命体エボルトを倒すために、
だから俺は―――
「……わかった。俺だけがそっちの技術を知ったら不公平だもんな。それなら、俺が持ってる仮面ライダーの情報を対価に等価交換するってことでいいか?」
「…いいだろう」
「よし、交渉成立だな」
交渉自体は、意外なほどすんなり決着した。けれど、これはただの情報交換じゃない。
俺は弦十郎たちが、どんな人物かくらい、もう見当がついていた。
きっと、交渉なんか持ち出さなくても、あの人たちは快く教えてくれるだろう。
それくらい、人が良いのはさっきの出来事で分かってる。
でも、俺にはライダーシステムを簡単に渡すわけにはいかない理由がある。
ライダーシステムは、希望のために犠牲を払いながら、血と覚悟で積み上げてきたものだ。
この力は、ただの知識じゃない。俺が、仲間たちと共に掴もうとした、未来そのものなんだ。
だから俺は、ただの情報交換ではなく『交渉』という形を選んだ。信念を試される契約として。
守ろうとした過去も、積み重ねた覚悟も――そのすべてを対価として差し出すことで、ただの技術じゃなく信念を渡すために。
そう思えたのは、彼らの技術もまた、父さんと同じように『
そして交渉が成立した後、了子がひとつ息をついた。
「堅苦しい話も終わったことだし、私からあなた達に、二つばかりおねがいしてもいいかしら」
「…変なことじゃなければ、問題ないぞ」
「わかってるわよ。最初の一つは、今日のことは誰にも内緒ってこと。もう一つは・・・」
了子がそう言いながら、響の腰に手をまわし、俺の肩を掴むと、顔を近づけ耳元でこう囁いた。
「とりあえず、脱いでもらいましょうか」
「……だから、なんでぇぇぇぇ!?」
それを聞いた響は軽く泣きながら叫び、俺は肩をすくめてぼそっとつぶやいた。
「冗談……だよな?まあ状況的に、俺たちの身体検査か何かだと思うけど・・・」
「ふふ、もちろん冗談よ冗談。あなた達の身体を少し調べるだけだから、安心して頂戴」
それを聞いて、響は顔を両手で覆いながら小さく叫ぶ。
「お願いですから、最初からそう言ってくださいよ〜〜!!」
その光景を見て俺は苦笑すると、近くの職員が持ってきた検査服を受け取る。
「さ、検査室はこっちよ。優しくしてあげるから、ついてきてね」
笑いながら言ってくる了子を見て、俺たちは無言で顔を見合わせると、なんとも言えない空気のなか、検査室へ向かった。
そしてひと通りの検査が終了すると、夜も更けてきたので、俺たちは一旦解散することになった。
検査結果と響が身に纏っていた
次回予告の時間です!
真「え~響と自称天才物理学者の桐生戦兎は、無事に弦十郎達に歓迎されたのであった」
戦「おいおい、もっと張り切ってやってくれ。予告だぞ?主人公のやる気を見せなさいよ」
真「いったい誰のせいでこうなったと思ってるんだ。あの筋肉バカ止めるの大変だったんだぞ。しかも作者の奴、『ヤバい、キャラが濃くて書くの難しすぎる』って泣きついてくるから、疲労感がすごいんだよ」
戦「それは…お疲れ様です。バナナでも食うか?(真司にバナナを手渡す)」
真「助かる。あの後から何も食べてなかったからな(バナナをむいて食べ始める)」
戦「(まるで猿みたいだな)それで、作者はどのへんが難しいって言ってたんだ?」
真「ああ、それはな……やべ、バナナ食ってるから喋れねえ!(バナナを咥えたままそっとフェードアウトしていく)」
戦「おい、逃げんなって…!!」(真司が消えると響が通路の角から姿を現す)
響「戦兎さん!やっと見つけました。ここ、広すぎですよ!!…さっき誰かそこにいました?」
戦「い、いや、誰もいなかったぞ。俺がここでバナナ食ってただけだ(真司のやつ、面倒だからって押し付けやがった!!)」
響「そうですか……なんだか懐かしい気配がしたんですけど、気のせいだったみたいです」
戦「懐かしいって……それ、俺が熟したバナナ持ってたからじゃ?」
響「わたしはバナナに情緒は感じません!それより、次回予告はもう済ませました?」
戦「……えーと、まだです」
響「ダメじゃないですか!?」
戦「今からやれば問題ない!!次回、『科学と刃の誤差点にて』、なぜ翼が俺をあんな目でにらむのか、その理由が明かされる……はずだ。絶対読んでくれよな!」
響「いくら何でも雑すぎですよ!!未来の自分に任せるスタイルはやめてください!!!」
作「変更が多くて申し訳ないです。これからも頑張って投稿するので、よろしくお願いします」